NGT48運営、3時間に及んだ会見 山口真帆ツイートとの食い違い、メンバーの関与に質問が集中
2019.03.22 17:39
AKSは22日、新潟県内にてNGT48メンバー・山口真帆に対する暴行被疑事件に関する第三者委員会による調査報告書を受けて記者会見を実施。会見にはAKS運営責任者兼取締役・松村匠氏、NGT48劇場支配人・早川麻依子氏、同副支配人の岡田剛氏が出席し、約3時間にわたって記者からの厳しい追及に応じた。
AKSが調査報告書内容を受け会見
冒頭、松村氏は改めて今回の騒動について謝罪。管理体制やセキュリティが不十分であったため、山口をはじめメンバーやその父兄の心に深い傷を負わせてしまったと詫び、今後の対策としてセキュリティの強化、話し合いによるメンバーのケア、再発防止に向けた新たな組織体制作りなどを掲げた。メンバーの事件への関与、山口との意見の食い違いについて質問が集中
会見では調査報告書において複数のメンバーがファンとの私的領域での接触(いわゆる「つながり」)があったことが認められたが、メンバー・スタッフへの処遇は不問とし、今回メンバーの事件への直接的な関与はなかったとしている点や、会見中に山口本人が調査報告書の内容及び会見と食い違った内容のツイートを続けている点に質問が集中。松村氏は事件に関与しているかどうかの「証拠がない」とし、劇場公演での謝罪を強要されたという山口のツイート内容についても「事実ではない」と否定した。会見中、松村氏は「しっかりコミュニケーションを取っていきたい」「話し合いをしていく」といった言葉を繰り返し使用したが、記者からは「話し合いでどうにかなるとは思えない」「話し合いで解決する事件ではない」といった厳しい言葉も飛んでいた。
AKS松村氏、答えに窮する場面も
松村氏が回答に窮し、沈黙する場面もあった。山口がリアルタイムでツイートしていた「報告書に記載もないのに繋がりには挨拶も含まれるというのは勝手な解釈です。他のファンには公表できないような、特定のファンとの私的交流を繋がりと言うのはメンバーのみならずファンの皆さんも認識していると思います。証拠がないと仰っていますが、犯人グループとの交際を認めたメンバーもいます」という投稿を受け、質問された松村氏は「ちょっと待って下さい」と手元の資料を見ながら数分にわたって沈黙。その後、会見中、繰り返し発言していた“挨拶も私的領域での接触(つながり)に含まれる”という自身の見解について訂正した。(modelpress編集部)
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