「3年A組」さくら(永野芽郁)、ラスト1分の衝撃告白 「やっぱり」の声も…視聴者の憶測広がる
2019.03.03 23:46
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俳優の菅田将暉が主演を務める日本テレビ系日曜ドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(毎週日曜よる10時30分~)の第9話が3日、放送された。<※以下ネタバレあり>
菅田将暉主演「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」
同作は、謎と事件が連鎖的に絡み合う、衝撃的学園ミステリー。菅田演じる物語の主人公は、2年前に赴任してきた目立たぬ美術教師・柊一颯。卒業まで残り10日、生徒たちの高校生活は平穏に幕を閉じるはずだった。しかし、「教師=生徒」の関係は一言で「犯人=人質」へ変貌を遂げる。菅田のほか、永野芽郁、片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、川栄李奈、古川毅(SUPER★DRAGON)、今田美桜、大原優乃、横田真悠、神尾楓珠ら今をときめく、映像界を牽引していく若きスターたちが出演する。
さくら(永野芽郁)「私が澪奈を殺したの」
3月9日。柊は、郡司(椎名桔平)を人質にとった後、意識を失ってしまう。SNSでは武智(田辺誠一)が澪奈(上白石萌歌)を殺した犯人とされて炎上が続き、マスコミは武智を追いかける。そんな中、ある人物が柊が作ったフェイク動画をSNSに投稿する。武智糾弾の流れはその動画により柊真犯人説に形を変え、一斉に矛先を変えていく。その状況を見つめていた生徒たちが狼狽する中、目を覚ました柊が教室に現れる。そして、柊は3年A組に向かって、「全ての真実を話す授業」を始める。
終盤、澪奈の親友で、ストーリーのヒロインである茅野さくら(永野)の「先生がこれ以上悪者扱いされるのは納得できません!」という叫びを振り払い、人質とともに屋上へ向かい、警察の前へ現れた柊。
それをテレビ画面越しに教室で見守る生徒たちの元へ戻ったさくらは、「皆に話があるの、殺したの、私が澪奈を殺したの」と衝撃の告白をし涙。同時に柊が何者かに銃で撃たれ、倒れた。
残すところ、実際に3月10日のことを描く10日放送の最終話のみ。第9話のラスト1分の衝撃展開には「頭真っ白になった」「えええ!?あと1話なのにどういうこと」「なんで!?」「気になり過ぎて1週間待てない」といった声が視聴者からネット上で殺到中。
真相は定かではないがさくら黒幕説はネット上で上がっていたため、「やっぱりなー」「裏ボスか…」というコメントもあった。
柊(菅田将暉)の独白で“無音”演出も…深まる謎
さくらの最後のセリフはそのまま鵜呑みにできない理由も存在。ここで、第9話で明らかになった謎と明らかになっていない謎を振り返る。実は動画をアップしたのは計画の協力者・相楽孝彦(矢島健一)で、自身が最終的に“全国民の敵”になることも柊の計画だった。
「全ての真実を話す授業」で柊は澪奈が亡くなった日に自身の余命を宣告されたこと、残された命で何をできるか自問自答した末に今回の計画に至ったと説明。そして目的は3つあるとし、1つは武智に自分が犯した過ちを気づかせるため、1つは生徒たちの言葉や行動の“ナイフ”で人を傷つける恐ろしさ、決断する前に踏みとどまって考える大切さを生徒たちに知ってもらうため、と告白。「この10日間で見違えるくらい変わってくれた、それがなにより嬉しかった。俺を教師にしてくれてありがとう」と生徒たちに頭を下げ、翌日の昼に開放することを約束すると、生徒たちの目には次々と涙が溢れた。
柊が「景山を殺した本当の犯人は…」と語った部分と、立てこもった最大の理由だという2つ目の目的は無音のモノクロシーンとなり、柊が独白し続けるという演出で核心は伏せられたため、視聴者にとってはさらに謎が残ったが、「俺が最終的に全国民の敵になる必要がある」「そしてこれは茅野のためでもある」と柊がさくらに思いを寄せている逢沢(萩原利久)に語ったのも、ヒントのはず。
さくらは「ずっと蓋をしてきたものが真実なのか偽りなのか、先生がすべてを犠牲にして背負い込もうとするほど苦しいんです」と柊に葛藤を意味深に吐露。冒頭に描かれた数年後の柊の三回忌のシーンでは、生徒たちがさくらの到着を待っているセリフがあり、遅れてさくらも教室に現れたため「『殺した』って言っても直接的な意味ではないよな…」「黒幕だったらあんな雰囲気だとは思えない」「自殺の引き金を引いちゃったっていうこと?」「犯人じゃありませんように!!」と様々に憶測が広がっていた。(modelpress編集部)
情報:日本テレビ
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