菅田将暉、二階堂ふみとは「遊びづらくなった」時期も 関係に持論「仲良くして何が悪い」<アニバーサリーブック>
2019.02.21 19:00
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俳優の菅田将暉が俳優生活10周年を記念し、菅田将暉アニバーサリーブック『誰かと作った何かをきっかけに創ったモノを見ていた者が繕った何かはいつの日か愛するものが造った何かのようだった。』を21日に発売。同日、都内にて発売記念イベントを行い、報道陣の取材に応じた。
菅田将暉、二階堂ふみとの関係性語る
今作では、太賀、二階堂ふみ、山田孝之、小栗旬とタッグを組み、企画を構成。メンバー決定は「割と即決に近かった」といい、太賀と二階堂については「同世代でもあり、唯一一緒にものづくりを共有できる人。ほかにそういう友だちはいない」と関係性を説明。過去に熱愛報道もあった二階堂とは、友人関係であることをこれまでも公の場で発言してきた菅田。記者が「こういった企画に女性を入れるパターンも珍しいし、過去に撮られた女性というのも珍しい。攻めますよね」と改めて聞くと、「俺らからしたら噂もクソもない。友だちとして仲良くして何が悪いって話なので、本の中でもめちゃくちゃそれについて話しているし、そんなに撮りまくられた人と一緒に表出れるのはありがたいこと」と堂々とコメント。
最初に報じられた直後は「お互い当時遊びづらくなった。しゃあないなというのも分かるし、変に波風立てるのも良くないし」と気軽に会えなくなった時期もあったといい、「お互いそれぞれ仕事に集中してってのがあって、再会できた感覚」と今回の企画実現への思いも。
「男女の友情は成立するということですか?」と質問が飛ぶと、「男女の友情は成立しない派なんですよ(笑)。そこが難しいところ。とはいえ(二階堂とは)何もないし、友人なんですけど友人とはまた違う距離感。家族というか、仲間というか、クリエイターの世界で出会っているので仕事のパートナーと言うかそういう感じ」と関係性を説明していた。
菅田将暉、俳優生活10年で心境
菅田自身が付けた、個性的なタイトルは、出版元のワニブックスの俳優本史上最長となる55文字。俳優本のタイトルとしては、他に類を見ない長さとなったが、菅田は「そんな本があってもいいかなって。10年を記念した本なので、10年を一言で表すってのは無理だなと。そんな意味も込めて誰も覚えられないタイトルにしました」と説明。菅田自身覚えているか問われると「もちろんです」と即答。会見の場ではPRとして言う場合が多いが、記者に促されても菅田は頑なに「言わないです。僕が書いたので言えるに決まってるじゃないですか。“アニバーサリーブック”です」と固辞し、笑わせた。俳優生活10年となり、「家族とか地元の友だちと会うと『上京して10年なんだ』とか言われるので、そういう意味では月日は感じますし、変わらないものと、変わったものと振り返る良い機会になりました」と振り返った菅田。「色んなことをさせてもらえて、楽しかったです。…引退するみたいになってますけど(笑)。ここからも楽しくやっていきたい」と今後に向けて意気込み。
10年間「ずっとハイだった印象」と記者から言われると、「あんまり考えたことないですね。そういう風に見えているなら嬉しいです。感覚的には一歩一歩上がっている」とこれまでを思い返し、感慨深い表情。大きな出来事は「人との出会い」とし、「上京したときは東京で友人は誰もいない、そこから仕事とか人の出会いがあって、地元が嫌とかじゃなくていろんな世界があるんだなと知った」と出会いに感謝し、これから先10年については、「何しているんでしょうねえ?」と首を傾げ、「お芝居はできる限り続けたいと思いますけど、明日どうなるか分からない人間なので緊張感持ちつつちゃんと的確に作品を作っていければそれ以上はない」と冷静に話した。
さらに、結婚の話題になると「結婚したい。最近皆結婚してきて」と即答するも、「予定は全くない」とのこと。20日に篠田麻里子が結婚を発表したニュースについても「昨日ありましたねー。皆人間なわけで、それぞれの結婚ニュースを見るとそれぞれの人生を歩んでいるんだなと」としみじみとしていた。
菅田将暉アニバーサリーブック
2009年のデビュー以来、数々の作品で輝きを放ち映画賞を総なめするなど活躍を続ける菅田。今作は、自身が語るロングインタビューはもちろん、菅田のことを良く知るメンバーによる豪華企画で構成。菅田のこれまでの10年間と、これからの菅田が詰まった、スペシャル仕様となっている。今作は各パートのメイキング風景やインタビューも収録した約75分にも及ぶDVD付き。また、通常版の他、豪華特典の付いた限定版も同時発売する。(modelpress編集部)
菅田将暉 コメント
経過した10年を一言に纏めることはできず、振り返ればこのような長くくどいタイトルになってしまいました。中身も同様に、この10年で出会った人との過去や未来について語り、写し、これまたくどい内容になっております。全て読み倒し、散らばった想いを拾い集める猛者は現れるのでしょうか。ある種の挑戦状のような本が完成しました。是非ご堪能下さい。アニバーサリーブック内企画
1<撮>太賀が撮り下ろす菅田将暉 in ハワイ2<遊>二階堂ふみとアフタースクール as 高校生
3<作>仲間達と衣裳作り&シューティング
4<描>山田孝之と即興スプレーアート
5<語>小栗旬がインタビュアー at BAR 小栗
【Not Sponsored 記事】