第31回ジュノンボーイグランプリ松本大輝さん、藤田ニコルも「一番にした」魅力とは 地元・北海道へ「持って帰れることが嬉しい」
2018.11.25 18:59
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25日、雑誌「JUNON」主催の「第31回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」最終選考会が都内で開催され、グランプリが発表。“平成最後のジュノンボーイ”は、北海道札幌出身の松本大輝(まつもと・ひろき/19)さんに決まった。
“平成最後のジュノンボーイ”は北海道出身・松本大輝さん
これまで武田真治、袴田吉彦、柏原崇、伊藤英明、小池徹平、平岡祐太、溝端淳平、三浦翔平、菅田将暉など男性スターを多数輩出している同コンテスト。受賞発表時には、名前を呼ばれ、驚いた様子でしゃがみこんだ松本さんは、言葉を詰まらせて涙。審査員長である栃丸秀俊「JUNON」編集長からは「地方予選のときに審査会場に入った瞬間から彼のルックスに惹かれたんですけど、選考進んでいくうちにこの子はやる気があるんだろうかと思ったときもあった。でも、クールな中に熱い気持ちがあるとわかった」と講評を受けると目頭を熱くさせ、下をうつむく場面もあった。コンテスト後の囲み取材に審査員の第4回ジュノン・スーパーボーイコンテストのグランプリである袴田吉彦、藤田ニコルとともに出席した。
松本大輝さん、バスケは全国大会出場経験ありの実力者
囲み取材では心境を聞かれ、初々しく「よく分からないです。最後編集部の方に『泣いて終わる』って言われてたんですけど『泣かないべ』って思ってたんですけど、急に(涙が)出てきて」と名前を呼ばれたときの心境を回顧。中学からバスケを始め、昨年は北海道選抜として全国大会に出場。ポジションはセンターで、一次審査の自己PRでは音楽に合わせてバスケットボールを披露。ステージ上で迫力のあるダンクを決め、「簡単なレイアップとかシュート外したんですけど、一番最後に見せたい迫力のあるダンクを見せれてよかった」と安堵した表情を見せた。
藤田を相手にした“愛の告白”審査では、松本がスーツ姿で先生、藤田が生徒という禁断の恋の設定で「卒業してくれないと困るんだ。だからちゃんと卒業して俺と付き合ってくれ」と告白。藤田は「禁断な感じでドキドキしました」と胸キュンしたようで、「一番にした」と審査で票を入れたことを明かし、「顔がタイプってのもあるんですけど、バスケで失敗したときの笑顔がキラッとしていて汗拭くときにお腹がちらっと見えたのがドキドキした」と絶賛。肉体美が見えた瞬間は会場からも興奮の声があがったが、松本さんは「計算しました」と明かし、藤田は「まんまとやられました」と笑った。
現在はスポーツ系の専門学校に在学中。昨年は学校のミスターコンテストでグランプリを受賞し、応募は姉が知らないうちにしていたという。「いつのまにかお姉ちゃんが応募していて書類審査が通って…」と振り返った松本さんは最初は乗り気でなかったか聞かれると、「ちょっと。前まではコンテストとか興味がなかったというかかけ離れている存在のものかなと思っていた」と正直に打ち明けたが、姉には「お姉ちゃんのおかげで優勝できたと伝えたい」と感謝。
一番に伝えたい人は会場には来ていない親と回答し、「いっぱいホテル代とかお金を出してもらったのでまずはありがとうと伝えたい」としみじみ。賞金50万円の使いみちを聞かれると、「全然決めてなかったんですけどまずは親に渡して、あとはちょっと自分で使おうかな(笑)」と素直な回答で場を和ませた。
松本大輝さん、憧れは同郷のTEAM NACS大泉洋
将来は俳優の道に進みたいといい、憧れの俳優は、同郷のTEAM NACS大泉洋。「まだ本当に全然何も芸能界のことは分からない自分ですけど、関係者、先輩方に指導されながら頑張っていくのでこれからもよろしくおねがいします」と意気込み。ジュノンボーイといえば近年は4年連続、仮面ライダーの主演を出身が務めているなどライダー俳優を多数輩出しているが、質問を受けると「正直言うとあんまり観ない…」と明かした松本さん。「出たいんですけど…勉強します!」と語っていた。9月には北海道を震源に最大震度7の地震が発生。開催期間に起きた出来事だったため、「全然携帯とかも使えなかったので何も配信とかできなくて」と当時を思い返し、「北海道のムードが落ち込んでいるときにグランプリを持っていけたら俺の中では最高の復興というか、そんな感じに思っていて、今日持って帰れることが嬉しいです」と言葉を丁寧に選びながら故郷への思いを口にした。
グランプリと準グランプリは僅差だったというが、藤田は「他の人達の意見は何も知らないので、宝くじが当たったみたいで嬉しかった」と一押しにした松本さんのグランプリ決定に歓喜。イベント中も「よく呼んだな!」と何度も口にし、昨年のアパ不倫騒動を自虐していた袴田は、先輩として気を付けなければいけないことのアドバイスを求められ、「いっぱいあるねえ…。今日スタートして俺を反面教師にして真面目に頑張るんだよ!」とエールを送った。
「 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」
12歳~22歳(応募時点)の芸能事務所に所属していない男子を対象とし、全国から集まった16,293人の応募の中から、書類・写メ・アプリ選考、地方予選、人気投票によるベスト10が決定。そこに敗者復活者3名を合わせた計13名がファイナリストとして出場。思い思いのパフォーマンスや“愛の告白”で自身をアピールした。審査基準は「JUNON」にふさわしい“さわやかなハンサムボーイ”であることと、「容姿」「ファッションセンス」「個性」「タレント性」「将来性」の5項目。グランプリ1名と準グランプリ1名を決定し、最終選考前のファイナリスト最終投票により選ばれたフォトジェニック賞1名とともに表彰された。準グランプリは、愛知県出身の田村飛呂人(たむら・ひろと/13)さん、審査委員特別賞は川本光貴(かわもと・こうき/15)さんだった。
歴代ジュノンボーイが登場するゲストステージには、市川知宏(第21回グランプリ)、渡部秀(第21回準グランプリ)、岐洲匠(第27回明色美顔ボーイ賞)、飯島寛騎(第28回グランプリ)、押田岳(第29回グランプリ)、奥野壮(第30回フォトジェニック賞&明色美顔ボーイ賞)が出演した。(modelpress編集部)
「第31回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」
司会:カミナリ審査員:藤田ニコル、袴田吉彦(第4回グランプリ)、JUNON読者審査員50名、協賛各社審査員、各芸能事務所代表者40名
審査員長:栃丸秀俊(「JUNON」編集長)
ファイナリスト一覧
1尾形存恆(おがた・ありつね)東京都/23歳/フリーター/176cm/61kg/O型2玉川賢吾(たまがわ・けんご)東京都/20歳/フリーター/174cm/55kg/O型
3二宮来夢(にのみや・らいむ)大阪府/14歳/中2/158cm/48kg/A型
4坪根悠仁(つぼね・ゆうと)福岡県/18歳/専門1/167cm/50kg/O型
5岩崎悠雅(いわさき・ゆうが)熊本県/20歳/大3/168cm/54kg/A型
6田村飛呂人(たむら・ひろと)愛知県/13歳/中1/173cm/55kg/AB型
7井手上漠(いでがみ・ばく)島根県/15歳/高1/163cm/49kg/B型
8佐藤聡太(さとう・そうた)北海道/19歳/専門2/170cm/56kg/B型
9百瀬拓実(ももせ・たくみ)千葉県/16歳/高1/175cm/57kg/A型
10藤林泰也(ふじばやし・やすなり)京都府/19歳/フリーター/183cm/70kg/B型
11松本大輝(まつもと・ひろき)北海道/19歳/専2/182cm/68kg/O型
12野村流輝(のむら・るき)神奈川県/16歳/高1/180cm/60kg/AB型
13川本光貴(かわもと・こうき)福岡県/15歳/高1/162cm/48kg/AB型
「第31回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」結果
グランプリ:松本大輝準グランプリ:田村飛呂人
審査員特別賞:川本光貴
フォトジェニック賞:坪根悠仁
SHOWROOM賞:佐藤聡太
DDセルフプロデュース賞:井手上漠
QBナビゲーター賞:尾形存恆
明色美顔ボーイ賞:坪根悠仁 ※W受賞
mysta賞:高田誠哉(ベスト30)
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