松井玲奈の怪演が話題 豹変ぶりが「完全にホラー」で“ゲキカラ”思い出す人も<ブラックスキャンダル>
2018.11.23 01:42
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女優の山口紗弥加が主演を務めるドラマ『ブラックスキャンダル』(毎週木曜日よる11時59分/読売テレビ・日本テレビ)の第8話が22日、放送され、女優の松井玲奈演じる阿久津唯菜の豹変ぶりが話題を呼んでいる。<※ネタバレあり>
山口紗弥加「ブラックスキャンダル」で衝撃の展開
同作は昨今、世間をざわつかせている“謝罪会見”をテーマに、陰謀によって人気女優の座から地獄に突き落とされたヒロインの壮絶な復讐劇を、芸能界に生きる人々の人間模様と衝撃的な展開の連続で描き出すオリジナルストーリー。偽りのスキャンダルによって芸能界を追われた人気女優・藤崎紗羅(松本まりか)は、5年後、整形して「矢神亜梨沙」(山口)という別人に成りすまし、自分が所属していた芸能事務所「フローライト」にマネージャーとして潜入、自分を陥れた人間たちに復讐を誓う。着々と復讐を遂げ、ついに社長の勅使河原友和(片岡鶴太郎)まで追い詰めた亜梨沙。新たに社長となったかつての恋人の純矢にも真実を明かし、やり直す希望を抱いたところ、前回第7話のラストに、唯菜と純矢の婚約のニュースが舞い込み、衝撃を受けるというシーンで終わった。
唯菜はかつて紗羅の後輩だった現在の事務所のトップ女優。紗羅のスキャンダルがねつ造されたものだったことを紗羅に伝えた張本人で、復讐に燃える亜梨沙(紗羅)を心配しつつも協力をする唯一の理解者だったため、一番の味方の最大の裏切り発覚に、視聴者には衝撃が広がっていた。
松井玲奈、山口紗弥加と激しい演技合戦
第8話は冒頭から亜梨沙と唯菜の激しいバトルが繰り広げられる怒涛の展開に。唯菜は6年前から密かに純矢に思いを寄せていたこと、紗羅のスキャンダル後、失意の純矢を支え交際するようになったこと、紗羅のスキャンダルがねつ造だと知り、2人がよりを戻すことを心配し、紗羅に会いに行き、紗羅が死んだと純矢に嘘を付いたことを告白。亜梨沙の復讐を協力するふりをしながら、純矢との結婚の障害となる人物を排除させていったことを明かし、「本当にありがとう!あなたは私たちの恋のキューピッド!」と笑った。そして、亜梨沙の純矢への思いを再燃させるように応援したのも、互いに惹かれ合っていく亜梨沙と純矢に「ムカついてムカついて気が狂いそうだった」からと言い、掴みかかった亜梨沙の顔を見て「その顔が見たかったの!」と高笑い。すると一転、「ごめんなさいごめんなさい!今の私には純矢しかいないんです!」と号泣しながら土下座し、哀れんだ亜梨沙が頭を撫でた瞬間に「はい、カット。これにて藤崎紗羅さん、オールアップでーす!お疲れ様でした~!」と笑い飛ばした。
さらに、亜梨沙が純矢を忘れるために、最後に一夜を過ごしたことを知ると激高。嘘をついて亜梨沙をコンテナ倉庫に呼び出し、包丁を持って「この淫乱!」と亜梨沙に襲いかかるなど、暴走。「クソババア!」と罵りながらビンタしあったり、髪を引っ張りながら掴み合いをしたりと2人の戦いは熾烈なものとなり、唯菜に刺されそうになって亜梨沙が突き飛ばした瞬間、唯菜が頭から車に轢かれてしまう。
大怪我を負い、今後の女優生命も危ぶまれた唯菜を純矢は支えることを決意。亜梨沙もそれを承諾するが、最後は会見場に、病院にいるはずの唯菜が包帯だらけの姿で現れ、自分に怪我を負わせたのは亜梨沙と主張。車椅子から転げ落ちながらも「あの女は…5年前、ゲス不倫で芸能界を追われた女優の藤崎紗羅です!」と大声で暴露するというシーンで終わった。
松井玲奈の怪演に“ゲキカラ”思い出す人多数
これまでのキャラクターからは豹変し、完全に心が壊れ暴走する怪演を見せた松井に視聴者からは「怪演とはこのことだ」「松井玲奈さんえげつない」「狂気の沙汰」「壊れ具合が最高」「完全にホラー!」と驚きの声が殺到。
特に、高笑いをしながら亜梨沙を罵る場面は、SKE48在籍中に出演したドラマ『マジすか学園』(テレビ東京、2010年)で演じたエキセントリックな“ゲキカラ”を彷彿とさせるものだった。“ゲキカラ”といえば、松井の演技力を知らしめたハマり役で、「ゲキカラじゃん!」「再降臨キター」「完全に思い出す」「ゲキカラのときも思ったけど狂った演技が本当にうまい」「サイコパスな役やらせたらピカイチ」といったコメントも多かった。(modelpress編集部)
情報:読売テレビ・日本テレビ
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