綾瀬はるか、上白石萌歌/「義母と娘のブルース」最終話より(C)TBS

「義母と娘のブルース」最終回の結末は?亜希子(綾瀬はるか)、みゆき(上白石萌歌)を育てた理由告白で「号泣」の声殺到

2018.09.18 23:35

女優の綾瀬はるかが主演を務めるTBS系火曜ドラマ『義母と娘のブルース』(毎週火曜よる10時~)の最終話が18日、放送された。<※以下、ネタバレあり>

  

ドラマ「義母と娘のブルース」

綾瀬はるか/「義母と娘のブルース」最終話より(C)TBS
同作は、桜沢鈴氏による同名4コマ漫画が原作。キャリアウーマンの主人公・岩木亜希子(綾瀬はるか)が、娘を持つ男性・宮本良一(竹野内豊)からプロポーズをされ結婚し、母親になろうと畑違いの家事や育児に奔走、家族と過ごす日々を描いた10年間のハートフルストーリーとなっている。

ほか佐藤健上白石萌歌、麻生祐未ら実力派俳優陣たちが出演する。


最終話あらすじ


上白石萌歌、綾瀬はるか/「義母と娘のブルース」最終話より(C)TBS
ベーカリー麦田の店主・麦田(佐藤健)からのプロポーズを亜希子(綾瀬はるか)は、亡き夫・良一(竹野内豊)のことが忘れられないという理由で断る。そんななか、良一のかつての上司・笠原(浅野和之)から勢いのある企業への引き抜き話を受けた亜希子。興味を示したが勤務地が大阪になると聞き、みゆきのことを考え断る。

上白石萌歌/「義母と娘のブルース」最終話より(C)TBS
しかし、亜希子はその直後に過労で倒れてしまい入院することに。引き抜き話を偶然聞いてしまったみゆきは、亜希子を大阪に行かせるために第一志望の大学に合格したのにも関わらず、亜希子に落ちたと嘘をつき、残りの大学をわざと全落ち。麦田に就職し、一人暮らしすることを提案。実の両親を早くに亡くした経験から亜希子に時間を大切にしてほしいと訴え、「これ以上私のためだけに時間使わないで」と本音をぶつける。

これを聞いた亜希子は「育てた理由は単なる私のエゴイズムです」と初めてみゆきを育てた理由を明かし始める。小学校3年生のときに両親を事故で亡くし、祖母に引き取られたが、中学生のときに祖母も亡くなり、施設で育ったといい、自立するためにがむしゃらに勉強。高卒で一流企業に入り、お茶くみから始め、その能力を認められて出世街道まっしぐら。仕事のことしか考えない人間となり、心にぽっかり穴が開いていることに気づいた時に出会ったのが良一だったといい、亜希子はみゆきを自分と重ね、「この子を安心させてやりたいと。思い切りわがままを言わせてあげたい…私が欲しかったものを全部この子にあげたい」と思うようになったのだという。

「要するにあなたを育てると口では言いながら、私はその実満たされなかった自分を憐れみ育て直していたんです。あなたは私に利用されただけ」と言い放った亜希子に、みゆきは「そういうの世間じゃ愛っていうんだよ」と答え、「やりたいことやってよ、お母さん。お母さんが『すごいね』って言われたらきっと私自分が『すごいね』って言われた気分になると思うんだよね」と涙。血を超えた親子の絆をしっかりと確かめあった2人は強く抱きしめあった。

綾瀬はるか/「義母と娘のブルース」最終話より(C)TBS
そして、亜希子は大阪に転職。みゆきは麦田でバイトをすることに。ラストは、同じ公園で、みゆきが亜希子のものを手書きで自分の名前に書き換えた名刺を「私このようなものでございます」と亜希子に差し出し、初回のみゆきと亜希子の出会いのシーンをリフレイン。離れ離れになっても親子の関係は変わらないという描写で終わった。

この感動的なラストに視聴者からは「亜希子さんの人生壮絶!」「みゆきちゃんの返し最高かよ」「めっちゃ感動」「全力で号泣」「いい話だった…」「最後まで泣かされた」「あちこちに愛が溢れてる」と感動の声が殺到。

綾瀬始め、実力派キャストの演技と、コミカルでありながら愛情が詰まったストーリーがじわじわと支持を集め、右肩上がりの視聴率を記録している同作。「今年一番の良ドラマ!」「終わってしまった」「完全にロス」「楽しみが減った」「心が浄化されるようなドラマでした」と終わりを惜しむ人も続出していた。(modelpress編集部)

情報:TBS

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