鈴木保奈美、織田裕二と「東京ラブストーリー」以来27年ぶり共演 月9で再会
2018.08.20 05:00
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織田裕二が10年ぶりに月9主演を務め、Hey! Say! JUMPの中島裕翔と共演する2018年10月期の月9ドラマ『SUITS/スーツ』に、女優の鈴木保奈美が出演することが分かった。
鈴木保奈美、24年ぶり月9出演
原作である全米メガヒットドラマ『SUITS』は、ニューヨークの大手弁護士事務所を舞台に、敏腕弁護士・ハーヴィー・スペクター(ガブリエル・マクト)と 、彼の才能あふれるチームの面々がさまざまな訴訟に挑む弁護士ドラマ。現在シーズン8が放送中の同シリーズは2011年6月に全米で放送が開始され、初回視聴者数460万人超を記録。『SUITS/スーツ』は、『SUITS』のシーズン1を原作としており、ハーヴィー・スペクターと彼の若きアソシエイトのマイク・ロスの出会いから、二人が手強いチームとなり、さまざまな訴訟を解決するまでの活躍ぶりを追う。主人公で敏腕弁護士の甲斐正午(かい・しょうご)を織田が、甲斐とバディを組む天才フリーターの鈴木大貴(すずき・だいき)を中島が演じるが、新たに鈴木が出演することが決定。鈴木が「月9ドラマ」に出演するのは、『この世の果て』(1994年1月クール)以来24年ぶり、織田と共演するのは『東京ラブストーリー』(1991年1月クール)以来27年ぶり。なお、中島とは初共演となる。
“赤名リカ“から“幸村チカ”へ
鈴木演じる幸村チカ(ゆきむら・ちか)は、日本の四大弁護士事務所の一つ「幸村・上杉法律事務所」の所長(代表弁護士)で、織田演じる甲斐や中島演じる大貴の上司。チカは、若い頃から自分の将来像を明確に持ち、成り上がってきた女性。自腹を切って甲斐をハーバード大学に留学させ、優秀な弁護士に育て上げた経緯があり、甲斐にとっては唯一頭が上がらない人物。また、チカは自分が作った事務所をまるで家族のように愛しており、そのため事務所の秩序を壊そうとする者に対しては容赦ない処置に出る強さも持っている。そんなチカを、弁護士役初挑戦となる鈴木がどのように作り上げていくのか。そして、織田と恋人役を演じた『東京ラブストーリー』から27年を経て、今回は同じ職場の上司と部下という関係性で、織田と再共演することにも大きな注目が集まる。
鈴木保奈美、織田裕二との再共演は「とても楽しみ」
鈴木は、織田との27年ぶりの共演を前に、 「“東京ラブストーリー”の頃は、駆け出しの俳優で、本当に自分のことで精一杯で、相手役の織田裕二さんをはじめ、共演者の皆さんをちゃんと見ることができませんでした。織田さんのその後のご活躍を拝見していて、27年ぶりの共演をとても楽しみにしています。織田さんがどんな感じで今回のドラマに臨まれるかに興味がありますし、自分も織田さんに対してどういうアプローチができるのか、ワクワクしています」とコメント。中島の印象については「私自身、本当に“テレビっ子”なので(笑)、中島さんがご出演されているドラマや歌番組をよく拝見しています。中島さんは、少年っぽい、愛らしさがありながら、お芝居では大人の色気がある方という印象で、バディを組まれる織田さんともぴったりだと思います」と語り、共演を楽しみに。
後藤博幸プロデューサーは、「日本最大手の法律事務所所長として、非情なまでの強さと唯一無二の華を併せ持つクールなキャラクター、チカ。織田さん演じる敏腕弁護士・甲斐も頭が上がらない絶対的オーラを表現していただけるのは、鈴木保奈美さんしかいないと確信しお願いしました」とオファーの経緯を明かした。
織田裕二&中島裕翔の凸凹バディ
練りに練られた緻密な脚本、スピーディーかつユーモラスなセリフの応酬、魅力的で力強いキャラクター陣といった原作『SUITS』の特徴を余すところなく取り入れた上に、織田・中島という、それぞれの世代を代表する俳優をキャスティングすることで、それらをさらに昇華。“敏腕ながら傲慢なエリート弁護士”、“その日暮らしの天才フリーター”という、相いれることのない凸凹な2人がバディを組み、数々の難解な訴訟をあらゆる手段で解決していく、痛快エンターテインメント弁護士ドラマになる。(modelpress編集部)
『SUITS/スーツ』あらすじ
都内の大手弁護士事務所「幸村・上杉法律事務所」に所属する、ハーバード大学卒の敏腕弁護士・甲斐正午(織田裕二)。彼は、事務所内でもトップクラスの稼ぎ頭だが、その傲慢(ごうまん)な性格が災いして、人にやっかまれることもしばしば。もっとも当人は、そんな外野の声は気にも留めず、難解な訴訟を次々に解決していた。ある日、甲斐は、上司から昇進の条件として、アソシエイト(パートナーとして働く若年の弁護士)を雇うことを提示され、秘書と共に新人採用の面接会を開くことに。そこに偶然やってきたのが、明晰(めいせき)な頭脳と、一度見たものは決して忘れないという驚異的な記憶力を持ちながらも、悪友の影響でその日暮らしの生活を送り、さまざまな業種の替え玉受験で生活費を稼いでいた鈴木大貴(中島裕翔)だった。
当初は、悪事に手を染めていた人間は採用しないと言っていた甲斐だったが、大貴の驚異的な記憶力と頭脳を評価し、自らのアソシエイトとして採用することを決意。弁護士資格を持たない彼の経歴を詐称することを提案し、自らの部下とする。こうして秘密を共有した二人は、常に対立しながらも、数々の厄介な訴訟を解決していくことに―。
原作『SUITS』とは
舞台は、ニューヨークの大手法律事務所。敏腕弁護士ハーヴィー・スペクター(ガブリエル・マクト)と、天才青年マイク・ロス(パトリック・J・アダムス)がバディを組み、さまざまな訴訟に挑む弁護士ドラマ。2011年にアメリカ「NBCユニバーサル」の「USAネットワーク」で放送され、初回視聴者数が460万人超を記録した全米大ヒットドラマ。企画・製作総指揮・脚本は、エミー賞を何度も獲得した名作コメディードラマ『Hey!レイモンド』を長年プロダクション・スタッフとして支えたクリエイター、アーロン・コーシュ。同じく製作総指揮として、ダグ・リーマン(映画「ボーン・アイデンティティー」シリーズ、スパイ・アクションドラマ『コバート・アフェア』)、デヴィッド・バーティス(映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」)、ジーン・クライン(『コバート・アフェア』)が参加。現在シーズン8が放送中。今年4月にシーズン7の放送が終了し、パトリック・J・アダムス演じるマイク・ロスと、今年5月にイギリス王室のヘンリー王子と結婚したメーガン・マークル演じるパラリーガルのレイチェル・ゼインに別れを告げた。
鈴木保奈美コメント
・原作ドラマ『SUITS/スーツ』の印象は?「ウワサにはずっと聞いていましたが、見過ごしていました。今回、オファーを頂いて見始めたのですが、一気に引き込まれました」
・『この世の果て』(1994年1月クール)以来、24年ぶりの「月9ドラマ」出演となります。
「“24年ぶり”という数字を聞くと、“わぁ~(驚)”で終わりなんですけど(笑)、私個人にとっては24年という長いブランクがありながらも、お声がけ頂けるということに感謝しかありません。と同時に、“お前、24年、何をやっていたんだ!”と言われないように(笑)、24年前とは違う“鈴木保奈美”をお見せしなければならないと思います。24年たって、自分が俳優として成長できたとは1ミリも思わないですけど、“24年分、生きてきた”ということが、お芝居の中で何かしら反映されるとは思います。撮影を前にして、やらなくちゃという思いと、どう出せるかなという楽しみがあります。“月9ドラマ”は、俳優としてのキャリアの初期に出演させて頂いて、そこで大変大きな作品に恵まれましたので、本当に感謝しています。今、振り返ると、自分が海のものとも山のものとも分からない時期に、ものすごい巡り会いを頂いたんだなと改めて思いますし、“月9ドラマ”は大事な宝物のような存在です」
・主人公・甲斐正午を演じる織田裕二さんとは、『東京ラブストーリー』(1991年1月クール)以来、27年ぶりの共演となります。
「“東京ラブストーリー”の頃は、駆け出しの俳優で、本当に自分のことで精一杯で、相手役の織田裕二さんをはじめ、共演者の皆さんをちゃんと見ることができませんでした。織田さんのその後のご活躍を拝見していて、27年ぶりの共演をとても楽しみにしています。織田さんがどんな感じで今回のドラマに臨まれるかに興味がありますし、自分も織田さんに対してどういうアプローチができるのか、ワクワクしています」
・鈴木大貴を演じる中島裕翔さんとは初共演となります。
「私自身、本当に“テレビっ子”なので(笑)、中島さんがご出演されているドラマや歌番組をよく拝見しています。中島さんは、少年っぽい、愛らしさがありながら、お芝居では大人の色気がある方という印象で、バディを組まれる織田さんともぴったりだと思います。共演が楽しみです」
・弁護士役は、初となります。
「“SUITS/スーツ”で扱う訴訟は、企業案件が多く、人の生死に関わらないので、少し肩の荷が下りました(笑)。やはり、殺人事件や冤罪(えんざい)を扱うとつらいことが多いので。今回のドラマは原作のドラマを見ていても、良い意味でゲーム感覚のように思います。ものすごくインテリジェンスの高い者同士が、法律を使ってゲームをしているような面白さがこのドラマの魅力ではないかと思うので、堅くて真面目な弁護士というよりは、少し力の抜けた遊び心を感じさせられるようなイメージで演じられれば良いなと考えています」
・演じられる「幸村チカ」を、どのように捉えていますか?
「百戦錬磨で男勝りだけれど、女の武器を使える場面では、そのことをいとわないくらい、度量のある女性にしていければと思います。男性から見ても、女性から見ても、カッコいいと言われるような人物像を目指しています」
・ドラマを楽しみにされている方々へのメッセージ
「まだ過去を愛でるほど、枯れてはいないつもりですので(笑)、今回の“SUITS/スーツ”を自分自身もガツガツ攻めながら目一杯楽しみたいと思います。原作の“SUITS”は既にシーズン8が放送されていますので、2026年くらいまでは“チカ”でいたいと思っています(笑)」
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