佐藤健が“ダメ男”に 自分と似ているところはある？＜義母と娘のブルース＞

佐藤健“フーテンのダメ男”に オールバックヘアで登場

義母と娘の愛と成長を描くハートフルな物語となる同作で、なかなか目標が定まらず、軸足が固まらない“フーテンのダメ男”・麦田章を演じる佐藤は、「1話ではバイク便、2話では花屋、3話ではタクシーと、話ごとに職を変えて、物語前半はかなり謎の男」と役柄を説明し、「この男がドラマにどう深く関わっていくのか観ていただけたら」とアピールした。

真面目すぎるキャリアウーマンの主人公・岩木亜希子を演じる綾瀬は、演じる上での苦労について「目の前のことに一生懸命すぎるがゆえに、基本的に無表情。でもちょっとした時にそれが出すぎてしまうのが難しい。新たな挑戦です」と無表情の演技が難しいと話すと、司会者から「思わず笑ってしまうことはないですか？」と質問が飛び、綾瀬は「う～ん、ないです」と答えて笑いを誘った。

これに続けて、役と自分が似ているところはあるか聞かれた佐藤は「ないです」と綾瀬風に答えて笑わせ、「すみません、真似したくなっちゃいました」と茶目っ気たっぷり。「僕個人的には物事を長く続けたい人なので、新しいものを始める一歩を踏み出すのが重たいタイプ。麦田は後先考えずに始めるキャラ」と分析し、「憎めないやつという感じ。バカだなって思うんですけど、嫌いになれない、一緒にいたら元気になる人」と役柄を紹介した。

この日キャスト陣は、ドラマタイトルがデザインされた涼し気な浴衣姿で集結。佐藤は髪型をオールバックにし、キリッと男前な姿を披露していた。

ドラマ「義母と娘のブルース」

綾瀬演じるキャリアウーマンの主人公・岩木亜希子が、娘を持つ男性・宮本良一（竹野内）からプロポーズをされ結婚し、母親になろうと畑違いの家事や育児に一生懸命に奔走、家族と過ごす日々を描いた10年間の物語。大事件でもハプニングでもなく、当たり前の喜びや、悲しみ、そして時にほっこりとする小さな奇跡を紡いでいく。

原作は、桜沢鈴氏の4コマ漫画「義母と娘のブルース」（ぶんか社刊）。脚本は『世界の中心で、愛をさけぶ』（2004年）、『白夜行』（2006年）、『MR．BRAIN』（2009年）、『JIN－仁－』（2009年、2011年）、『とんび』（2013年）、『天皇の料理番』（2015年）など、数々のヒットドラマを手掛けてきた森下佳子氏が担当する。

綾瀬は「登場人物がみんな一生懸命。亜希子はキャリアウーマンですが、娘とどう近づいていくのか。なぜこの夫婦が結婚したのかという謎にも注目してもらいたい。一生懸命さに笑えたり、心打たれたりするドラマ。笑ってジーンとしていただいて、毎週楽しみにしていただけたら」と作品をアピールした。（modelpress編集部）