総選挙4位のNGT48荻野由佳「やばかった」“酸欠スピーチ”でも見えた人を惹き付ける魅力<第10回AKB48世界選抜総選挙>
2018.06.17 22:30
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「第10回AKB48世界選抜総選挙」(別名:AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙 ~世界のセンターは誰だ?~)の開票イベントが16日、愛知・ナゴヤドームにて開催された。NGT48チームNIIIの荻野由佳は81629票で4位。81629票で4位となったNGT48チームNIIIの荻野由佳の“酸欠スピーチ”には荻野がファンを惹き付ける魅力がよく現れていた。
荻野由佳、選挙4位のスピーチが話題に
昨年速報1位で“大番狂わせ”と騒がせた荻野は、今年も中間開票速報で2年連続の1位、本番では昨年の5位から1つ順位を上げた自己最高の4位を獲得。約5分30秒のスピーチでは話を区切ることなく早口で、自虐あり、歌あり、笑いありの“おぎゆかワールド”を炸裂。ノンストップで話すと「あ゛あ゛あ゛~~~~」「お゛お゛お゛~~~」と言葉にならない声を上げ、椅子に座ると酸欠からか放心状態に。会場を爆笑に包んだスピーチは“酸欠スピーチ”と話題になった。
荻野はイベントを終え、Twitterを更新し、「思い返せばスピーチやばかったかな、、終了 の文字が点滅しててやばいヤヴァイでも言いたいって気持ちで早口になり、絶対聞き取れないくらいで何故か棒読みで歌ってたり訳分からないことばかり言ってた気がする、、あぁああぁああれを皆様に自分で聞かせてたと思うと恥ずかしい笑」とコメント。“酸欠スピーチ”と言われていることについては「確かに、呼吸する暇なかったや!!!!!!」と告白。元メンバーの篠田麻里子による「おぎゆかのビブラート最高」という実況ツイートには「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙……」とリプライ。なお、荻野は普段からSNSでも「アアアアアア」といった声にならない声をよくあげている。
Instagramでも「スピーチ、顔も話し方もやばかった!!!!!!笑笑笑笑」と振り返った荻野。
「可愛くもないし、王道のアイドルでもないし、ザリガニ釣りばっかしてるようなやつだから、何も1番ってことはなかったです。でも握手会や劇場公演などを通して、ファンのみなさんとの距離は1番って堂々と胸を張って言えるようになりました」とスピーチで話したように、AKB48のオーディションは過去に何度も落選、バイトAKBとしての活動を経てドラフト会議で指名を受け、やっとNGT48のメンバーになった苦労人。YoutuberのHIKAKINも支持しており、「実況のみなさんも言ってたけど、風格が出て来ていた!ファイト!」とTwiterでコメントしている。
荻野の魅力はビジュアルやパフォーマンスだけでは測れない。個性的で予想外のことをしてくれて、その言動や振る舞いは人の心を震わせる。キャラクターや人柄が応援したくなるのだ。
昨年のスピーチもファンの心を打ったが、今回のスピーチでも、多くのファンや地上波放送の視聴者の印象に残ることに。ネット上では「さすがおぎゆか」「スピーチ見て何で人気あるかなんとなく分かった」「笑えるんだけどなんか感動して泣けてきた」「これは大勝利」「ある意味優勝」「良いキャラしてる」と言った声が上がっている。
荻野由佳、過去の選抜総選挙結果
第10回速報順位:1位第9回順位:5位/第8回順位:95位/第7回順位:――/第6回:――/第5回順位:――/第4回順位:――/第3回順位:――/第2回順位:――/第1回順位:――
「第10回AKB48世界選抜総選挙」史上初の“世界選抜”に
今回の総選挙が記念すべき10回目となることから、初めての試みとして、正式名称を『AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙』とし、海外の48グループメンバー(インドネシア・ジャカルタの「JKT48」、タイ・バンコクの「BNK48」、台湾・台北の「TPE48」)にも立候補権を付与。選ばれた16名は“世界選抜”となることが発表された。これまでにも国内&海外グループ兼任メンバーの出馬はあったが、本格的な選抜総選挙参加は初。全グループから339人が立候補した。今回は前回前代未聞の3連覇を果たしたHKT48指原莉乃が不出馬。さらにこれまで1位を競っていたAKB48渡辺麻友も2017年をもって卒業したことから、初の女王(これまで1位になったメンバー)不在の戦いに。前回3位のSKE48松井珠理奈と4位のHKT48宮脇咲良による一騎打ちが予想されていたが、速報で荻野が昨年同様1位に。三つ巴の争いと見られていたところ、荻野が4位、宮脇が3位、そしてSKE48須田亜香里が2位でダークホースが優勝候補を破る予想外の結果。松井が悲願の1位となり、SKE48勢がワンツーフィニッシュで故郷に錦を飾った。(modelpress編集部)
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