SKE48松井珠理奈が悲願の1位 ホーム・名古屋で須田亜香里とワンツーフィニッシュ<全グループ議席数/第10回AKB48世界選抜総選挙>
2018.06.16 21:34
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「第10回AKB48世界選抜総選挙」(別名:AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙 ~世界のセンターは誰だ?~)の開票イベントが16日、愛知・ナゴヤドームにて開催された。。SKE48チームSKE48 Team Sの松井珠理奈が194,453票という圧倒的票数で悲願の1位を獲得した。
最多議席獲得グループはAKB48
各グループの中で、100名の枠の中に一番多くのメンバーを送り込めた、つまり最多議席数を獲得した「第1党」は、30人がランクインしたAKB48となった。ほかグループはSKE48から24人、NMB48から9人、HKT48から19人、NGT48から14人、STU48から2人、BNK48から2人がそれぞれ100位までに名を連ねた。
なお、総投票数は3,836,652票、1位~100位までの投票数は3,137,766票だった。
総選挙によって決定した選抜メンバーの53rdシングルは、2018年9月19日に発売される。
SKE48がワンツーフィニッシュ
今回は前回前代未聞の3連覇を果たしたHKT48指原莉乃が不出馬。さらにこれまで1位を競っていたAKB48渡辺麻友も2017年をもって卒業したことから、初の女王(これまで1位になったメンバー)不在の戦いに。前回3位のSKE48松井珠理奈と4位のHKT48宮脇咲良による一騎打ちが予想されていたが、速報でNGT48荻野由佳が昨年同様1位に。三つ巴の争いと見られていたが、荻野が4位、宮脇が3位、そしてSKE48須田亜香里が2位でダークホースが優勝候補を破る予想外の結果に。松井が悲願の1位となり、SKE48勢がワンツーフィニッシュで故郷に錦を飾った。地元開催のSKE48は、珠理奈と須田を筆頭に選抜に5人が入り、100位中に24名がランクイン。今年グループ結成10周年を迎える中、最高の結果をファンとともに勝ち取った。
BNK48からはCHERPRANG/CHERPRANG AREEKUL(チャープラン・アーリークン)とMUSIC(ミュージック)の2人がランクインするなど、初の世界選抜総選挙にふさわしい結果に。
選抜メンバーはSKE48高柳明音、NMB48白間美瑠が選抜落ちしたのに対し、SKE48大場美奈、HKT48矢吹奈子&田中美久が初選抜入りするなど選抜メンバーは昨年と大きく入れ替わり、波乱を呼んだ。
海外勢も続々ランクイン “文春砲”告白も
毎回80位までが当選となるが今回は記念枠として20名をさらに追加し、全部で100名までが当選。記念すべき100位にまずベテランのAKB48大家志津香が呼ばれ、会場は大きくどよめき。記念枠にはHKT48勢が多数ランクインし、トップの81位は植木南央だった。65位~80位のアップカミングガールズにはSKE48やNGT48など姉妹グループの若手から多くのメンバーが呼ばれ、初参加で動向が注目されていたBNK48のMUSIC(ミュージック)が72位と海外グループから初ランクイン。トップの65位となったAKB48後藤萌咲は「何より一番に伝えたいのは大島優子さん、ランクインしました-!」とドラフト会議で自身を指名した大島優子に向かって叫んだ。
49位~64位のフューチャーガールズには49位倉野尾成美を始め、チーム8メンバーが4人ランクイン。33位~48位のネクストガールズにはBNK48のCHERPRANG/CHERPRANG AREEKUL(チャープラン・アーリークン)がランクインし、再び会場はどよめき。一方、AKB48加藤玲奈(前回21位から今回36位)は順位を大幅に落とし、表情には悔しさが滲んだ。同じく順位を落とした”炎上キャラクター“NGT48中井りかは(前回23位から37位)は、スピーチで「私やっちまいました!」と週刊文春の直撃を受けたことを告白。近々スクープが出ることを予告し、昨年の元NMB48須藤凜々花の結婚宣言を彷彿とさせる爆弾発言に司会の徳光和夫も「我々も驚きました。昨年のことがあるだけに…」と唖然としていた。
アンダーガールズは波乱
17位~32位のアンダーガールズではSKE48高柳明音やNMB48白間美瑠の名前が呼ばれ、選鉢落ちするという波乱が続出。SKE48松村香織が2014年と同じ17位となり再びギリギリ選抜を逃すと、松村は悔しい表情を見せ、会場からも悲鳴が起こった。一方では、初ランクインでいきなりアンダーガールズとジャンプアップした若手も多く、嬉し涙と悔し涙が混在。昨年51位から25位に大幅ランクアップし、シングルセンターとして結果を残した小栗は「私はAKB48を進化させる先頭を走りたいです…いや、絶対に先頭を走ります!」と堂々と宣言した。矢吹奈子&田中美久“なこみく”が選抜入り
そして、いよいよ選抜発表。昨年選抜落ちを経験したAKB48向井地美音が復帰し会場からは「おかえり!」とエールが。「いつか総監督になりたいです!」と勇気を持って宣言し、観客を大いに盛り上げた。昨年8位だったにも関わらず中間開票速報でまさかの圏外となり話題を呼んでいたSKE48惣田紗莉渚は11位に。速報圏外からの選抜入りは史上初の快挙となる。
さらに、小学6年生でHKT48に加入した指原莉乃の秘蔵っ子コンビ矢吹奈子と田中美久がそれぞれ矢吹が9位、田中が10位と揃って初選抜入りの快挙。
2年ぶりに選抜総選挙に戻ってきたAKB48武藤十夢が7位に。続いてAKB48横山由依、岡田奈々と続き、岡田は「AKBのメンバーがトップを争えない状況ということが私にとって悔しく感じました」と正直に吐露し、「来年もし総選挙があるならばAKB48が1位をとりたいと思います!」と宣戦布告した。
中間開票速報1位の荻野は4位となり、号泣しながら早口でスピーチし、会場から拍手喝采。3位となり悔しい結果となったHKT48宮脇咲良は総選挙をラストとすることを改めて宣言。そして、宮脇という優勝候補を破りSKE48須田亜香里が2位という想定外の結果に。松井とワンツーフィニッシュを飾り、ナゴヤドームはSKE48ファンの歓声で包まれた。
「第10回AKB48世界選抜総選挙」史上初の“世界選抜”に
第1回(2009年)と第3回(2011年)は前田敦子、第2回(2010年)と第4回(2012年)は大島優子、第5回(2013年)は指原莉乃、第6回(2014年)は渡辺麻友がセンターを獲得。その後、第7回(2015年)、第8回(2016年)、第9回(2017年)と指原が3連覇を成し遂げた。今回の総選挙が記念すべき10回目となることから、初めての試みとして、正式名称を『AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙』とし、海外の48グループメンバー(インドネシア・ジャカルタの「JKT48」、タイ・バンコクの「BNK48」、台湾・台北の「TPE48」)にも立候補権を付与。選ばれた16名は“世界選抜”となることが発表された。これまでにも国内&海外グループ兼任メンバーの出馬はあったが、本格的な選抜総選挙参加は初。全グループから339人が立候補した。
また、毎回80位までが当選となるが今回は記念枠として20名をさらに追加し、全部で100名までが当選。AKB48の53枚目シングルの選抜メンバー及びカップリングメンバー、合計6ユニット総勢100名を、ファンの投票によって決定した。(modelpress編集部)
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