小関裕太、プロも驚く才能が開花 初挑戦の理由を語る

小関裕太、作詞作曲のオリジナルソングを初披露

8日に23歳の誕生日を迎える小関が“AMAYADORI”と題し、小関の部屋にファンが「雨宿り」をしに来るという設定でイベントを開催。「音楽」をテーマにこれまでの思い入れのある楽曲に加え、自身で作詞作曲を手がけたオリジナルソング「かめら」を爽やかな美声で歌唱し、同楽曲のMVも披露。二部制で各回500人を沸かせた。

20歳の誕生日には映画『Drawing Days』、21歳はショートムービーを3本制作するなど節目ごとにクリエイティブを発揮する小関。「毎年違うものづくりをしていますが、今年は年に一回ファンの皆さんにお会いできる機会として、会話を大事にしてみたいなと思い、イベント自体を作品にしたいというところから始まりました」と経緯を語り、楽曲制作からイベント構成、グッズまで全てを自らプロデュース。「これまで自分にストッパーをかけていましたが、年齢に関係なく表現することは素敵なことなんだと思ったのが23歳だったので、イベントで色んなものづくりを一気にやってみようと思いました」と話した。

「広く浅く」多趣味な小関だが、中でも音楽は「大好き。映画の現場でも『小関くんは鼻歌歌ってるね』なんてよく言われるんですけど、音楽に触れている時が心地いいんです」。自作曲をいくつもストックしていたといい、今回の新曲「かめら」を共に制作したホタルライトヒルズバンドの藤田リュウジもイベント内で「どれもが素晴らしかった。僕たちは（小関のことを）ミュージシャンとしてしか見ていない」とコメントしたほど。

これまでは「（曲を）『どうぞ見てください』とするのがあまり得意じゃなくて、自分だけで楽しんでいた」という小関だが「『誰かに聞いてもらったことによって色がつくのかな』なんて想像して、そうすることで僕の音楽観がどうなるのか試してみたくて」と話し、「アイデアがどんどんあふれてくる。人の前で披露することは気恥ずかしかった部分はあったけど、気持ちよかったし、自分のために歌うのではなく“届ける”と変わった瞬間にエネルギーの大きさが変わるんだなと思った」と振り返った。

「何でもやれるアーティストに」 23歳の抱負

本格的な音楽活動への意欲については「一つのことに特化した方はすごくかっこいいんですけど、今回“23歳とは”と自分に投げかけたのをきっかけに、歌も含めて何でもやれるアーティストになれたらと。歌手になるのかはわからないけど、表現者でいたい」とコメント。今後も役者として多数の作品が控える中「誕生日に限らず普段からものづくりをして、常に自分にとって見えていなかったものが見えるように歩いていけたらいいな」とマルチな活躍を誓った。（modelpress編集部）