GENERATIONSからBTS(防弾少年団)まで!空前の「シュートダンス」ブームが日韓で熱い
2018.05.29 19:04
views
GENERATIONS from EXILE TRIBEの新曲「F.L.Y.BOYS F.L.Y.GIRLS」(6月13日リリース)のダンスに登場し注目を集めている、ヒップホップの振り付け“シュート(Shoot)”。現在世界中でトレンドとなっており、日本だけでなくK-POPグループのダンスでも多く取り入れられている。大流行を巻き起こしているこのシュートダンスについて、ブームの理由や各グループの振り付けに迫る。
目次
GENERATIONS「F.L.Y.BOYS F.L.Y.GIRLS」で話題に
リズミカルな片足ジャンプに合わせ、片腕を上下に振ったり、両手を伸ばして一緒に動かしたりするチャーミングなこのダンス。GENERATIONSは同曲で数十人のダンサーとともにこれを披露しており、そのインパクトで“シュートダンス”の名前を知った人も多いだろう。ブームの発端は米ラッパー「ブロックボーイJB」
1度見たら忘れられないこの独特な動き。発端となっているのはアメリカの若手ラッパー・ブロックボーイJB(BlocBoy JB)が一躍名を広めるきっかけとなった、昨年11月発表の楽曲「Shoot」のミュージックビデオだ。同ビデオの中で繰り返されるコミカルなダンスに注目が集まり、”シュートダンスチャレンジ”として真似する人が続出。多くの若者がSNSや動画投稿サイトにこのダンスをする動画を投稿したことでブームに火が付いたのだ。
ダサかっこいい?“いいねダンス”にアレンジ<DA PUMP>
リズミカルにひたすら同じ動きを繰り返すシュートダンスだが、ダンスグループの群舞として取り入れるとかなりの迫力に。日本ではGENERATIONSだけでなく「ダサかっこいい」と異例のバズりを見せているDA PUMPの新曲「U.S.A.」(6月6日リリース)の振り付けにも登場(MV1:07頃ほか)。同曲では手を“グッド”の形にして振ることで“いいねダンス”としてアレンジされ、「踊ってみた」動画も続々と投稿されている。
BTS(防弾少年団)もブームをキャッチ
韓国の大人気ボーイズグループ・BTS(防弾少年団)も、しっかりとこのブームをキャッチ。24日に公開されたアメリカのラジオ局RADIO.COMの取材中など、様々な場面でメンバーがシュートダンスを披露している。ダンスに定評のあるJ-HOPE(j-hope)は、自身のミックステープ『HOPE WORLD』 に収録された「Daydream」のミュージックビデオ撮影中にもこの振りを見せており(動画6:05頃)、メンバーの中でも流行りのダンスとなっていたようだ。
トロピカルサウンドで軽やかに<WINNER>
BIGBANGやiKONを擁する「YG ENTERTAINMENT」のボーイズグループ・WINNERは、4月発表の新曲「EVERYDAY」でこのダンスを披露(MV1:20頃ほか)。中毒性満点のトロピカルサウンド似合わせ、サビで女性ダンサーらとともに軽やかに“シュート”する姿が印象的だ。
WINNERの公式Instagramでは、リーダーのカン・スンユンがBIGBANGのV.I、iKONのB.Iとともにシュートダンスをする動画も公開されている。
ハードビートに合わせて<NCT 127>
今月23日に日本デビューを果たした9人組男性ダンスボーカルグループ・NCT 127の、日本オリジナル楽曲「Chain」にもシュートダンスが登場する(動画0:12頃ほか)。
脱力的なイメージもある同ダンスだが、激しくハードなビートが印象的な同曲では力強いアレンジに。冒頭の「今ここから始まる連鎖」というパートに合わせて9人が腕を振っている。
10人の一糸乱れぬ“シュート”が可愛い<PENTAGON>
日本人メンバーも所属する10人組ダンスボーカルユニット・PENTAGON(ペンタゴン)は、新曲「Shine」がロングヒットを記録し話題に。軽快なオルガンサウンドが響くセンスあふれる同曲。10人はサビの振り付けでコミカルに一糸乱れぬ“シュート”を見せており(MV0:51頃ほか)、シュートダンスといえば「PENTAGONの振り付けだ」と思い浮かべるK-POPファンも多いようだ。
SEVENTEEN、MONSTA Xも
そのほか30日に日本デビューする韓国発の13人組ボーイズグループ・SEVENTEEN(セブンティーン)のグループ内ユニット“ブソクスン”の「Just do it」(動画4:17頃)や、7人組ボーイズグループ・MONSTA Xの「Jealousy」(動画1:20頃)など、様々なグループがシュートダンスを振り付けに取り入れている。“ランニングマン”から4年、次なる国民的ダンスは?
三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの「R.Y.U.S.E.I.」“ランニングマン”ダンスが一生を風靡してから早4年。そのほか三代目JSBメンバー出演のCMから派生した“シェアハピダンス”や、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の“恋ダンス”など、様々な国内コンテンツに端を発したダンスが国民的流行を生み出してきた。今回SNSの恩恵を受け、アメリカからやってきたシュートダンスが日本でも国民的ダンスとなる兆しを見せている。また国内では現在、歌手の青山テルマが新曲「世界の中心~We are the world」で90年代に流行したパラパラを取り入れるなどしており、簡単で誰もが真似できるようなダンスがSNSによる拡散でリバイバルヒットする可能性も。今後もどんなダンスが生まれ、どのように若者のトレンドとなっていくのか、目が離せない。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】