ローラ、瀕死状態の猫を保護していた 殺処分の現状訴え
2018.05.22 12:46
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モデルのローラが22日、東京都・羽田空港にて行われたトークショーに出席した。
ローラ、殺処分の現状訴え
同イベントでは、フリーアナウンサーの滝川クリステルが設立したアニマル・ウェルフェアに則った犬猫の殺処分ゼロを目指して継続した活動を行う「一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル」のキャンペーンを発表。記者会見後に行われたトークショーに滝川と、プロジェクトのサポーターである俳優の別所哲也とローラが登壇した。ローラは保護犬、保護猫ともに引き取ったといい、保護犬について「子どもを沢山産まされて森に捨てられていて吠えることもできなくて毛もポワポワで」と引き取った当初の状態を回顧。「でもトリミングしたらものすごく可愛くなって、どんどん人になついてくるのがすごく可愛いなあって思う」と嬉しそうに語った。
また、保護猫は2匹飼っているそうで1匹は「お兄ちゃんが運転しているときに道に轢かれていた」と告白。当時赤ちゃんで瀕死状態だったためお墓を作って埋めようとしたところ、少し動きを感じたため、すぐに病院に連れて行ったそう。「かなり難しい状態」と医者には言われたがなんとか回復し、「1ヵ月したら元気になって」と明かした。
また、在住中のロサンゼルスの保健所から引き取った猫も。ロスにはペットショップがなく、引き取ることが当たり前になっていると当時初めて知ったと振り返り、「もっともっと日本もそうなっていくべきなんじゃないかなと思った」と先進国の中で殺処分が多いという日本の現状を訴えた。
滝川がパネルを見ながら「このドーベルマンは片耳が立ってないからブリーダーが放棄してしまったんです」とそういった小さな違いで保健所行きになってしまう事実を解説した場面では、ローラは「倒れている方が個性的で可愛いと思う」とコメント。「動物も人間も皆心臓があって性格があって、沢山のリラックスを貰えたりするので、そういう天使ちゃんが沢山の人たちに守られることを願っています」と笑顔で呼びかけた。
ローラは昨年10月に保健所から猫の“ウニちゃん”を家族に迎えたことを報告し、保健所に収容された猫の現状について訴え。また、18日にも自身のSNSにて犬の保健所を訪れたことを明かしていた。
また、4月に所属事務所との和解を報告していたローラ。降壇時に記者から問いかけがあったが、特に答えることはなかった。
同法人は、滝川が2014年に設立。この日発表したキャンペーンプロジェクト「Panel for Life(パネル フォーライフ)命のパネル」は、保護犬・保護猫の等身大パネルを様々な場所に次々に設置していくことにより、命をつないでいくというメッセージを込め、引き取る機会を増やしていくというもの。発表会には、高円宮承子女王殿下、イケア・ジャパン株式会社代表取締役社長ヘレン・フォン・ライス氏、環境省自然環境局総務課動物愛護管理室室⾧則久雅司氏が登壇した。(modelpress編集部)
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