TOKIO、東京五輪大使続投へ 小池百合子都知事が表明
2018.05.11 17:12
小池百合子東京都知事が11日、定例記者会見にて「東京2020オリンピック・パラリンピック フラッグツアー」でスペシャルアンバサダーを務めるTOKIOの起用に関し、ジャニーズ事務所と契約解除になった山口達也をのぞく4人のメンバーに“続投”してもらう意向を示した。
小池百合子都知事、TOKIOの東京五輪大使続投を表明
小池都知事はジャニーズ事務所から「引き続き、任務を与えてもらえるなら全力で頑張りたい」という申し出があったといい、「大会の機運情勢へのこれまでの経験に加えまして、今後も全力で盛り上げに取り組んでいただけるというお話でございますので、これを受けまして、組織委員会ほか主催者の皆さまとご相談した上で、都として引き続き頑張っていただくことといたします」と表明した。また、これまでTOKIOが行ってきた実績を踏まえた上での“続投”の決断であることも語り、山口の事件について「メンバーの方、当該メンバーとそして事務所の方々に対しましては、まず被害者の方とご家族の心情に配慮した適切なケア、これを誠心誠意続けていただくということを、まずは是非お願いしたいと思います」と呼びかけた。
TOKIO、東京五輪のスペシャルアンバサダーとして活躍
東京2020大会に向け、オリンピック旗・パラリンピック旗を全国で巡回展示するフラッグツアー。2016年10月から全国各地を回っており、TOKIOは当初からアンバサダーを務めている。山口達也、ジャニーズ事務所と契約解除
山口は、2月12日に自宅マンションで女子高生に無理矢理キスをするなどし、強制わいせつの疑いで書類送検された。1日、東京地検は山口を不起訴処分とすることを発表。被害者との間で示談が成立し、被害届が取り下げられたことなどから、不起訴処分の中でも起訴猶予処分にしたとみられる。2日に行われた山口をのぞくTOKIO4人での会見では、山口が4人に対し土下座で謝罪、辞表を提出し脱退を申し出たことなどが語られ、辞表は城島が一時預かりしていることを明かしていた。6日、山口本人から直接事務所に対して強い辞意表明があり、これを受け、ジャニー喜多川社長とリーダーの城島茂が協議し、山口の申し出を受理する判断に至った。(modelpress編集部)
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