TOKIO城島茂・国分太一・松岡昌宏・長瀬智也、涙で謝罪<メンバーコメント全文>
2018.05.02 15:00
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TOKIOの山口達也が強制わいせつ容疑で書類送検(不起訴)され、無期限の謹慎処分となったことを受け、山口を除くメンバー、城島茂、松岡昌宏、長瀬智也、国分太一の4人が2日、都内にて会見を開いた。
以下、会見冒頭のメンバーコメント全文(前編)。
そして、私達TOKIOを普段から支えてくださっているファンの皆様、スポンサーの皆様、全ての仕事関係者の皆様に本当に多大なご迷惑をおかけしました。心より深くお詫び申し上げます。申し訳ございません。
今回の山口の件におきましては、私たちメンバー全員深く受け止めております。これまでに事件発覚後、時間がありましたけれども、一刻も早くこのような形で、何か自分たちTOKIOとして謝罪として、自分たちの思いを発表しなければという気持ちがあったんですけれども、25日事件発覚後、全員が集まったのが30日月曜日の夜でした。そのなかで5人でいろいろ話し合いまして、そこで山口達也の口から出た言葉が「TOKIOを辞めます」という言葉でした。その言葉は5人の話し合いのなかで自然に出たわけではなく、本人はその決意を決めていたようで、途中から自分のカバンの中から、辞表を取り出しまして、それをリーダーである私に託してきました。
正直本人も憔悴しきっているなかで、メンバーそれぞれが色んな思いを抱えて集まったんですけれども、そこでどうするべきか、TOKIOの今後の活動も含め、どうするべきか、山口の処遇も含めどうするべきか、今まで5人自分達で考えてやって来た部分もあったので、5人の話し合いのなかでどうしようかという部分もあったんですけれども、正直山口の憔悴しきっているその姿を見た時に、23年一緒にやって来た仲としてすぐ決断…そうか、辞めてくれって言う風に言えない私たちがいました。
ただTOKIOとして、TOKIOとしてやっていかなければならないこと、責任、確かにあります。今後、私たちが芸能活動、音楽活動、山口の処遇含めどうするべきか答えがその時答えが出せなかったことも事実です。
ただ、今僕たちにできることは、今日の会見でできることは、まず被害にあわれた方、そしてご家族の皆様にTOKIOとして、メンバーとして、山口の責任はTOKIOの責任だと思っています。全員で謝罪会見を開かせて頂くのが、まずはそこが1番優先じゃないかという結論に至りました。
1人は5人のため、5人は皆のため、そんな思いで23年メンバー5人で過ごしてきました。いいときも悪いときもありました。まあメンバーによってはデビュー前からですから30年一緒にいた仲でもあります。多分今これを山口が観ていると思います。どういう結果になろうとTOKIOのリーダーとして矢面に立って、そしてTOKIOとして全員で何を伝えるのか、しっかりと質疑にも答えて、きちんと報告できることはして、謝罪のことは謝罪して、この先どうするかはまだ答えが出ていませんが、ただ、目の前のできることをしっかりとやって頑張ってやっていくしかないなと言うのが結論でございます。
この結論がTOKIOって甘い、リーダーって甘い、メンバー全員甘い、色んな声があると思っております。それも含めてメンバー全員受け止めていきたいと思っています。本当にこの度は申し訳ございません。
皆さん山口の会見をご覧になって、ご指摘されていた、「自分にまだ席があるなら、そこに帰りたい」という発言を、自分で目にしたときに、山口の…彼の甘ったれたあの意見は、いったいどこから生まれるものなんだろうと、正直思いました。おそらくあの時の彼は、自分が崖っぷち…ではなく、自分が崖の下に落ちてることを気付いてなかったと思います。
そういった、色んなことから生まれてくる甘えが、その根源はいったい何だろうって考えました。TOKIOに戻りたい。俺にはTOKIOがある。TOKIOに帰る場所がある。もしそういう気持ちが少しでも彼の中にあり、その甘えの根源が、もし僕らTOKIOだったとしたら、これはあくまで自分の意見ですけども、そんなTOKIOは1日でも早くなくした方が良いと思います。僕がテレビを見ていたらそうやって言う視聴者になっていたと思いますので。
それを思いながらずっと思いながら、メンバーにも会えず考えていく中で、その一方、本当に申し訳なく情けないんですが、ありがたいことに番組継続、色んなお仕事を継続、そういうお声をいただいたときに、今僕ら4人が出来るのはなんだと思うと、それをしっかり果たすことがプロなのではないかという、その狭間で戦ってます。
辞めるのは簡単だと思います。ただ与えられたことはきちんとやらなければいけないのがプロだと思います。いま、自分の中ではまだ整理が全然ついていませんが、みなさんに今日聞かれたことは、全てお答えしようと思ってますので、なんでも聞いてください。よろしくお願いします。
自分がことを知ったのはほかのメンバーと同じタイミングで知りました。正直、ショックという気持ちが強かったです。彼の会見もしっかりと拝見しました。やはりお酒のせいにしてしまったり、またここに戻ってきたいという発言も彼の甘さが滲み出ていたような気がします。
大人として、1人の男として、このように導くことは決して許されることではありません。被害者の方に純粋な気持ちがあったと思うと胸が苦しいです。なので、被害者の方を責めたり、特定するような人が出ないことを心から願ってます。
そして僕らも、この件にちゃんと向き合って、被害者の方とも向き合って、被害者の方とも向き合って、おのおの、1人1人、個人個人の仕事もあります。いまはその頂いているお仕事を一生懸命やらせていただきながら、今後の自分たちを考えていきたいなとおもっている所存です。本当に申し訳ありませんでした。
正直ここ数日、複雑です。今も複雑な状況で喋っています。朝起きて、ここ数日自分のやっている番組で、必ず山口の記者会見の様子を何度も観ます。悔しい思い、寂しい思い、山口の「もし、まだ自分の場所があるなら」というあの言葉、もうどう聞いていいか分からない状況です。
ただ、自分の心の片隅に、手を差し伸べてしまいそうになることもあります。それはいけないんだと分かってますが、毎日こういった感情が交互に現れます。山口が自分たちの前で辞表を出したとき、何が起きたのかかわかりませんでした。それでも普通はこの辞表を認めるべきなのだと思います。ただ自分たちもまだ冷静ではありません。山口自身も憔悴しきった状態です。
もしその辞表を受理したとしても、僕は山口を見捨てることができません。彼自身がどうやって自分と向き合っていくのか、それをしっかりと見続けなければいけないと思ってます。本当に申し訳ございませんでした。
なお、4月26日に行われた山口本人による謝罪会見では、芸能活動を今後無期限謹慎することなどが伝えられた。(modelpress編集部)
城島茂コメント全文
本日は皆様、皆様、私たちのためにわざわざお集まり頂きまして、本当にありがとうございます。TOKIOのリーダー城島茂です。今回、TOKIOのメンバー山口達也が起こした事件に関しまして、被害にあわれた方、そしてそのご家族の皆様に、TOKIOのメンバーとして心よりお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。そして、私達TOKIOを普段から支えてくださっているファンの皆様、スポンサーの皆様、全ての仕事関係者の皆様に本当に多大なご迷惑をおかけしました。心より深くお詫び申し上げます。申し訳ございません。
今回の山口の件におきましては、私たちメンバー全員深く受け止めております。これまでに事件発覚後、時間がありましたけれども、一刻も早くこのような形で、何か自分たちTOKIOとして謝罪として、自分たちの思いを発表しなければという気持ちがあったんですけれども、25日事件発覚後、全員が集まったのが30日月曜日の夜でした。そのなかで5人でいろいろ話し合いまして、そこで山口達也の口から出た言葉が「TOKIOを辞めます」という言葉でした。その言葉は5人の話し合いのなかで自然に出たわけではなく、本人はその決意を決めていたようで、途中から自分のカバンの中から、辞表を取り出しまして、それをリーダーである私に託してきました。
正直本人も憔悴しきっているなかで、メンバーそれぞれが色んな思いを抱えて集まったんですけれども、そこでどうするべきか、TOKIOの今後の活動も含め、どうするべきか、山口の処遇も含めどうするべきか、今まで5人自分達で考えてやって来た部分もあったので、5人の話し合いのなかでどうしようかという部分もあったんですけれども、正直山口の憔悴しきっているその姿を見た時に、23年一緒にやって来た仲としてすぐ決断…そうか、辞めてくれって言う風に言えない私たちがいました。
ただTOKIOとして、TOKIOとしてやっていかなければならないこと、責任、確かにあります。今後、私たちが芸能活動、音楽活動、山口の処遇含めどうするべきか答えがその時答えが出せなかったことも事実です。
ただ、今僕たちにできることは、今日の会見でできることは、まず被害にあわれた方、そしてご家族の皆様にTOKIOとして、メンバーとして、山口の責任はTOKIOの責任だと思っています。全員で謝罪会見を開かせて頂くのが、まずはそこが1番優先じゃないかという結論に至りました。
1人は5人のため、5人は皆のため、そんな思いで23年メンバー5人で過ごしてきました。いいときも悪いときもありました。まあメンバーによってはデビュー前からですから30年一緒にいた仲でもあります。多分今これを山口が観ていると思います。どういう結果になろうとTOKIOのリーダーとして矢面に立って、そしてTOKIOとして全員で何を伝えるのか、しっかりと質疑にも答えて、きちんと報告できることはして、謝罪のことは謝罪して、この先どうするかはまだ答えが出ていませんが、ただ、目の前のできることをしっかりとやって頑張ってやっていくしかないなと言うのが結論でございます。
この結論がTOKIOって甘い、リーダーって甘い、メンバー全員甘い、色んな声があると思っております。それも含めてメンバー全員受け止めていきたいと思っています。本当にこの度は申し訳ございません。
松岡昌宏コメント全文
今回のうちの山口の事件で本当に被害をお受けになった方、そのご家族の方、そして今までTOKIOを支えてくださった色々な関係者の方々、それから、ずっとTOKIOを応援してくださったファンの方々…。本当にいま申し訳なく、情けない気持ちでいっぱいです。皆さん山口の会見をご覧になって、ご指摘されていた、「自分にまだ席があるなら、そこに帰りたい」という発言を、自分で目にしたときに、山口の…彼の甘ったれたあの意見は、いったいどこから生まれるものなんだろうと、正直思いました。おそらくあの時の彼は、自分が崖っぷち…ではなく、自分が崖の下に落ちてることを気付いてなかったと思います。
そういった、色んなことから生まれてくる甘えが、その根源はいったい何だろうって考えました。TOKIOに戻りたい。俺にはTOKIOがある。TOKIOに帰る場所がある。もしそういう気持ちが少しでも彼の中にあり、その甘えの根源が、もし僕らTOKIOだったとしたら、これはあくまで自分の意見ですけども、そんなTOKIOは1日でも早くなくした方が良いと思います。僕がテレビを見ていたらそうやって言う視聴者になっていたと思いますので。
それを思いながらずっと思いながら、メンバーにも会えず考えていく中で、その一方、本当に申し訳なく情けないんですが、ありがたいことに番組継続、色んなお仕事を継続、そういうお声をいただいたときに、今僕ら4人が出来るのはなんだと思うと、それをしっかり果たすことがプロなのではないかという、その狭間で戦ってます。
辞めるのは簡単だと思います。ただ与えられたことはきちんとやらなければいけないのがプロだと思います。いま、自分の中ではまだ整理が全然ついていませんが、みなさんに今日聞かれたことは、全てお答えしようと思ってますので、なんでも聞いてください。よろしくお願いします。
長瀬智也コメント全文
この度、TOKIOのメンバーである山口達也が皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。被害にあわれた方、被害者のご家族の方々、僕らでも想像が出来ないような辛い気持ちにさせてしまい、大変申し訳なく思っています。そして、関係者各位の皆さま、スポンサーの皆さま、各テレビ局の関係者、スタッフの方々、差し替え作業であったり、再編集作業、多大なるご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。そしてずっと待ってくれているファンの方、こういう形でカメラの前に立つこと、どうかお許しください。自分がことを知ったのはほかのメンバーと同じタイミングで知りました。正直、ショックという気持ちが強かったです。彼の会見もしっかりと拝見しました。やはりお酒のせいにしてしまったり、またここに戻ってきたいという発言も彼の甘さが滲み出ていたような気がします。
大人として、1人の男として、このように導くことは決して許されることではありません。被害者の方に純粋な気持ちがあったと思うと胸が苦しいです。なので、被害者の方を責めたり、特定するような人が出ないことを心から願ってます。
そして僕らも、この件にちゃんと向き合って、被害者の方とも向き合って、被害者の方とも向き合って、おのおの、1人1人、個人個人の仕事もあります。いまはその頂いているお仕事を一生懸命やらせていただきながら、今後の自分たちを考えていきたいなとおもっている所存です。本当に申し訳ありませんでした。
国分太一コメント全文
本日はお忙しい中お集り頂きまして、本当にありがとうございます。まずは被害にあった方、そしてその家族に、同じグループ、メンバーとして謝罪させていただきます。本当に申し訳ございませんでした。そして、TOKIOを信じ、ずっと一緒に仕事をしてくださったみなさま。大変申し訳ございません。そして何より、自分たちを信じ、一緒にここまで走ってきてくださったファンの皆様、悲しい思いをさせてしまい、本当に申し訳ございませんでした。正直ここ数日、複雑です。今も複雑な状況で喋っています。朝起きて、ここ数日自分のやっている番組で、必ず山口の記者会見の様子を何度も観ます。悔しい思い、寂しい思い、山口の「もし、まだ自分の場所があるなら」というあの言葉、もうどう聞いていいか分からない状況です。
ただ、自分の心の片隅に、手を差し伸べてしまいそうになることもあります。それはいけないんだと分かってますが、毎日こういった感情が交互に現れます。山口が自分たちの前で辞表を出したとき、何が起きたのかかわかりませんでした。それでも普通はこの辞表を認めるべきなのだと思います。ただ自分たちもまだ冷静ではありません。山口自身も憔悴しきった状態です。
もしその辞表を受理したとしても、僕は山口を見捨てることができません。彼自身がどうやって自分と向き合っていくのか、それをしっかりと見続けなければいけないと思ってます。本当に申し訳ございませんでした。
山口達也、芸能活動を無期限謹慎
山口は、2月12日に自宅マンションで女子高生に無理矢理キスをするなどし、強制わいせつの疑いで書類送検された。1日、東京地検は山口を不起訴処分とすることを発表。被害者との間で示談が成立し、被害届が取り下げられたことなどから、不起訴処分の中でも起訴猶予処分にしたとみられる。なお、4月26日に行われた山口本人による謝罪会見では、芸能活動を今後無期限謹慎することなどが伝えられた。(modelpress編集部)
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