三代目JSB登坂広臣もハマる「漫画みたいにいかない。」東京03×山下健二郎×山本舞香の“空気感”わちゃわちゃトークをそのままお届け
2018.04.05 10:00
views
4月5~7日にかつしかシンフォニーヒルズで行われる舞台『漫画みたいにいかない。』に出演する東京03(角田晃広、飯塚悟志、豊本明長)、三代目J Soul Brothersの山下健二郎、山本舞香、島崎遥香、山崎樹範が舞台本番を控え、モデルプレスなどの取材に応じた。ここでは、終始笑いが絶えることがなかったトークをそのままお届けする。
漫画みたいにいかない。
同公演は、東京03、山下、山本による日本テレビ系コメディードラマ『漫画みたいにいかない。』(関東ローカル)の舞台版。「まったく売れない漫画家の悲哀に満ちた日常」を舞台に時代遅れの売れない漫画家とその周りの人々をオークラ・ワールド全開のシニカルな笑いと哀愁で描く。ヒット作の一つも作れず、うだつのあがらない毎日を過ごす中年漫画家・戸塚オサム役に角田。バカでまっすぐなオサムのアシスタント・荒巻弘彦役を山下、オサムのワケありの一人娘・るみ役には山本、そしてオサムの担当編集者・足立徹役に豊本、オサムの幼馴染で毎日出前をとる定食屋の店主・鳥飼昭雄役を飯塚が演じている。また舞台版では山崎、島崎がゲスト出演。島崎は初の舞台出演となる。
「第三のバナナマン」とも呼ばれ、「ゴッドタン」など数々の人気バラエティ、さらには『素敵な選TAXI』や『住住(すむすむ)』など、ひとクセもふたクセもあるドラマの脚本も手がける奇才・オークラ氏が脚本・演出を務める。
現在「漫画みたいにいかない。」稽古真っ最中
― まず、本番を前にして今の心境をお伺いしたいです。飯塚:オークラ先生に書いていただいた本がめちゃめちゃ面白いんです。あとは、これをどう演じるか、がね~。頑張りたいと思います。普通にやったら絶対に面白くなるので、頑張ります。
山崎:今、飯塚さんが本が面白い、とおっしゃったんですけど、ちょっと言葉足らずだなって思ったんです。東京03さんはじめ、出演者の皆さんが本当面白いんですよ。
一同:(笑)
飯塚:これどんどんやりづらくなるぞ(笑)
角田:まあまあまあまあまあ、面白いというのは否定しないですけど。
山崎:本が面白くて出演者が面白いので。本当に早く本番をやりたい、というのが今の気持ちですね。
角田:今ので言葉は全部足りてましたね(笑)今日も稽古をこの後やるんですけど、実は初めて頭から最後まで全部通すんですよ。まだ1回も通してないんですね。なのでそのプレッシャーが非常にあります。(舞台に)出たり入ったりもちょっと多いんで、出るところで出ない、みたいなことだけは避けたいと思います。
飯塚:基本中の基本だわ。当たり前だよ(笑)トチらないようにね。
― 山下さん、山本さんはどうですか?
山下:そうですね、今、稽古真っ最中なんです。今日もこれから初めて通し稽古ですが、良い緊張感の中で出来るのかなと思ってます。あとは久々の舞台なので、僕個人としてもすごい楽しみです。
山本:やっぱりオークラ先生の脚本が面白いので、演じる側も面白くやらなきゃいけない、というプレッシャーはあります。ただ私、面白くやろうと思ってないんで、別に。(きっぱり)
角田:ねえ、怒ってる?
飯塚:なんか怒ってる?
一同:(笑)
飯塚:どうした急に。
角田:機嫌が悪いな。
山本:違う違う違う(笑)初舞台なんで、楽しくやりたいなって思うの。
角田:緊張してんの?
山本:そう、緊張してるんです。
飯塚:本が良いとね、迷惑だからね。
角田:台無しにしたくないからですね。
飯塚:(面白さを)もうちょい抑えてほしかったよね。
山本:でも頑張ります。はい、次どうぞ。(コメントを豊本に促す)
豊本:これから通し稽古ですけど。もう、早くやりたいです、本番。
一同:えー!?
島崎:一番セリフが少ないからだよ。
一同:(笑)
豊本:そう、そうなんですよ。僕は楽なんです。
山下:まあ、こうやって和気あいあいとやってるんですよ。
一同:(笑)
角田:もう良い現場だよね。
豊本:僕はもう、早くお客さんに見せたいなという気持ちでいっぱいですから。
山本:…終わり?
豊本:終わり。どうぞ!早く言いなよ!(島崎に強めに振る)
飯塚:やめなさいよ、仲悪く見えちゃう(笑)
角田:もう本当に、今はやめて。取材中だけ仲良くしてよ(笑)
島崎:私は病弱で、最初倒れているんです。なので本番は本当に倒れないように頑張ります。
一同:(笑)
豊本:結構なこと言ってるよ(笑)なんだそれ。
角田:俺ら何も言えねえよ、もう(笑)
島崎:あて書きだって言われたから、そう見えてるのかな、って思って(笑)倒れないように…(笑)
飯塚:倒れないようにね(笑)
― 稽古の中で印象的だったエピソードはありますか?
山本:ドラマの時と変わらず、台本が完成した後も、セリフが変わっていましたよね。
飯塚:そうだね。
山本:以上です。
飯塚:え、文句?
一同:(笑)
山本:いや、違う違う違う(笑)それはドラマの時と変わらなかったですよねっていう出来事として話したの。
飯塚:確かに。コントに近い部分があるので、今回もアドリブで膨らます部分があるんですよ。そういうところを彼女は多分言ってるんだと思うんですけどね。
一同:(笑)
山本:すみません、フォローしていただいて。
島崎遥香・山崎樹範が加わりパワーアップ
― 山崎さんと島崎さんは舞台から参加しますが、どんな印象ですか?角田:いや、もうヤマシゲ(山崎)さんがずっと本意気なんですよ。
飯塚:そう。ずーっとね、本意気で。
山本:確かに。
山崎:(すねた様子で)そういう風に思われてたんだ。「あいつマジじゃん」と思ってたのか…。
一同:(笑)
飯塚:違う違う違う違う!そういうことじゃなくて、もう本当にプレッシャーでね。
角田:すごく面白くしてくれるから。でもちょっと迷惑なんですよね。
一同:(笑)
飯塚:だから違う違う違う違う!
一同:(笑)
角田:ヤマシゲさん、すごい声を張るから。稽古だとちょっと声を抑えたい時もあるじゃないですか。ガラスの喉の方たちもいるんですよ!だから本番まで声をとっておきたいんですけど、ヤマシゲさんが本意気でやるから、こっちが声出さないと手抜いてるんだと思われちゃう。
一同:(笑)
山崎:なんか申し訳なく…本当になんか申し訳ないです(笑)
飯塚:こうやって和気あいあいとやってるんです。
一同:(笑)
角田:や~本当にずっとすごく面白いから、すごいなと思って。
山崎:いえいえ、そんなことないですよ。
― 島崎さんの印象はいかがですか?
飯塚:……こないだお誕生日を迎えて…。
島崎:ねえ、印象が何もないみたいに言わないで(笑)
一同:(笑)
飯塚:(突然立ち上がり)ちょっと待って!これから話すから!俺、今日ツッコみすぎて取材なのに、とうとう立ち上がってるよ。声も枯らしちゃうよ。稽古場で誕生日を迎えるなんて、ビッグイベントじゃん。
角田:ケーキも出て、最高じゃない。俺も誕生日当日に(別の)仕事だったけど、ケーキなんかなかったよ、俺、スルーされた日があったんですよ。「あれ、俺、今日誕生日なんだけど、ケーキないな」という。ちゃんと出たんだから喜ばないと。当たり前と思うなよ!ケーキ出ない人もいるんだから!!
山本:やめて!倒れちゃうから。
一同:(笑)
― 島崎さんはドラマ組の中に途中参加、という形ですが、いかがですか?
島崎:「あ、本物だ」と思いますね。
飯塚:ドラマも見てくださったってことですか?
島崎:まあ、ちらっと。
一同:(笑)
角田:全話はね。全話はなかなかね、見られないよね。
飯塚:なんでそんな正直なの?嘘つけるよね、別に。嘘ついていいじゃん!
山下:やばいやばいやばい。
山崎:いい子なの。いい子、嘘つけないっていい子なの。
島崎:嘘は良くないです。
角田:ピュアだからね。
島崎:(笑)
山本:でも、メンバーがもうドラマから出来上がってるから、このお二方はどうやって入っていけばいいんだろう、とかすごく気まずいと思う。
飯塚:そんなことないだろ(笑)
山崎:思ってても言うわけねえだろ!「いや、気まずいんすよ」って言うわけないじゃん(笑)
山本:(笑)
飯塚:今、取材!ここで膿を出す会じゃねえから。
一同:(笑)
山下:まあ~でも、仲良くやってます!(爽やかに)
飯塚:嘘つけ!あ、嘘つけって言っちゃったよ。
一同:(笑)
飯塚:いやでも普段はもっと仲いいんですよ。なんか今、急に。急によ?こんな仲悪い感じになっちゃった。
山本:やっぱ、ちょっとピリピリしちゃってるっぽいっす。
角田:本番近づいてるからね。
山下:本番緊張しちゃいますもんね。あとステージ上で笑いを堪えるのが必死です。本当。面白いから。
角田:お、良いコメントだね。
豊本:いいね。
飯塚:そういうとこ使ってください。良かった。良いコメント出たわ。
角田:出すねえ、やっぱ山下くんは。
山下:うん。
― ありがとうございます(笑)
豊本:はい。良かった。決まったぞ。
山下:決まった。
山本:…まあ結局みんな仲が悪いっていう。
一同:(笑)
角田:うるせえな、お前(笑)
飯塚:仲いいじゃん!いいじゃんっていうのもおかしな話だけど。
一同:(笑)
― 山本さんは今回初舞台ですが、具体的にどんなところにプレッシャーを感じましたか?
山本:全体的にもうプレッシャーです。ドラマの時も舞台のような撮り方だったんですけど、舞台はもっともっとセリフが長いので、すごく緊張するし、セリフがちゃんと出てくるか一番怖いですね。
― 本番には強いタイプですか?
山本:まあ。
一同:(笑)
飯塚:じゃあ何の問題もない。
角田:(突然)いぇーい!
山本:いぇーい!
一同:(笑)
山下:さすが(笑)
山本:セリフが出なかったらみんなで助け合いましょうね。
飯塚:全然間違える時は間違えるよね。
角田:全然ある。
飯塚:(山本は)堂々としてます。初舞台な感じは全く無い。
山下:感じないね。
飯塚:だから本番楽しみだよね。本番ガチガチだったら大爆笑(笑)
一同:(笑)
山本:やめて(笑)逆に緊張するじゃないですかー。
一同:(笑)
山本:超嫌だ。超緊張する。
山下:楽しみにしてます。
― 東京03さんへの質問ですが、今回ドラマ、そして舞台にもなって、とコントの方としては理想的な売れ方をしていると思いますが、今の快進撃に…。
角田:快進撃(笑)
飯塚:快進撃(笑)記者さん、ちょっといじってるよね(笑)?快進撃は嘘じゃん。
角田:ちょっと強すぎるよね(笑)
豊本:快進撃、快進撃ですよ。いや快進撃。
― チケットも取れないですし。
角田:いえいえ、そんなことない。そんな。でも本当に皆さんのおかげですよね。
飯塚:いや本当に本当ですよ。
豊本:ありがたいですね。
飯塚:企画していただいた川邊(昭宏)さんやスタッフさん皆さんがこういう場をつくって頂いてるので、本当にありがたいです。
山本:ありがとうございます!
飯塚:でも、これがまたさらに続いていったらいいなと思います、本当。
豊本:シーズンいくつ?
一同:ん?
山下:…「フルハウス」ぐらい?
山本:おじいちゃんになるまで?
豊本:「フレンズ」とかシーズン10ぐらいまでいってるよね?「漫画みたいに~」も10ぐらいまで(笑)
角田:10は多いかな。
山崎:年1回やっていっても54歳とかですよ。誰が見るんだって話ですよ。
一同:(笑)
舞台「漫画みたいにいかない。」見どころは…
― ありがとうございました。では最後に舞台ならではの見どころをお願いします。飯塚:舞台ならでは?でもドラマの延長だもんね。
山崎:延長ですね、これね。
角田:やっぱ、誰がミスをするかってことですよね。
一同:(笑)
山下:最初に。最初にね(笑)
飯塚:最悪だよ(笑)ドラマではあったよね。
角田:あった。
山下:あった。
山本:基本、私だったから。
飯塚:長回しとかもすごい緊張感なんですよ。で、誰が最初にミスするか(笑)最初ミスしてくれるとすげえホッとするんですよ。
角田:安心するんですよねー。
飯塚:舞台はどうなんだろうね?
山崎:ミスしてもそのまま行くしかないですからね。
角田:見どころはそこでしょうね。
飯塚:そこかな?もっと良いとこねえかな?
山本:ドラマで出てくるセリフとか、流れとかは舞台もあるから、ドラマを見た人は、「あ、これドラマで見た」って思ってワクワクするかも。
角田:確かに。見てなくても面白いですけど、もう1回DVDで見直してもらっての方がより面白い。
一同:おぉ~。
飯塚:いい感じでまとまったね。
山本:いぇーい!
一同:いぇーい!
山下:あと、生でダンス見られますよ。
一同:(笑)
飯塚:そこを見どころとされちゃうと(笑)確かに健二郎くんとかぱるるとかダンスはね、確かに良いよ。でもねえ…。
山本:荒巻くん(山下の役名)のラップも見られますよ。
― 三代目メンバーの方はいらっしゃるんですか?
山下:見にきます、見にきます!一緒にではなく、バラバラに来ますね。登坂(広臣)は特に「漫画みたいに~」のファンなんですよ。ドラマも全部見てくれていて、舞台「絶対、行きたい」って楽しみにしていました。
一同:おぉ~。
― ライブビューイングも全国47個所で行われますね。
飯塚:47か。すげえな。
角田:チケット取れなかった方はぜひ、そちらの方で。
山下:そうっすね。
角田:お酒飲みながら観られるらしいですからね。
豊本:映画館だしね。
山本:あとは舞台と違って、顔のアップもありますよね。
飯塚:でも大丈夫ですか?角田さん、ライブビューイング。
角田:いや~俺、ライブビューイングだと絶対にセリフをミスっちゃうんですよね。
山本:なんでー!?
山下:やること同じじゃないですか。
角田:いやあ、ライブビューイングだよ?全国でアップになって俺、今喋ってるのが放送されているかも、って思うとトチっちゃうんすよ。
飯塚:前回のライブで、角田さんが毒吐くタイミングで、照明をピンスポでバンって当てられた時に、一発目噛みましたからね。
一同:(笑)
角田:ライブビューイングのピンスポはやばい。あれはプレッシャーがやばい。
山下:その時だけカメラが違う位置にあることもありますもんね。
角田:そうなんだよねえ。なんか赤いランプが付いてるとか…。そう考えるとライブビューイングはやめてほしいな。
山下:ダメっすよ(笑)
飯塚:47館あるんだよ?
豊本:ありがたいね。ぜひ来て下さい。
― ありがとうございます。以上になります。
(modelpress編集部)
舞台「漫画みたいにいかない。」
2018年4月5日(木)・6日(金)・7日(土)各日昼・夜2公演 計6公演
会場:かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール
7日(土)昼・夜2公演では全国各地の映画館にてライブビューイングも実施。なお、ドラマBlu-ray&DVD BOX上巻下巻ともに発売中。
【Not Sponsored 記事】