西島秀俊、サプライズに感激「この年齢になると…」

世界累計190万本以上を出荷する「二ノ国」シリーズの最新作。陰謀により国を追われた幼き王・エバンが、自らの王国を作り、偉大な王となり、巨悪を討つまでを記した物語。

西島秀俊、アフレコを振り返る

エバン役の志田は「完成度が高くてスケールも大きく、ファンも待ち望んでいたこのゲームで主人公をやらせていただけたのは光栄」としみじみ。エバンとともに建国に奮闘するもう一人の主人公・ロウラン役の西島は「たくさんのファンが待ち望んでいる作品」であり、「プレイヤーの皆さんがゲーム（の世界）に入って一緒に過ごす」ということから、「普通の作品より、人物をきちんと作り上げなければいけないということで、現場ではビシビシやってくださいとおねだりして、ビシビシやってもらいました」とアフレコ当時を振り返った。

空賊の娘でヒロイン・シャーティー役の門脇と、仲間を救うため奔走する天才エンジニア・シャリア役の木村は声優初挑戦。門脇は「声だけでキャラクターを表現することは本当に難しくて、先に志田さんが吹き込んだものを聞きながらやったんですが、本当に（志田さんは）上手で、自分がへたくそ過ぎて、いっぱいいっぱいの状態になりました」と悔しさをのぞかせた。木村は「以前から憧れていたけど、チャンスがなかった」と打ち明け、「やっといただけたお仕事がこれだけ大きくて素晴らしくて、憧れのど真ん中。お話しをいただいた時は『やらせていただきます』以外の言葉が出てこないほどでした」と喜びを噛みしめた。そして、冷徹な女王の側近・セシリウス役の山崎に対して、「発声が違う。すごいと思った」と感嘆の声を上げた。

山崎育三郎「プレッシャーもありました」

そんな山崎もゲームの声優は初挑戦のため、急な持ちあげに「ちょっと待って！」と焦ると、「僕も初めてです」と強調。その言葉を信じられない木村から「実はちょくちょくやってた？」と疑いの目を向けられると、山崎は「世界中で注目されている作品ということでプレッシャーもありましたが、楽しくやらせていただきました」と語りつつ、「戦闘シーンのために『はっ』『あっ』という声を録っていたら、次の日、声がカッサカサ」と、逆に発声がちゃんとできていなかったことを暴露し、会場の笑いを誘っていた。

西島秀俊、サプライズで誕生日ケーキ登場

この日は、3月29日の誕生日で47歳になる西島にサプライズで巨大なケーキがプレゼントされる場面も。西島は「この年齢になると、自分の誕生日はどうでもいい感じになっている」そうだが、「うれしいですね。ありがとうございます」と満面の笑み。しかし、本来なら一口食べる演出があるが、今回は早々に下げられることになり、「食べないんですか？」と残念がっていた。（modelpress編集部）