渡辺麻友、AKB48卒業後初ドラマ決定 スーツ×メガネの役柄明らかに<がん消滅の罠>
2018.03.14 06:00
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2017年12月にAKB48を卒業した女優の渡辺麻友が、唐沢寿明主演のスペシャルドラマ「がん消滅の罠~完全寛解の謎~」(TBS、4月2日よる8時~)に出演することがわかった。渡辺はグループ卒業後、初のドラマ出演となる。
「がん消滅の罠」とは
同作は、第15回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した岩木一麻による同名小説を原作に、3時間スペシャルとしてドラマ化した作品。末期がん患者が、生命保険の生前給付を受け取った直後にがん消滅。果たして奇跡か陰謀か、連続して起こるがん消滅の謎に迫る医療ミステリー。
渡辺麻友の役どころは?
今回渡辺は、唐沢演じる主人公・夏目典明の親友で生命保険会社調査部に勤務する森川雄一(及川光博)の部下・水島瑠璃子役で出演。瑠璃子は、リビングニーズ特約(医師から余命6ヶ月以内の宣告を受けた時、契約している死亡保険の一部を生前に受け取れる特約)で、夏目の患者が生前給付を受けた案件に不正の可能性があると判断し、調査を進めるきっかけを作る重要な役どころ。
余命宣告をした医師が夏目であると知って「問題ないだろう」と判断する森川に対し、「なぜ言い切れるのか?」「女の勘!」ときっぱり述べるなど、仕事に一生懸命で真面目な性格の瑠璃子。渡辺が切れ者の保険調査員をどう演じるのか注目だ。
ほか、手塚とおる、加藤虎ノ介、勝野洋など豪華キャストの出演も決定した。(modelpress編集部)
「がん消滅の罠」あらすじ
日本最高峰のがん医療を提供する日本がんセンターの呼吸器内科医・夏目典明(唐沢寿明)は、生真面目で誠実な性格で、同僚や患者にも評判がいい優秀な医師である。一方、同僚の研究医・羽島悠馬(渡部篤郎)は、診察などの臨床を全くしない上に、他の医師を寄せ付けず一人で研究に没頭する変わり者で、院内でも浮いた存在。そんな二人は高校時代からの親友であり、夏目は周囲が苦手とする羽島に対しても物おじせず、医師としての羽島の豊富な知識を買っており、何かと助言を求めることが多い。
夏目はこの日、自らが担当した末期がん患者のがんが消えたという謎について羽島に相談していた。小暮麻里(柴本幸)という女性の患者で、肺にがんが広がる肺腺がんであった彼女は、夏目が担当した時点ではすでに余命が半年という状況で治る見込みはなく、生命保険の事前給付金も受け取っていた。
しかし半年後、麻里のがんはすべて消え去り、寛解したのだ。夏目と羽島は、奇跡は起こらないと思いつつも、麻里のがん寛解について理由がわからず、頭を抱える。
一方、麻里のがん寛解について、不審だと感じた人物が他にもいた。夏目、羽島の高校時代からの同級生で、生命保険会社の調査部に勤める森川雄一(及川光博)と、その部下・水島瑠璃子(渡辺麻友)である。
森川と瑠璃子は、麻里が生命保険に加入してから8ヶ月という早さでがんを発症した点、本人の収入の割合に比べて高額の保険に加入していたという点、そしてがんが完全寛解したという3つの点において疑問を抱き、保険金詐欺の可能性を夏目に糾弾する。
そんな中、夏目の患者がさらにもう一人、がんを克服する。麻里と同じ末期の肺腺がんだった横山宗彦(みのすけ)も、生命保険の生前給付金を受け取ったのち、完治は不可能とされたがんが寛解したのだ。
夏目、羽島、森川は、がんが寛解した2人に「貧しく、病気の家族を抱えた生活」「がんになる1年以内に生命保険に入っている」「根治の難しい肺腺がん」「保険金を受け取ったのちにがん寛解」という共通点を見出し話し合う。
医学的な奇跡を見出したい夏目に対し、懐疑的な森川。不可解な完全寛解に警察までが麻里と横山の保険金詐欺を疑い、夏目はがんセンターから謹慎を言いつけられる。
納得がいかない夏目は、がん消滅の謎を独自に追うことに。果たして、これは医学の奇跡なのか。それとも何者かの陰謀なのか。
さらには殺人事件まで発生し、警察から追われる身となった夏目は、この事件の背景にある新進気鋭の 病院の存在に気づく。
それは、フリーライターをしている夏目の妻・紗季(麻生久美子)が調べている病院・湾岸医療センターだった。事件を追う夏目と羽島の前に現れた湾岸医療センターの医師・宇垣玲奈(りょう)。
そして、その背後には夏目が行方を追い続けていた恩師・西條征士郎(北大路欣也)の影が見え隠れする。
果たして、事件の全貌には何が隠されているのか――。がん消滅の謎とは――。
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