(左上から時計回りに)遠藤憲一、片岡鶴太郎、横山めぐみ、谷村美月(C)東海テレビ・フジテレビ

滝沢秀明主演ドラマ、追加キャスト発表<家族の旅路~家族を殺された男と殺した男~>

2017.12.06 11:13

タッキー&翼滝沢秀明が主演を務める、来年2月3日スタートの東海テレビ・フジテレビ系オトナの土ドラ「家族の旅路~家族を殺された男と殺した男~」(土曜よる11時40分~、全8話予定)の追加キャストが発表された。

  
今作は、小杉健治氏の小説「父と子の旅路」が原作。滝沢は両親と祖父を殺した男の再審請求を依頼され、弁護士の使命感と感情のはざまに苦悩する主人公・浅利祐介を演じる。

追加キャスト発表

骨太な人間ドラマを描く今作に、4人の追加キャストが加わった。祐介が「再審弁護人」となる、一家3人を殺害した死刑囚で、祐介の両親と祖父を手にかけた犯人・柳瀬光三役に遠藤憲一が決定。

滝沢とは2002年放送のTBS系日曜劇場「太陽の季節」以来、滝沢とは15年ぶりのドラマ共演。「彼も色々な経験を積まれて、大人の魅力も増したでしょうし、どんな風に演技でご一緒してくださるのかとても楽しみです」と期待を寄せ、「このドラマはテレビドラマの中でも、もう一歩深く入っていかなくてはいけない作品だと感じていますので演者たちも戦いだと思います」と意気込んでいる。

さらに、祐介が頼り、慕う、弁護士事務所所長・澤田陽一郎役に片岡鶴太郎、再審請求を依頼してきた謎の若き女性・河村礼菜に谷村美月、谷村演じる礼菜の母・河村あかねに横山めぐみが決定した。なお、滝沢はソロで主題歌を担当することも決定している。(modelpress編集部)

「家族の旅路~家族を殺された男と殺した男~」あらすじ

浅草に近い下町の古いビルにある小さな法律事務所。若い女性の来客を迎えたのは、若手弁護士・浅利祐介(滝沢秀明)だった。彼女の名前は河村礼菜(谷村美月)。ある死刑囚の再審弁護人になってほしいという。しかし、その死刑囚とは、30年前に浅利祐介の両親と祖父を惨殺した死刑囚・柳瀬光三(遠藤憲一)であった。凄惨な血の海となった現場に置き去りにされていた赤ん坊が祐介だった。一度はハッキリと依頼を断る祐介だったが…

「お前さんには難問だが、逃げずに立ち向かってみろ」祐介は、敬愛する澤田陽一郎弁護士(片岡鶴太郎)からそう告げられた。しかし、なぜ、河村礼菜は今頃になって再審を願い出たのか。そこには礼菜の母親・河村あかね(横山めぐみ)の存在があった。河村礼菜と死刑囚・柳瀬の関係は一体何なのだ…

そして、浮かび上がる柳瀬光三の“冤罪の可能性”。静かに、だが、確固たる決意を持って立ち上がる浅利祐介。かつてない困難に向き合う日々が待っていようとも知らずに…。今、祐介が死刑囚・柳瀬光三が待つ面会室に入る。「弁護士の浅利祐介と申します」。涼やかな声だった。柳瀬は、ゆっくりと顔をあげ、青年を見つめた。

遠藤憲一コメント

原作を読み、サスペンスとヒューマンが混ざり合った、空気がピンと張り詰めたような作品だと思いました。最近では、あまりないような重厚なドラマになる予感がします。僕が演じる柳瀬光三役は、現在、死刑執行を待つ服役の身です。原作を読んだときにも感じていましたが、刑務所のシーンだけではなく、若い頃の回想シーンがとても重要だと思っていたので、僕のこの歳で、若い頃の光三をやらせてもらえるのか?と、いう気持ちはありました。それが今回、20代の光三と現在の光三の両方を演じさせていただくことになり、感情の面でもとても演じるのが難しい光三役は、やりがいのある役だと感じています。

滝沢くんとはずいぶん前に共演していて、僕の中ではその時の“さわやかで真っ直ぐ”なイメージのままです。彼も色々な経験を積まれて、大人の魅力も増したでしょうし、どんな風に演技でご一緒してくださるのかとても楽しみです。このドラマはテレビドラマの中でも、もう一歩深く入っていかなくてはいけない作品だと感じていますので演者たちも戦いだと思います。人はそれぞれ、抱えているものが違いますから、人間の複雑な葛藤を楽しんでいただきたいですし、たまにはこんな硬派な、真剣勝負型のドラマもいいと思います。深い時間に放送されるので、視聴者の方がのめりこんでじっくり観てくださるよう、見ごたえのある作品にしていきたいです。

片岡鶴太郎コメント

ここ最近、バラエティ番組を中心にお笑いの仕事をさせていただいている折にこのようなシリアスなドラマに呼んでいただけて大変有り難く思っております。澤田陽一郎という弁護士を演じることについては、江戸っ子の熱血漢で実直な人柄の弁護士役ということですので、下町育ちの私ならではの気っ風の良さ、話し口調を役に反映できるようにと思っています。かつて『家裁の人』(TBS系連ドラ1993年1月~3月)という裁判ドラマで裁判官役を演じましたが、25年の月日を経て今回は弁護士役としてその経験がこの骨太な人間ドラマの一助になればと思っております。期待に応えられるよう、精一杯演じさせていただきます。

谷村美月コメント

ストーリーを拝見し、それぞれの家族の様子が描かれている奥深いドラマだと感じました。主演の滝沢さんは学生の頃からテレビ等で拝見していた方なので、恐縮する思いでいっぱいですが、胸をお借りするつもりで、河村礼菜役を精一杯努力して演じたいと思います。皆さんとお芝居をするのがとても楽しみです。おもしろいと感じていただけるドラマになるように頑張りたいと思います。

横山めぐみコメント

このお話をいただき、久しぶりにシリアスで本格的な人間ドラマに参加できるという印象を持ちました。私が演じる河村あかねは、今まであまり演じた事のないタイプの、自由で奔放なキャラクターです。泥臭く情熱的に演じたいと思います。主演の滝沢さんとは、NHKドラマ『鼠、江戸を疾る』で共演して以来、2度目になります。その時に感じた印象は、どちらかと言えば寡黙な方で、とても繊細で華のある、美しい俳優さんだと思います。また、お会いできるのがとても楽しみです。魅力的なキャストが集まっていてとても嬉しいです。皆さんと熱い芝居がぶつかり合う予感がします。視聴者の皆さんにはドラマをドキドキしながら観ていただきたいと思います。

西本淳一プロデューサーコメント

― 今回のキャスティング意図について

それぞれの登場人物が、深い事情を抱え、言えない秘密を持っているので、セリフや表情の裏にある心情を表現できる方々という点を重視しました。それは、単に芝居の上手な方というだけでなく、存在感のある芝居、立ち居振る舞いが必要になってくると思います。

― 遠藤憲一さんについて

とても難しい芝居を要求されると思います。死刑囚という、限られた環境の中で30年余りを生活する男の、存在感を出して欲しいです。若い頃の描写も出てきますので、歳月の重みも、どう表現していただけるか、楽しみです。殺害したとされる家族のたった一人の生き残りである、浅利祐介(滝沢秀明)が、目の前に弁護士となって現れた時から、彼の生活が一変するのですが、セリフの多くない面会室での芝居が、見どころでもあり、山場の連続となります。視聴者を見事に欺く、あるいは、感動させる、変幻自在な役を演じきっていただきたいです。

― 片岡鶴太郎さんについて

浅利祐介を、教え導く、弁護士事務所所長です。人権派弁護士で、江戸っ子。歯に衣着せぬ物言いで、核心を突くセリフを言います。高所大所から今回の事案を見ていますが、祐介がのめり込むにつれ、自らも遠藤憲一さん演じる死刑囚と対峙し、事件の中心に深く入り込んでいきます。祐介が頼れる、人情味溢れる大樹のような役割を演じていただきたいと思います。

― 谷村美月さんについて

独特の、作り込まない(ように見える)自然な芝居が、とても素敵な女優さんです。今回の礼菜という女性も、何か意図があるようなないような、掴みどころのない感じで登場します。やがて祐介に惹かれていくのですが、実は自分自身も大きな闇を抱えているという、難しい役どころです。辛い試練が待ち受けていますが、未来を先取りしない、まさに今を感じる感覚で、礼菜という女性を大切に表現してほしいです。

― 横山めぐみさんについて

遠藤さん同様に、難しい役です。まっとうな生活を送ってきたようには見えず、人に言えない秘密も持っています。さらに、癌の末期患者という設定で、若い頃の荒れた生活も出てくるという、何役も演じるような感覚でしょうか。でも、今 生きているこの時を精一杯に生きるという、自分の人生に悔いなしという潔さを表現してほしいです。我が人生に悔いなし、という風に見えますが、とても人恋しい、娘を愛する女性といった二面性を感じさせてください。

― 豪華キャスト集結!どんなドラマにしたいか?

見ごたえのある骨太のドラマにしたいと思います。最近ではあまり見ない、重厚なテーマを扱っていますので、ややもすると、暗いとか、地味といった印象を受けるかもしれませんが、見ていただければすぐに画面に引き込まれると思います。それほど、緊張感のある場面の連続です。登場人物は、果たして本当のことを言っているのか、どこまでが嘘なのか……。そうした俳優陣の芝居のぶつかり合いに注目してください。夜遅い時間に、じっくりと見ることのできる、まさにオトナのドラマです。人は愛する家族のために、どこまで罪深くなれるのか、という、究極の家族愛を描いていきます。
【Not Sponsored 記事】

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