百花、再始動イベントで“1番伝えたかったこと”とは？今後への思いをたっぷり語る＜終演後の一問一答＞　

再始動発表時、「私なりに世界を作って、人を自分の手の中に収めることがすごく好き」という理由から、自身を“教祖化”すると語っていた百花。この日のイベントは、まさに百花の才能が詰まった90分で、会場には涙するファンの姿を見られた。

以下、終演後の百花と報道陣の一問一答。

百花がイベントで伝えたかったこと

― 前半は教祖さまのような感じでしたが、手応えは？

オープンニングの曲、私が登場する前の曲で笑いが起きていたので安心しました。やっぱり、再始動するに当たっての記事で、ファンのみなさんの中で憶測が飛び交っていたと思うんです。記事っていうのは、どんだけ良い書き方をされていても自分の言葉とは違う伝わり方がすると思うので、「どういう見方をすればいいのかな」っていう人が多かったと思います。イベントの内容も全く謎だし、タイトルからして怪しいじゃないですか。私自身もどういう受け取られ方をするのか不安だったので、オープニグで笑いが起きていてホッとして、出た後もみなさん「百花だな～」って見てくれていたので嬉しかったです。

― 今回のイベントでファンの方に1番伝えたかったことは？

自分の弱い部分ですね。今までグループにいる間は、弱い部分を見せていたつもりだったのですが、過去の自分をカッコつけたのを取っ払って、自分はこんだけ弱い人間だっていうことを伝えたかったというか。ファンの方で悩みをぶつけてくれる方が多かったので、その悩みや考え自体はあなただけじゃなくて全員が持っているもので、あなたが好きだとか憧れと言ってくれている存在自体にもそういう考えがあるんですよっていうことを伝えたかったです。

― いざイベントを形にするのは、結構大変だったのでは？

私がとりあえずバーって書いたのを具現化するっていうことは意思疎通が出来ていないと難しいので、前々から知っている舞台チームさんにお願いして一緒にやらせていただいたんですけど、その時は全然すんなり伝わって、難しいとかはなかったです。

― グループの時からのファン、見たことある子もいっぱいいた？

そうですね。

― 大阪から来た子も多かったですね。

はい。

― 今日、自分で点数をつけるとしたら？

点数ですか…このイベントの内容を観た人によりけりだと思うんですよね。私自身、本当に自分本位で言うと、やる前は限りなく0に近かった、自信も含めて色々。やった後、やっている最中に100点になっていくというか、自信を持ってやらないと破滅しちゃうのでイベントが。100点とはちょっと言いにくいかもしれないですけど、自分がやりたかったものが出来たので100点って自分に言いたいですね。

― 1人でやることに対しての不安や怖さは？

1人でやることに対してはなかったですね、このイベントをやっていいのかどうかの不安はありましたよ（笑）。

― 「みなさんが来るかどうか不安だった」と言ってましたので、チケットが完売したときはびっくりした？

ビビるし、実際にコレが当たり前とは1ミリも思っていないですね。今後2回目、3回目もコレで売れるのかって言ったら私の中で絶対そんなことないと思っているし、「次どんなことやってくれるのかな？」っていうので来てくれてるっていうワクワク感を与えられたらと思っています。

百花は何者？

― 今後、百花さんを表すのは？アーティストなのか、どんなカテゴリーになるんですか？

フリーターです。

― （笑）。

目指すところは、スーパービーイングフリーターなので！

― 歌いたいとか、演じたいとか、どこか比重を置きたいところは？

2つ目標が私の中にあるんです。自分の好きなものは歌と洋服なんですけど、自分の個人ブランドを作って、それを着てバンドで歌いっていうのが夢というか目標なので、そこに向かってはいます。

― 将来イベントをやるとしたら、着る服は全部自分のブランドみたいな。

そうですね、それができれば。

― 販売すればファンの子たちもその服装になりますね。

その光景をみたいですね、めっちゃ。私の洋服を着てカワイイって言ってくれる人がいたら絶対幸せじゃないですか。

― その光景は本当に宗教というか、教祖さまみたいになりますね（笑）。

（笑）。

2回目は…

― 今回、場所は自分で決めた？

マネージャーさんと相談したんですけど、1番ココが。前回卒業でやってイベントは味園ユニバースでやったんですけど、そういう雰囲気があると強いなと思って。

― 2回目やりたいとかは？

いや、様子見です。

― 後でファンの感想を調べる？

いや、調べないです。

― ではどうやって？

やってほしいって言われたらやります。そうじゃなかったらやれないです。

― では今後は違うことを考えている？

そうですね。「ここのジャンルに特化する」みたいなのが私は好きじゃないので、軸はしっかりしているけど色んなことをやっていく。

椎名林檎を歌った理由

― 今回歌ったのは自分の好きな曲？

歌った曲は全部好きなもので、その中でも伝えたい言葉がたくさんあるものを。

― 最後はどなたの曲？

椎名林檎さんです。今回、グループを卒業して初めてのイベントだったので、グループから応援してくださってくださるファンのみなさんがたくさん来てくれるだろうなと思って。やっぱり、多いんですよ林檎さんファンが。なので、みんなでそこを楽しめたらと思って。

― バンド結成も発表していますが、そちらの方の今後は？

まだ全然決まってないんですけど、ライブハウスとかでやれたらなと。

― バンドということは、いつかCDデビュー？

CDデビューですか？いや…カセット（小声）、なんでもないです（笑）。

ウェディングドレス姿披露を振り返る

― ウェディングドレスを着てましたが、結婚へのあこがれは？

ないです（即答）。

― NMBは結婚で色々ありましたけど…。

そうですね…あっそれ（イベント中に）言うの忘れてたぁ。

― 何を言おうと思っていた？

「私の方が先に結婚しちゃいますよ」みたいな（笑）。

― （笑）。

あれ（ウェディングドレス）は、ただ単に服が好きで、生地とか刺繍が可愛かったので。

バンド活動は？

― アンコールで登場したバンドが今後も続く？

今後もです。

― バンド名は？

まだないんですよ。結成というか一緒になってそんなに経たないので、これから合宿とかして…。

― メンバーはどういう風に選んだんですか？

女性だけっていうのと、コミュ障が多い（笑）。

― 今日ホームページが立ち上がりましたね。

ファンクラブではないですけど、もっとのめり込みたい人は入っていいよみたいな。

― 今後木下さんの肉声を聞くとしたら、こういうイベントになるっていうこと？

そうですね、グループを辞める時らへん思ったんですけど、カメラとか結構苦手なので…（笑）

― ありがとうございました。

（modelpress編集部）