葉山奨之(提供写真)

葉山奨之、SFラブストーリーで主演 フジ「ヤングシナリオ大賞」受賞作<リフレイン>

2017.11.30 10:28

俳優の葉山奨之が、「第29回フジテレビヤングシナリオ大賞」大賞受賞作のドラマ『リフレイン』(12月18日24:35~25:35 ※関東ローカル)で主演を務めることが30日、明らかになった。

  
坂元裕二、野島伸司、水橋文美江、橋部敦子、浅野妙子といった数々の人気脚本家を輩出してきた「フジテレビヤングシナリオ大賞」。29回目を迎える今年は、宮崎翔さん(※「崎」は正式には「たつさき」)の『リフレイン』が大賞を受賞、昨日ドラマ化されることが発表されたばかり。

今作は、葉山演じる高校1年生の湊が、初デートで交通事故に巻き込まれ、後頭部を強打して気を失うも、目が覚めると事故の痕跡も怪我もしておらず、また同じ日の朝を迎え、その次の日もそれを繰り返すという世界にとらわれてしまうSFラブストーリー。

注目の俳優・葉山奨之が主演

葉山は、2011年放送のドラマ「鈴木先生」(テレビ東京)の千代田役で俳優デビュー。2012年公開『トテチータ・チキチータ』で映画初出演を果たし、2015年にはNHK連続テレビ小説「まれ」に出演、以降主演作含め数多くのドラマ・映画に出演が続いている。

着実に演技派としてのキャリアを積む一方で、ちまたではその甘いマスクに“かっこかわいい”と虜になるファンが続出。今回の作品で描かれる18歳少年の複雑な心の動きを繊細に演じていく。

共演キャストも発表

恒松祐里(提供写真)
山口紗弥加(提供写真)
また、葉山の脇を固める豪華共演キャストも発表。恋人役には、19歳ながら演技に定評がある女優・恒松祐里。謎の世界に住む女性役に、今やドラマには欠かせないベテラン・山口紗弥加が決定した。

このほか、平子祐希(アルコ&ピース)、中込佐知子、永田崇人、坪倉由幸という個性派が出演する。(modelpress編集部)

大賞作品『リフレイン』ストーリー

高校一年生の湊(ドラマで演じるのは葉山奨之)は、紬(恒松祐里)との初デートで交通事故に巻き込まれ後頭部を強打する。気を失う直前に見たのは、トラックの下敷きとなった紬の姿だった。湊が目覚めると、なぜかまた同じ日の朝。事故の痕跡はなく、怪我もしていない。家族もいつも通り、ただ紬だけはどこを探しても見つからない。夢を見ていたと自身を納得させた湊だったが、翌朝目が覚めると、またしても同じ日だった。湊はこの“繰り返す世界”に囚われてしまったのだ。

同じ日の繰り返しにも慣れたある日、紬の従姉・糸子(山口紗弥加)と名乗る女性に出会う。糸子は紬の行方に心当たりがあるという。糸子に案内を頼むが紬は見つからなかった。ある時、ひょんな事から、紬には従姉などいない事が判明する。湊が問い詰めると、糸子は、この世界の秘密を語り出す。湊は、自身や大切な人の死を受け入れられない者が死の当日を繰り返す世界、つまり「死んだ糸子の世界にいる」のだった。

そして、湊は、糸子こそが紬だったと知り、この世界から抜け出せないまま老人になってしまう。しかし、寿命を迎えそうになったその時、ひとりの女の子が奇跡を起こす。紬は死から、湊は繰り返しから抜け出すことに成功する。湊が目覚めるとそこは事故で運び込まれた病院。日付は変わっていた。紬も傍にいる。湊と紬はこれから出会うであろうその女の子に想いを馳せるのだった。

大賞受賞・宮崎翔さんコメント

実は、今回でヤングシナリオ大賞・12回目のチャレンジでした。13年間、独学で脚本を書いてきましたので、今回の受賞は才能やひらめきではなく執念深かったからではないか、と。作品はSFでループもの(物語の中で登場人物が同じ期間を何度も繰り返すような設定を持つような作品)で完成されているように見えますが、自分としては“遊び”の余地があると思っております。根底はあくまで若い男女の恋物語ですので、SF好きな方でもそうでない方も恋愛ものとして楽しんでいただけるのではないかと思います。

ドラマ化されることについては、現場のスタッフの方が細部にわたり限界まで真剣に考えてくださり、改めて覚悟・責任が足りなかったと思うくらいです。自分も監督さんがどういう世界を創ってくださるのか、とても楽しみにしております。

ヤングシナリオ大賞審査委員長およびドラマ『リフレイン』プロデュース・西坂瑞城コメント

Q.『リフレイン』を大賞に選んだ理由

青春ドラマがループものに早変わり。コメディックな笑いを誘えばシリアスな場面で揺さぶりをかける。読み終えた印象はSFだが、貫かれるはラブストーリー。そんな変幻自在さが最大の魅力である『リフレイン』。最後まで視聴者を飽きさせない。話が難解な部分はあるが、むしろそれがパズルを解くような不思議な楽しみに変わり、結末は爽快感を持って迎えられる。豊かな発想力に裏付けられた挑戦的な新しい形の脚本です。

Q.主演に葉山奨之さんをキャスティングした理由

葉山奨之さんは映画やドラマ、またバラエティでも存在感が際立って伸びており、「次世代を担う」というヤングシナリオ大賞のコンセプトにぴったりでした。親しみやすく柔らかい表情の中に見せる、一瞬の寂しさや暗さにも魅せられてしまい、「ループする中で刻々と変わる心理状態にある高校生・沢渡湊という難役を演じられるのは彼だ!」と感じオファーをさせて頂きました。

Q.視聴者に期待してほしいポイント

楽しいデートを送るはずだった高校生・湊(みなと)と紬(つむぎ)。しかし、ある事件をきっかけにふたりは間を切り裂かれ、同じ日を繰り返す世界に送りこまれてしまった。愛する2人を切り裂いた世界の謎とは?2人は一緒に繰り返す日を抜け出すことはできるのか?時空を超えてなお愛する恋人を想い続ける純愛の行く末にご期待ください!

演出・水戸祐介コメント

同じ日を繰り返す世界に閉じ込められ、様々な奇妙な出来事に直面し翻弄される主人公の感情のうねりを、葉山さんの若々しいお芝居で表現していただきたいという希望があり、今回オファーさせていただきました。主人公・湊を演じる葉山さんには、視聴者に沸き起こる感情を代弁していただくとともに、この常軌を逸した世界の深淵に飛び込み、全身で思い切りぶつかり、私たちを世界の果てまで連れて行っていただきたいと期待しています。
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