綾瀬はるか、性格に変化?衝撃の本音明かす<精霊の守り人>
2017.11.13 15:26
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女優の綾瀬はるかが13日、都内で行われた大河ファンタジー『精霊の守り人~最終章~』(11月25日より毎週土曜よる9時~/連続9回)の記者会見に、共演の高良健吾、鈴木亮平らとともに出席した。
「精霊の守り人」シリーズ
2016年3月から放送された『精霊の守り人』シリーズ(3部作)。最終章となる同作は、上橋菜穂子氏原作の『闇の守り人』『天と地の守り人~第二部・カンバル王国編~』『天と地の守り人~第三部・新ヨゴ皇国編~』を元に、国境を越えた壮大なドラマが展開する。
綾瀬はるか、ハードアクションに苦戦…最終章には「物足りない」
主人公のカンバル王国出身の女用心棒・バルサ役を務める綾瀬は、約3年演じてきて自身の中でどんな存在になったか尋ねられると「バルサが30歳で、同じくらいのときに自分も30代が始まったので、30代で『精霊の守り人』を演じさせてもらったというのは大きな壁であり、新しい自分をたくさん引き出してもらったり、発見できることもすごくありました」とし、「そういう意味では、演じたことのない難しい役でしたが、自分の性格に関わる大きな役だったなと思います」と回顧した。会見に同席していた上橋氏から、「性格にどう関わったんですか?」と質問された綾瀬は、「バルサとともに、より強く、たくましくなったなと思います!」と回答。さらに、バルサを3年間、演じてきた中で、自身に何か変化はあったか尋ねられた綾瀬は、「(最初は)アクションシーンが本当に、明日からやっていけるかっていうくらい大変で…。それを超えたときに、本当に生死をかけて戦っている人の気持ちが分かったわけではないですけど、体に入ってきまして。その大変なアクションシーンを撮ってから、バルサという人物がだんだんと演じやすくなってきました」と明かした。
続けて「1、2、最終章とやっていく中で、どんどん自分の中でのバルサ像もしっかりしてきました。アクションも楽になってきて、最終章では“物足りないなあ。これでいいんですか!?”みたいな感じになっていました」と衝撃の本音をこぼし、会場を沸かせた。
高良健吾と綾瀬はるかの掛け合いが絶妙
また、アクションシーンで気を付けていたことを聞かれた綾瀬は「どうやったらリアルに強く見えるかということ。ただ斬るのではなくて、斬って引くみたいな力の抜き引きみたいなものは1、2の反省をしながらやっていました」と話し、さらに「最後に(タルシュ帝国の第二王子の)ラウル(高良)を殴ったりするんですけど、それは戦うというよりは“気付け!”っていう、違う気持ちの戦い方で、それはなんかよかったです。アクションといっても気持ちで全然違う戦い方になるんだなと思いました。最終回を楽しみにしていてください」とにっこり。そして同じ質問に高良が「最後のバルサとの戦いは…ネタバレになるな…」と言葉を選ぶと、綾瀬は「(殴ると)言っちゃいました…」とぽつりとつぶやき笑いを誘った。
1年を振り返る
今年1年の感想を聞かれた綾瀬は「今年は春先にようやく最終章が撮り終えて、いつもまだ続いているという意識があったので、“今年ようやく終わったんだ”っていう安心感と、バルサとお別れをして、また前に違う一歩を進むんだなという気持ちがしました」と安堵の表情。来年にやってみたいことや抱負を尋ねられると「やっぱりハンサムウーマン的なものはいいですね!あとは健康に気を付けて、笑顔で過ごしたいと思います」と声を弾ませた。
最終章放送に喜び
最終章を見た感想を尋ねられると「足かけ3年、『精霊の守り人』でバルサを演じさせていただきましたが、ようやく最終章を皆さまに観ていただけるんだなと思うと、とても静かに嬉しい気持ちです」と笑顔。「どんな風に皆さまの元に届くのか楽しみではありますが、ようやく最終章ということでホッとしております。ぜひ多くの皆さんに見ていただいて、何かを感じていただけたらいいなと思っています」とコメントした。(modelpress編集部)
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