なぜ人々は山田孝之に夢中になるのか？“ワクワク系俳優”の1年を振り返る ウシジマ＆ヨシヒコの終幕…カンヌ目指しつつ“3社”起業も
2017.10.20 05:48
20日に34歳の誕生日を迎えた俳優の山田孝之。俳優業をメインとしながらも“また山田孝之が面白いことを…”と、わくわくさせるような活動が多かった33歳。世間を大いに楽しませた“エンターテイナー”の一年を改めて振り返ってみる。
33歳の山田は、映画やドラマなど俳優としての活躍はもちろん、山田の声を活かしたドキュメンタリー番組でのナレーター業や、映画での声優業、昨年の赤西仁とのユニット「JINTAKA」に引き続きフジファブリックとのコラボによる歌手活動なども行った。
また、なんといっても新会社の設立を発表するなど俳優以外の活動で世間を驚かせた。
テレビでは、福田雄一監督が手がけた主演ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズも最終章とされる「導かれし七人」（テレビ東京）が放送され、山田の代表作2作が終幕。
ヨシヒコは8月に、千葉・幕張にて8時間行われた大規模フェス「ダイブイキタクナルツアー」も行われた。
また、カンヌ映画祭で最高峰の賞「パルム・ドール」を受賞する目的で山田らが映画製作をするという試みを追ったドキュメンタリー「山田孝之のカンヌ映画祭」（テレビ東京系・2017年1月～）の放送や、同ドラマから誕生し、カンヌに正式出品された映画「山田孝之3D」（2017年6月16日）が公開された。
さらに、福田監督・小栗旬主演の実写映画「銀魂」では、まさかのエリザベス役（声）で出演し、初日舞台挨拶ではサプライズとしてきぐるみで登場。同イベントは山田が話題をさらった。
そのほか、映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」では片桐安十郎（アンジェロ） 役を、短編映画の「パラレルワールド」では33歳で高校生役にチャレンジした。
山田は8月、腕時計ブランド創業者の山口友敬氏と新企業株式会社FORIEDGE（フォリエッジ）を立ち上げ、クラウドファンディングサービスを開始した。目標額は500万だったが、終了10日前にして520万を集め早くも成功をおさめている。
さらに9月には「ミーアンドスターズ株式会社」の設立を発表。取締役CIO（Chief Innovation Officer）という主にアイディアを生み出す重役のポストに就き、ライブコマース事業に取り組む。
なお、山田はカンヌを目指す際に番組内で映像プロダクションとして合同会社カンヌを設立しているため、33歳で実質“3社”の起業が公表されたことになっている。
山田は新会社設立発表の会見で「面白いと思うことがいっぱいある」と話していたが、第一線で活躍する実力派俳優であることは大前提としつつ、ただでさえ忙しい時間の中で身を削りながら“山田孝之が取り組んだら面白いこと”を好奇心を持ちながら枠にとらわれずにどんどんチャレンジしていく姿勢は、真のエンターテイナーとしてあるべき姿なのではないかと感じさせる。
新会社の設立などはもちろん、直近で放送された生放送番組「緊急生放送！山田孝之の元気を送るテレビ」（テレビ東京・2017年10月6日） でも、90分間何も話さずに独特な世界観を繰り広げて視聴者を困惑させはしたが、エンターテイメント性溢れる内容で立派に話題を呼んだ。
記者が山田にインタビューする際に受ける印象は、どんな質問にも至って真剣に対応して向き合うところが印象深く残っているため、物事に“真面目”であること。
“アイディアマン”山田が何でも器用にこなせて多彩であることはもちろん、表舞台では存分に面白いパフォーマンスをする反面、素は真面目で熱を持って真剣に取り組むというギャップなども周囲から“山田と一緒に仕事がしたい”と思われる要素となっており、本職の俳優業以外で「いろんなところから声がかかる」（山田）というのも納得できる。
声がけされた結果、山田が新たな提案に枠外でも興味を持って応じ、世に“山田孝之によって生み出される面白いこと”が次々と発信されるため、山田の動向に夢中になるのは必然といえるだろう。
34歳の山田孝之も人々の想像の斜め上を行き、ファンのみならず世間をワクワクさせる俳優として楽しませてくれることを期待したい。（modelpress編集部）
闇金ウシジマくん ザ・ファイナル（2016年10月22日公開）
映画 山田孝之3D（2017年6月16日公開）
銀魂（2017年7月14日公開）※エリザベスの中の人
ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章（2017年8月4日公開）
パラレルワールド（2017年6月1日公開）
点（2017年9月23日公開）
ドラマ
勇者ヨシヒコと導かれし七人（以下全てテレビ東京系・2016年10月～）
山田孝之のカンヌ映画祭（テレビ東京系・2017年1月～）
破獄（2017年4月12日）
テレビその他
ドラゴンクエスト30th ～そして新たな伝説へ～（NHK総合・2016年12月）
映像の世紀プレミアム（NHK BSプレミアム・2017年3月まで）
明日世界が終わるとしても 虐殺を越え"隣人"に戻るまで～ルワンダ・佐々木和之（NHK BS1・2017年3月）
最後の講義 「石黒浩教授」（NHK BS1・2017年7月）
NHKスペシャル「戦後ゼロ年 東京ブラックホール 1945-1946」（NHK総合・2017年8月）
緊急生放送！山田孝之の元気を送るテレビ（テレビ東京・2017年10月6日）
歌手活動
フジファブリック「カンヌの休日 feat. 山田孝之」（2017年2月）
モテモテ（ハート）マーロ（2017年5月）
その他
・JINTAKA、何回か復帰する（2016年11月10日「ファッション＆音楽イベント「GirlsAward 2016 AUTUMN／WINTER」」ほか）
・「菅田将暉のオールナイトニッポン」に生出演（2017年6月13日）
・映画のプロデュースを発表※映画「デイアンドナイト」主演・阿部進之介／2018年公開（2017年8月20日）
・クラウドファンディングを始める※山田孝之×山口友敬による【FORIEDGE】（2017年8月24日～）
・「勇者ヨシヒコ ダイブイキタクナルツアー」を幕張で開催（2017年8月27日）
・「ミーアンドスターズ株式会社」を設立（2017年9月1日）取締役CIO
・映画「DCスーパーヒーローズvs鷹の爪団」（2017年10月21日）※吹き替え
・映画「ゴッホ 最期の手紙」（2017年11月3日）※吹き替え
・映画「ハード・コア」（2018年公開）
また、なんといっても新会社の設立を発表するなど俳優以外の活動で世間を驚かせた。
俳優業は代表作が“最終章”の年
俳優としての33歳は、6年続いた自身の代表作「闇金ウシジマくん」の最終章となる映画「闇金ウシジマくん ザ・ファイナル」（2016年10月22日）の公開からスタート。テレビでは、福田雄一監督が手がけた主演ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズも最終章とされる「導かれし七人」（テレビ東京）が放送され、山田の代表作2作が終幕。
ヨシヒコは8月に、千葉・幕張にて8時間行われた大規模フェス「ダイブイキタクナルツアー」も行われた。
また、カンヌ映画祭で最高峰の賞「パルム・ドール」を受賞する目的で山田らが映画製作をするという試みを追ったドキュメンタリー「山田孝之のカンヌ映画祭」（テレビ東京系・2017年1月～）の放送や、同ドラマから誕生し、カンヌに正式出品された映画「山田孝之3D」（2017年6月16日）が公開された。
さらに、福田監督・小栗旬主演の実写映画「銀魂」では、まさかのエリザベス役（声）で出演し、初日舞台挨拶ではサプライズとしてきぐるみで登場。同イベントは山田が話題をさらった。
そのほか、映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」では片桐安十郎（アンジェロ） 役を、短編映画の「パラレルワールド」では33歳で高校生役にチャレンジした。
2社起業 そしてもう1社…
俳優活動以外での山田の33歳のビッグニュースといえば、新会社の設立だろう。山田は8月、腕時計ブランド創業者の山口友敬氏と新企業株式会社FORIEDGE（フォリエッジ）を立ち上げ、クラウドファンディングサービスを開始した。目標額は500万だったが、終了10日前にして520万を集め早くも成功をおさめている。
さらに9月には「ミーアンドスターズ株式会社」の設立を発表。取締役CIO（Chief Innovation Officer）という主にアイディアを生み出す重役のポストに就き、ライブコマース事業に取り組む。
なお、山田はカンヌを目指す際に番組内で映像プロダクションとして合同会社カンヌを設立しているため、33歳で実質“3社”の起業が公表されたことになっている。
あくまでも至って真面目なところが慕われる山田孝之
こうした様々な取り組みで世間を楽しませる一方、山田の斬新な動きが発表される度に“山田孝之はどこへ向かっているんだろう…”という声もみられる。山田は新会社設立発表の会見で「面白いと思うことがいっぱいある」と話していたが、第一線で活躍する実力派俳優であることは大前提としつつ、ただでさえ忙しい時間の中で身を削りながら“山田孝之が取り組んだら面白いこと”を好奇心を持ちながら枠にとらわれずにどんどんチャレンジしていく姿勢は、真のエンターテイナーとしてあるべき姿なのではないかと感じさせる。
新会社の設立などはもちろん、直近で放送された生放送番組「緊急生放送！山田孝之の元気を送るテレビ」（テレビ東京・2017年10月6日） でも、90分間何も話さずに独特な世界観を繰り広げて視聴者を困惑させはしたが、エンターテイメント性溢れる内容で立派に話題を呼んだ。
記者が山田にインタビューする際に受ける印象は、どんな質問にも至って真剣に対応して向き合うところが印象深く残っているため、物事に“真面目”であること。
“アイディアマン”山田が何でも器用にこなせて多彩であることはもちろん、表舞台では存分に面白いパフォーマンスをする反面、素は真面目で熱を持って真剣に取り組むというギャップなども周囲から“山田と一緒に仕事がしたい”と思われる要素となっており、本職の俳優業以外で「いろんなところから声がかかる」（山田）というのも納得できる。
声がけされた結果、山田が新たな提案に枠外でも興味を持って応じ、世に“山田孝之によって生み出される面白いこと”が次々と発信されるため、山田の動向に夢中になるのは必然といえるだろう。
34歳の山田孝之も人々の想像の斜め上を行き、ファンのみならず世間をワクワクさせる俳優として楽しませてくれることを期待したい。（modelpress編集部）
33歳、山田孝之の主な動き（2016年10月20日～）
映画闇金ウシジマくん ザ・ファイナル（2016年10月22日公開）
映画 山田孝之3D（2017年6月16日公開）
銀魂（2017年7月14日公開）※エリザベスの中の人
ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章（2017年8月4日公開）
パラレルワールド（2017年6月1日公開）
点（2017年9月23日公開）
ドラマ
勇者ヨシヒコと導かれし七人（以下全てテレビ東京系・2016年10月～）
山田孝之のカンヌ映画祭（テレビ東京系・2017年1月～）
破獄（2017年4月12日）
テレビその他
ドラゴンクエスト30th ～そして新たな伝説へ～（NHK総合・2016年12月）
映像の世紀プレミアム（NHK BSプレミアム・2017年3月まで）
明日世界が終わるとしても 虐殺を越え"隣人"に戻るまで～ルワンダ・佐々木和之（NHK BS1・2017年3月）
最後の講義 「石黒浩教授」（NHK BS1・2017年7月）
NHKスペシャル「戦後ゼロ年 東京ブラックホール 1945-1946」（NHK総合・2017年8月）
緊急生放送！山田孝之の元気を送るテレビ（テレビ東京・2017年10月6日）
歌手活動
フジファブリック「カンヌの休日 feat. 山田孝之」（2017年2月）
モテモテ（ハート）マーロ（2017年5月）
その他
・JINTAKA、何回か復帰する（2016年11月10日「ファッション＆音楽イベント「GirlsAward 2016 AUTUMN／WINTER」」ほか）
・「菅田将暉のオールナイトニッポン」に生出演（2017年6月13日）
・映画のプロデュースを発表※映画「デイアンドナイト」主演・阿部進之介／2018年公開（2017年8月20日）
・クラウドファンディングを始める※山田孝之×山口友敬による【FORIEDGE】（2017年8月24日～）
・「勇者ヨシヒコ ダイブイキタクナルツアー」を幕張で開催（2017年8月27日）
・「ミーアンドスターズ株式会社」を設立（2017年9月1日）取締役CIO
山田孝之、今後の予定は？
・AbemaTV「稲垣・草なぎ・香取3人でインターネットはじめます『72時間ホンネテレビ』」（11月2日よる9時から3日間放送）・映画「DCスーパーヒーローズvs鷹の爪団」（2017年10月21日）※吹き替え
・映画「ゴッホ 最期の手紙」（2017年11月3日）※吹き替え
・映画「ハード・コア」（2018年公開）
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