「アンフェア」シリーズ初の舞台化 篠田麻里子が“雪平夏見”役<コメント到着>
2017.10.02 18:00
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テレビドラマ「アンフェア」(フジテレビ)の原作となった推理小説の続編、秦建日子のベストセラー小説「アンフェアな月」が、篠田麻里子を主演に舞台化されることが2日わかった。
「アンフェア」シリーズ初の舞台化
一風変わった女性刑事・雪平夏見の活躍を描き、現在海外を含めて累計部数157万部を突破してなお人気を集め続ける大ベストセラーシリーズで、舞台化は今回が初。篠田は、主人公の女性刑事・雪平夏見役を演じる。今回の起用に「女性に生まれ、人として、女として、母として、警察組織の一人として生きていく葛藤が描かれる雪平夏見の強烈な魅力を表現できたらと、今からとてもワクワクしています。舞台『アンフェアな月』、今からどんな舞台になるのか、楽しみです」と意気込み。捜査一課でトップの検挙率を誇る、バツイチで男勝り、そのうえ酒豪で、登場人物たちに「無駄に美人」と揶揄されるワーカホリックな女性刑事役を彼女がどのように演じるのか、期待が高まる。
ほかキャスト発表
さらに、雪平の相棒となる安藤刑事役には、映画、テレビ、舞台の話題作に次々と出演して人気上昇中の染谷俊之。染谷は、「“アンフェア”というとても人気のある作品に携わる事ができ、とても嬉しく思います。舞台ならではのアンフェアをみなさんにお届けして、原作ファンの方も、初めて観られる方も楽しんで頂けるような作品を、キャスト・スタッフ力を合わせて作りあげていきたい思います」とコメントを寄せた。そのほか中村優一、和田琢磨、下村青、堤下敦(インパルス)、飯田基祐、岡田達也ら実力派が脇を固め、「アンフェアシリーズ」の世界観を舞台で再現する。
演出の菅野臣太朗氏は、舞台化にあたり「ドラマや映画で沢山の人を虜にした『アンフェア』シリーズ。雪平夏見役の篠田麻里子さん筆頭に、カンパニー全員で、お客様に【明日への生きる勇気が与えられる舞台】、そして【演劇でしか観せれない刑事・雪平夏見】を創作したいと思っています」と語っている。
なお、公演は天王洲・銀河劇場で、2018年2月22日~3月4日の全15回を予定。(modelpress編集部)
篠田麻里子コメント
テレビドラマ・映画で大ヒットした “アンフェア“シリーズ…。刑事・雪平夏見を私、篠田麻里子が演じさせていただきます。舞台版は、原作の刑事・雪平夏見シリーズ2作品目となる小説「アンフェアな月」を題材にした作品です。女性に生まれ、人として、女として、母として、警察組織の一人として生きていく葛藤が描かれる雪平夏見の強烈な魅力を表現できたらと、今からとてもワクワクしています。舞台「アンフェアな月」、今からどんな舞台になるのか、楽しみです。カンパニー一同、劇場にてお待ちしております。
染谷俊之コメント
安藤一之役を演じさせて頂きます染谷俊之です。“アンフェア”というとても人気のある作品に携わる事ができ、とても嬉しく思います。舞台ならではのアンフェアをみなさんにお届けして、原作ファンの方も、初めて観られる方も楽しんで頂けるような作品を、キャスト・スタッフ力を合わせて作りあげていきたい思います。みなさんぜひ、劇場まで足をお運びください。菅野臣太朗氏(演出)コメント
初めて原作の小説を読ませて頂いた時の衝撃を、今でも忘れていません。綿密に練られた物語や、何処か寂しげで一生懸命生きている人間臭い登場人物達。描写されている場所は、読んでるだけで匂いがしてきそうな、リアルな池袋の裏路地や目黒の焼き鳥屋ばかり。そして、視覚的な効果を狙った文字の大小や、読み手の心理状態を揺さぶる白と黒の色遣い。あっと言う間に小説の中に入り込み、一晩で読んでしまいました。ドラマや映画で沢山の人を虜にした「アンフェア」シリーズ。雪平夏見役の篠田麻里子さん筆頭に、カンパニー全員で、お客様に【明日への生きる勇気が与えられる舞台】、そして【演劇でしか観せれない刑事・雪平夏見】を創作したいと思っています。あの原作の衝撃を劇場で味わって頂きたい。是非とも劇場へお越し下さい。
ストーリー
生後3か月の赤ん坊が行方不明になった。しかし、泣き崩れる母親が警察に通報してきたのは、行方不明となって8時間が経過してからだった。特殊班の現場に駆り出された強行班の刑事・雪平は母親による狂言誘拐を疑うが、母親を問い詰めていたそのとき、犯人らしき人物から電話が入る。電話の主は、「娘に見合うだけのものを用意しろ」という曖昧な指示を残して電話を切った。身代金の要求もなく、条件も提示しない奇妙な犯人。目的の分からないこの犯人に捜査本部が翻弄される中、誘拐された幼児のものと思われる遺留品が、とある山中で発見される。そこで捜査員たちは予想もしなかったものを見つけ…。
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