引退発表の安室奈美恵、“アムラー”が社会現象に・女性ソロアーティストして数々の偉業<略歴>
2017.09.20 19:24
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歌手の安室奈美恵(あむろなみえ/40)が2018年9月16日をもって引退することを20日、公式サイトにて発表した。ここでは安室のこれまでの活躍を振り返る。
“アムラー”が社会現象に
安室は日本・沖縄県出身。1977年9月20日生まれ、40歳。沖縄アクターズスクール発の5人組グループ・SUPER MONKEY'Sを経て1995年にソロデビューし、ファーストシングルが70万枚、ファーストアルバムはミリオンセラーを達成。当時女性ソロシンガー最年少でNHK「紅白歌合戦」出場を果たす。若い女性を中心に安室のファッション・ヘアスタイル・メイクなどがブームとなり、いわゆる“アムラー”が大量発生する社会現象となった。
「CAN YOU CELEBRATE?」が大ヒット
1996年にリリースしたアルバム「SWEET 19 BLUES」では、当時の史上最高記録となった初回出荷枚数305万枚という偉業も成し遂げる。また、当時史上最年少記録での国内スタジアム公演も成功に終え、さらにソロアーティスト史上最年少でレコード大賞も受賞した。1997年には結婚式の定番曲となったシングル「CAN YOU CELEBRATE?」がダブルミリオンを記録、この年、日本国内で最も売り上げたCDとなった。同時に、邦楽女性ソロアーティスト歴代1位のシングル売上となり、現在もなおこの記録は破られていない。その後も、当時の10代アーティスト史上初のシングル・アルバム総売上2,000万枚突破、さらに全国4大ドームツアーの成功(約30万人動員)、海外ライブイベントへの出演など、J-POPシーンを牽引するアーティストとなった。
25周年ライブを開催したばかり
2003年以降も、海外公演を行うなど、幅広く活躍。1995年のソロデビューから23年連続シングルTOP10入りを記録し、アーティスト歴代1位タイ記録を達成。アルバムでも10代、20代、30代で全てミリオンセールスを記録。コンサートはMCを一切挟むことなく、歌とダンスのみで構成されていることが特徴で、圧倒的なパフォーマンスでファンを魅了し続けている。昨年は、シングル「Hero」がNHKリオデジャネイロオリンピック・パラリンピック放送テーマソングに起用。今年はデビュー25周年イヤーとして精力的に活動しており、今月16・17日には、故郷・沖縄にて凱旋ライブ「namie amuro 25thANNIVERSARY LIVE in OKINAWA」を開催したばかり。新曲「Showtime」は女優の小泉今日子が主演をつとめる10月スタートのTBS火曜ドラマ『監獄のお姫さま』(毎週火曜日よる10時~)の主題歌に決定している。
約1年後に引退へ
安室は、「ファンの皆様へ」としてコメントを発表。「今日は、私が長年心に思い、この25周年という節目の年に決意した事を書きたいと思います。『わたくし安室奈美恵は、2018年9月16日をもって引退することを決意致しましたので、この場を借りてファンの皆様にご報告させていただきます。』引退までのこの1年アルバムやコンサート、最後にできる限りの事を精一杯し、有意義な1年にしていきたいと思ってます」とした。(modelpress編集部)
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