KinKi Kids堂本剛、突発性難聴回復は「何年かかるかも…」日常生活での困難告白
2017.08.20 12:46
6月に突発性難聴を発症し、現在治療中のKinKi Kidsの堂本剛のラジオ番組『堂本剛とFashion&Music Book』(bay FM、土曜よる10時~)が19日、放送。現在の症状について語った。
フェス欠席&単独ライブも中止に
堂本は、出演を予定していた『SUMMER SONIC2017』(8月19日・20日)、『イナズマロックフェス2017』(9月17日)を欠席することも発表。さらに、8日には、9月1~3日まで開催予定だった京都・平安神宮での単独ライブの中止を公式サイトで発表し、参加予定だったファンに対して謝罪していた。
治療の難しさ・日常生活での辛さとは
この日の放送では、フェスや単独ライブの件を受け、ファンの温かいメッセージを紹介しながら現在の症状を説明。仕事中の深夜に発症し、1週間内服で治療、約1週間後に入院し、病院でできる治療が一通り済んだため退院。現在は「ある種いつ治るか分からないものの治療って感じかな。最初の治療とは気分が違う」といい、入院中との治療の違いを明かした。
原因がはっきりしていないため、治療法も手探りな部分があるといい、「最初言われたのがすごく矛盾している。『体を動かしましょう、でも体を安静にして休んでください』って逆のこと言われるんやで」と本音も。
「『大音量避けましょう』って言われているけど、町中のほうが大音量あるんですよね、僕からすると。ご飯に行こうが車がバーって走ろうが急に大きい音で宣伝の車とかも来るじゃないですか?」「予測できない音、急に後ろのお客さんが騒いだりとか、今はそのへん楽ですけど最初2週間3週間はそれが怖かった」と、日常生活レベルで大音量は発生していることを説明した堂本。音楽の仕事をしていない患者であれば日常生活に支障がないのではないか、という一部に存在する勘違いにも触れ、「色んな人の(突発性難聴の)認識を変えるきっかけになればいいなと」とも口にした。
現在の症状は「自分の体を犠牲にしてまで…」
症状が重い左耳の現状について「昔に比べると低音は響いてない、左は高域は聞こえているんで、真ん中がやっぱり(音が)いないですね」と告白。回復は「気付いたら良くなっているかも知らんし、何年かかるかも分からない」と長期戦も見据えた。
そして、今回の経験を通じて「自分の体を犠牲にしてまで何かをすることが良いことなのかとか今回色々考えました」と吐露。現在も同番組の出演など、治療を続けながら症状に支障をきたさない仕事はこなしているが、「自分の体もそうだし、心もそうですけど、いたわりながら、皆さんと繋がれる場所が存在するのが、僕の中で重要だなと感じた」と、ファンとの交流の重要さをしみじみと実感しているようだった。(modelpress編集部)
情報:bay FM
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