「コード・ブルー」続編は新人フェロー&ナースにも注目 “頼りなさすぎた”初回からの成長&有岡大貴・成田凌・新木優子・馬場ふみかの演技に期待
2017.07.24 20:22
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フジテレビ系月9ドラマ『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』(毎週月曜よる9:00~※15分拡大)の第2話が24日、放送される。俳優の山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介ら豪華キャストが再集結することが話題を呼んでいるが、今シーズンから加わった新人フェロー&ナースたちも見どころだ。
人気作「コード・ブルー」新シリーズで7年ぶり再集結
同作は、2008年7月にスタートし、翌2009年1月にスペシャル放送、2010年1月に「2ndシーズン」が放送された人気ドラマの最新シリーズ。“ドクターヘリ”に乗り込むフライトドクターを目指し、若い医師たちが真摯に命と向き合う姿を描いた作品。山下らが救急救命の最前線で活躍する一人前の医師・看護師を演じる。「1stシーズン」では、フライトドクターを目指し全国から翔陽大学附属北部病院救命救急センターに集まった藍沢耕作(山下)、白石恵(新垣)、緋山美帆子(戸田)、藤川一男(浅利)といった医師たちと、既にフライトナースとして信頼を得ていた冴島はるか(比嘉)が互いに時にぶつかり、時に助け合いながら生死を左右する難問に日々向き合いながら次第に成長していく姿を、2010年1月に放送された「2ndシーズン」ではフライトドクターの研修修了認定まであとわずかとなった4人の姿を中心に描いた。
コード・ブルー3rdシーズン
医師として10年以上のキャリアを持った彼らは、仕事もプライベートも自分の人生と向き合い始める年代に達し、それぞれの道を歩み出していた。白石恵(新垣結衣)は人手不足の翔北救命救急センターで今やフライトドクターのスタッフリーダーとして奮闘。フェロー時代は落ちこぼれだった藤川一男(浅利陽介)も、整形外科専門の救命医として救命救急センターを支える立場に。冴島はるか(比嘉愛未)は、今もフライトナースとしての道を究め続けエースとして活躍している。そんな救命センターにやってきたフライトドクターを目指すフェロー・名取颯馬(Hey! Say! JUMP有岡大貴)、灰谷俊平(成田凌)、横峯あかり(新木優子)、フライトナースを目指す雪村双葉(馬場ふみか)。フェローたちは使いものにならないと救命センターの誰もが嘆く中、白石は人材不足の中、彼らを戦力にするしかないと必死に育てようと努力していた。
しかし、白石たちを育てたフライトドクター・三井環奈(りょう)が救命を離れることとなり、危機的状況に陥った救命に、周産期医療センターで産婦人科医としての道を歩んでいた緋山美帆子(戸田恵梨香)、そして脳外科医として活躍していた藍沢が戻ってくるまでが、第1話で描かれた。
新人フェロー&ナースのキャラクターは?
有岡が演じるフェロー・名取颯馬(なとり・そうま)は名医として名高い名取総合病院の院長兼経営者の一人息子。医師としての技術は持っているにもかかわらず、なぜか医療にかける情熱が感じられない。対照的に成田演じるフェロー・灰谷俊平(はいたに・しゅんぺい)は、まじめで心優しいが、スキル的に劣っていることをコンプレックスに思っている青年。要領が悪く、肝心なときに腰が引けてしまうなど、自己嫌悪に陥ることもしばしば。強く、頼りがいのある医師への遠い道程をどう歩んでいくのか。
新しく登場したフェローの中では紅一点の横峯あかり(よこみね・あかり)役を演じるのが新木。積極的で物おじしない行動力があるが、幼い頃に見た医療ドラマに憧れ医師を目指したという、若干夢見がちな一面もある。失敗の許されないドクターヘリの現場の厳しさに打ちのめされる日々だが、持ち前の明るさと素直さでそれを乗り越えていく。
馬場が演じるのはプライドが高く向上心の強いナース、雪村双葉(ゆきむら・ふたば)役。1日も早く周りから認められようと気負うばかりについ実力以上の物言いをしてしまうことも。その前のめりな姿勢がいい方に転べば大きく飛躍すると先輩ナースである冴島は期待を寄せるが…。
初回から「頼りなさすぎる」と視聴者も心配
初回では、勤務中も携帯を見る名取、常におどおどしている灰谷、髪型を気にするなど落ち着きのない横峯と、頼りない新人フェロー3人の姿が描写され、視聴者からは「フェロー頼りなさすぎる」「今回のフェロー大丈夫?」と心配の声が殺到。負傷者が多数発生した現場では事態に動揺し右往左往し、白石らに叱られながらもなんとか患者と向き合い、治療をこなした。一方、雪村はかつての冴島を思い起こさせる気の強いキャラクターで、フェローたちとの関係も気になるところだ。
第2話では、藍沢が救命センターに戻って1週間、フェローへの指導方針を巡って白石と対立する様子や、横峯に厳しく指導する様子が描かれる。
一筋縄ではいかないフェローたちにはそれぞれスポットがあたりそうで、これまでの藍沢たちのように一人前の医師としてどう成長していくかに注目だ。
若手注目株の4人に期待
人気シリーズ続編の重要キャストとあって、有岡、成田、新木、馬場の演技には大きな期待が集まっている。有岡は、2005年の『エンジン』以来“12年ぶり”の月9出演。滝沢秀明主演映画『こどもつかい』に出演したほか、今クールでは、メンバーの高木雄也(※「高」は正式には「はしごだか」)、八乙女光とともに主演を務める日本テレビ系ドラマ『孤食ロボット』(毎週月曜深夜24時59分~)が放送中。デビュー10周年で盛んな俳優活動を見せており、「月曜だけで、大ちゃんいっぱい見れて幸せ」「コード・ブルーから孤食ロボットまでのギャップ…!」と“俳優・有岡大貴”にファンから熱視線が注がれている。
そして、『MEN'S NON-NO』専属モデルの成田は、4クール連続ドラマ出演中の今もっとも旬な若手俳優の1人。新垣と共演したTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』では、石田ゆり子の後輩イケメンを、フジテレビ系『大貧乏』では敏腕営業マンを、フジテレビ系『人は見た目が100パーセント』ではヒロインを翻弄するイケメン美容師と、幅広い役柄で存在感を発揮。特に『人は~』で演じた榊圭一と今回の髪の毛はボサボサ、メガネ男子の気弱男子・灰谷とのギャップは凄まじく「真逆のキャラだね」「2クールで振り幅すごい」「同じ人とは思えない」など反響が集まっている。
また、『non-no』専属モデルの新木も前クール、公安機動捜査隊特捜班の活躍を描き人気を博した同局系ドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』で、特捜班で紅一点のキャラクター・大山玲を演じ話題に。すご腕の元ハッカーでサイバー情報分析のスペシャリストという役柄で“出来る女子”イメージを植え付けただけに、今回の“いまどきの女子”という横峯は新鮮に映った人も多いようで、「CRISISと全然違う!」「あの超絶でき女のハッカーがあんな頼りない子に…」と驚きの声が上がっている。
新木とともに、オーディションで役を勝ち取った同じく『non-no』専属モデルで、モデル&グラビア=“モグラ女子”の代表格である馬場は、テレビ朝日系『仮面ライダードライブ』、日本テレビ系『お前はまだグンマを知らない』や毎日放送『ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』など出演作が続いているが、 意外にも今回が初のゴールデンタイムのドラマ出演。キャスティング理由として、増本淳プロデューサーは、「オーディションでの徐々に感情を高めていく芝居にはむしろベテランの安定感を感じるほどで、すごい若手がいるんだなと驚きました」と絶賛している。
山下、新垣、戸田、比嘉、浅利にとってそうであったように、今作への出演が4人にとっては1つのターニングポイントになるはず。1人の医師や看護師として成長していく4人の姿を、役者としてステップアップを遂げる彼らの姿に重ね合わせて楽しみたい。(modelpress編集部)
情報:フジテレビ
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