山田孝之、「銀魂」舞台挨拶に“異例の着ぐるみ登場”自ら志願も「断ればよかった…」
2017.07.14 17:20
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俳優の山田孝之が14日、都内で行われた人気漫画を実写化した映画「銀魂」(小栗旬主演)の初日舞台あいさつに観客・キャストに内緒で“着ぐるみ登場”した。
山田孝之、エリザベスだった
山田は桂小太郎(岡田将生)のペットの宇宙生物・エリザベスの声で出演。キャスト情報は事前に発表されておらず、セリフもほんの一瞬であるが、エンドロールには山田の名が明記されているため、試写会を見たファンがTwitterにつぶやくなどして口コミが広がっていた。この日、小栗、菅田将暉、橋本環奈、福田雄一監督ら豪華キャストが登場する舞台あいさつが行われる前に、山田が中に入ったエリザベスの着ぐるみが一人で登壇。途中階段に苦労する場面などがあり、観客から笑いが起こっていた。
キャストが登場し、トークが行われていた終盤、エリザベスの横にいた福田監督がエリザベスに声をかけると一言「あつい…断ればよかった…」とコメント。そこで会場は“声”にざわつき、山田と頻繁に共演するムロツヨシも「聞き慣れた声…」と疑問を浮かべていた。
山田エリザベスは「中なんてない!」「これが俺だ!」と言い張ったが、福田監督が“中の人は誰か”と観客に促すと「孝之ー!(山田)」とバレていた。すると懲りずに山田は「入ってるとかじゃない!」と言い張ったが、「あ、山田くん…」と福田監督が口をすべらし、山田が中にいることがいよいよ発覚。
山田は着ぐるみのまま「かいだんがすごくむずかった…」と苦労を明かし、小栗らキャストからも「みんなが話すごとにちゃんとアクションしてた」「普通のあの人(山田)ならやらない動きですよ」などとツッコミを受けていた。小栗は「エリザベスのおかげで締まった(笑)」とし、「俺だったらオファーされても絶対やらない」と苦笑い。
山田は断ればよかったとしつつも、今回のエリザベスの着ぐるみ登場を「自分から言っちゃったんだよね…」と自ら買って出たとし、撮影期間は「みんなは着物とか着て熱い中がんばってたのに、(山田は)涼しい部屋で3分で(アフレコが)終わったから稼働したほうが良いと思った」などと山田なりの心意気を今回の舞台挨拶で見せたようだった。
なお、手や足は出したものの、終始顔を見せることはなく観客に見届けられながら退場した。(modelpress編集部)
映画『銀魂』(2017年7月14日公開)
脚本/監督:福田雄一出演:小栗旬 菅田将暉 橋本環奈 柳楽優弥 新井浩文 吉沢亮 早見あかり ムロツヨシ 長澤まさみ 岡田将生 佐藤二朗 菜々緒 安田顕 中村勘九郎 堂本剛
原作:「銀魂」空知英秋(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
【ストーリー】
銀髪天然パーマのぐうたら侍、でも仲間を護るためにはキリッと光る“万事屋銀ちゃん”こと坂田銀時とその周りで起こる大騒動。そして、不可解に絡み合う謎の事件…。幕末の江戸、鎖国を解放したのは黒船――ではなく、エイリアンと宇宙船だった!今や地球人と宇宙からやってきた天人(あまんと)が共に暮らす、将軍おひざ元の江戸・かぶき町。ここで、なんでも屋「万事屋(よろずや)」を営む銀時は、従業員の新八や居候の怪力美少女・神楽といつものようにダラダラした午後を過ごしていた。だが、ぼんやり見ていたTV番組のニュースで、カブトムシ狩りで一攫千金できると知り…、てんやわんやの大騒動で幕が開く!ある日、万事屋に仕事依頼が舞い込む。江戸で暗躍する攘夷志士の桂が謎の辻斬りの凶刃に倒れ行方不明になったというのだ。その影にうごめくのは、「人斬り似蔵」の異名を持つ浪人・岡田似蔵。そしてかつて銀時と共に攘夷志士として救国のため戦った高杉晋助。捕らわれた仲間を救出するため、この世界を護るため――満身創痍の銀時はひとり、走り出す。江戸の空に浮かぶ戦艦で、一世一代の大バトルが始まろうとしていた――!
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