市川海老蔵、小林麻央さんは「俺を助けに来てくれた」舞台に立ち続けた思い
2017.06.27 10:38
22日に亡くなったフリーアナウンサーの小林麻央さん(享年34)の追悼番組「小林麻央さん追悼番組~優しく強く生きた34年~」が26日、日本テレビ系で放送された。番組では麻央さんの34年を振り返るとともに、麻央さんの死の直後も舞台に立ち続けた夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵の姿を届けた。
「日本で一番困ったちゃんだった俺を助けに来てくれた」
麻央さんが亡くなった後も自主公演ABKAI2017「石川五右衛門 外伝」に出演し続けた海老蔵。25日の千秋楽の直前、控室で「『困っている人を助けに行きたい。そういう仕事をどんどんさせてください』ってアナウンサーの時に言っていた」と麻央さんの信念を紹介し、「ブレてないな。だから、日本で一番困ったちゃんだった俺を助けに来てくれたんだろうな」と麻央さんへの感謝を伝えた。
そして「やるしかないんでね、残された人間は」と覚悟を語り、舞台へ臨んだ。
「まお、…あいたい」
番組では、今年1月4日に放送された麻央さんの最後のインタビューも再放送。麻央さんは海老蔵や家族に対する思い、病気になってから感じた胸の内を伝えた。放送中、海老蔵はブログを更新し、「テレビ拝見してます、涙」「まお、…あいたい、あいたいよ、おれ、がんばるよ、」「こんなにも頑張って話してくれたんだね、ありがとう。涙 ありがとう、本当にまおとは以心伝心できてたんです、まおと共に生きたかった…頑張って生きよう そう思います」と心境をつづった。
小林麻央さん、22日夜に自宅で死去
海老蔵と麻央さんは、2010年1月に婚約発表会見を行い、3月3日に婚姻届を提出。2011年7月25日に第1子である長女・麗禾(れいか)ちゃんを、2013年3月22日に第2子である長男・勸玄(かんげん)くんを出産した。2016年6月9日、海老蔵が行った記者会見において、麻央さん乳がんを患っていることを公表。同年9月、医師からの「癌の陰に隠れないで」という言葉を受けブログを開設し、ステージ4であることを報告。
10月頃に「局所コントロール、QOL(Quality Of Life=生活の質)」のための手術を受け一度退院したが、12月に体力回復のため再び入院。2017年1月29日、退院を報告した。
当初、自宅療養をしながら夫や母、フリーアナウンサーの姉・小林麻耶の助けを借り、麗禾ちゃんと勸玄くん2人の子育てに励んでいたが、4月以降、体調不良を訴えることが続き4月22日に再び入院。その後退院して在宅治療に切り替える。家族とともに病と戦っていたが今月20日までブログも更新していたが、22日の夜、自宅にて家族が見守る中、逝去。享年34。
23日に海老蔵は緊急会見にて、最期の言葉は「愛してる」だったことなどを涙を流し伝えていた。(modelpress編集部)
情報:市川海老蔵
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