西島秀俊＆石田ゆり子、もどかしい禁断の恋に視聴者悶える “手だけの演技”で魅了＜CRISIS第5話＞

ドラマ「CRISIS」

同ドラマは、直木賞作家・金城一紀氏が描いたアクションエンターテインメント。主人公・稲見朗（小栗）や田丸（西島）など、各分野のスペシャリストが結集した警察庁警備局長直轄の秘密部隊「公安機動捜査隊特捜班」が、うごめく巨悪と政治的な思惑とが絡まり合う国家の危機に立ち向かう。

『SP』シリーズや小栗が主演を務めた『BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係』などを生み出してきた金城氏ならではの緻密な設定と情報を元に構築された一話完結型ストーリーと、小栗と西島を始めとする俳優陣の迫力のアクションが話題を呼んでいる。

西島秀俊＆石田ゆり子の哀愁漂うシーンが話題

石田が演じる千種は、眞島秀和演じる林智史の妻。智史は、田丸の手引きによって新興宗教団体に出家信者として潜入して諜報活動を行っており、夫の帰りを待つ千種は、自分を支え続けてくれる田丸との関係にもやがて変化が生まれてくるという役どころで、大人の哀愁漂う恋愛模様を展開。

映画『サヨナライツカ』（2010年）では婚約者、『MOZU』シリーズ（TBS×WOWOW共同制作、2014年～）では夫婦役と共演歴があり、コンビファンも多い2人。教会で会うシーンは、緊迫のメイン筋とは違う緊張感を視聴者に毎回もたらしており、楽しみにしている視聴者も多い。

第5話では、千種が夫から電話があったことを報告。諜報活動に限界を感じ「やめたい」と訴えたという夫に対し、「夫が戻ってきたら私はどうすればいいんでしょうか？今更夫を愛する自信が私にはありません。夫のいないこの2年間の偽りの生活が、本当の生活になってしまったんです」と本音を吐露。田丸を見つめ、その手におもむろに触れるが、田丸はその手を離し「気を強く持って下さい。旦那さんにとってあなたは唯一の光なんです」と拒否。千種は結婚指輪が光る左手をゆっくりと戻し、「田丸さんにとって私は夫をつなぎとめるだけの道具でしか無いんですね」と嘆くが、田丸は「とにかく今はこの状況を一緒に乗り切りましょう」と交わすだけ…という場面が描かれた。

これにネット上では、「2人の演技に泣いた」「大人の禁断の恋がもどかしすぎて辛い」「手だけの演技に心奪われました」「あわわわわ手を握り返してほしかった…」「ゆりちゃん切ない」「もっとこの2人のシーンが見たい」など、禁断の恋に悶えている声が多数上がっていた。

また、キャラクターの過去などいまだ明らかになっていない謎が多い同ドラマ。第5話では稲見が暴力団に潜入捜査するストーリーだったが、かつて自身も潜入捜査をしたことがあるという田丸は、スパイとして生きて自分を見失いそうになったとき、“本当の人生に帰りたいという大切な何か＝光”の存在が大切であると稲見に説く。田丸にとっての“光”は何だったか、「田丸さんの過去気になる」「光は誰だったの？」と視聴者は様々に想像を膨らませていた。（modelpress編集部）

情報：関西テレビ