広瀬すず「楽しかったと思ったことは一度もない」と驚きの告白 天海祐希は涙

同番組は、業界きっての“トークの天才”と称される古舘が、各界で話題のゲスト同士によるトークをマッチメイクし、組み合わせの妙によって引き出される意外なトークを楽しむエンターテイメントショー。古舘がしゃべり手としてあこがれを抱くアメリカの往年のテレビ番組「エド・サリヴァン・ショー」をイメージして制作が進められ、これまで小池百合子東京都知事やプロ野球の大谷翔平選手といった話題性豊かなゲストに、もう1人のゲストを迎えて“掛け算”の楽しさを引き出すマッチメイクに挑んできた。

古舘は、この番組における自らの役割を「主役×主役」の「×」と自認。実際のトーク位置もその役割を示すように、古舘を中心として左右にゲストが座るというめずらしい構図を取っている。そんな斬新さゆえ、新しいマッチメイクエンターテイメント番組に、最後のマッチメイクゲストとして映画「チア☆ダン～女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話～」で共演する広瀬と天海が登場する。

広瀬すず×天海祐希が女優トーク

今回のマッチメイクは広瀬が天海を迎える形でスタート。バラエティー番組への出演経験が少ない広瀬は「どうしたらいいかわからない…」と戸惑いの表情を浮かべる一方で、天海は、まずマッチメイクゲストとしてロールスクリーンにシルエットのみが投影。古舘からまさかの“影イジリ”にあい「恥ずかしいですね（笑）」と照れながらの登場となった。

「仕事における楽しみ」に話が及んだ場面では、天海は「自分にとって仕事を楽しむというのは逃げの言葉」と言明。自己に対する厳しい一面をのぞかせる。そして広瀬は、先日発表になった第40回日本アカデミー賞で優秀助演女優賞を獲得した映画「怒り」の撮影を振り返り、「楽しかったと思ったことは一度もない」と驚きの告白も飛び出し、稀有な撮影経験について語る。

そして収録の最後には、番組の特色でもある、ゲスト2人に歌を届けるパフォーマンスゲストとして“演歌の申し子” こと島津亜矢が登場。昨年末の紅白歌合戦でも歌った、美空ひばりの名曲「川の流れのように」を、生バンドの演奏で熱唱。「深呼吸にメロディーがついているかのよう」と古舘が形容する島津の歌声に、聴き入る天海。その目はみるみる潤みはじめ、涙する。（modelpress編集部）