小松菜奈、ムチャぶり対応力が“想像超え”と絶賛　撮影中の素顔とは

小松菜奈はどこかに行っちゃう？

2016年は6本の映画に出演した小松は、「（それらの作品は）一昨年に撮影したんですけど、その1年は目まぐるしかったです。作品ごとに成長していって、学ぶことがたくさんありました」と手応えを掴んでいる様子。MCのビビる大木が感心しながら、「スイッチは？オンオフはどうしてるの？」と聞くと、「作中はのめり込まなきゃっていうのはあるんですけど、休憩中はエラヘラしてる（笑）。だから、たまにどっか行っちゃうことも」と微笑みながら回答した。

すると、小出も「どこかに行く時もあるし、意識がどっか行っちゃうときもあるよね」と賛同。意識がどこかに行っているときは、セリフなどについて自分の中で考えているようで、大木から「今日は大丈夫？」と振られると、「緊張しますね」と観覧客の方に目を向けてはにかんでいた。

共演者・監督も絶賛

また、番組には同ドラマで共演する山本耕史からコメントが寄せられ、「菜奈ちゃんが帽子被っていて『しめじみたいじゃないですか？』って言って来たので、いがみ合ってるシーンで『しめじみたいな頭しやがって』ってアドリブっぽく言ったら、『しめじじゃねえし』って返してきたり。普通は本番でそんなことに絡んでいくのは怖いので、勇気のある子だなと。この子は女優さんである前に、興味あるものに対して一生懸命やる子、人として魅力のある子なんだってわかりました」と撮影中のエピソードを踏まえて印象を告白。

また、演出の河合勇人氏も、「結構ムチャぶりするんですけど、真摯に取り組んでくれて、僕が思っていたものを凌駕してくれるので嬉しいです」とコメント。小松はダンスやマジック、さらには変顔にも対応していることから、「言ったことに対するリアクションが面白いというか、的確というか、意表を突かれるというか…そこが楽しい」と女優としての資質に感嘆していた。

そんな、絶賛続きの小松に対し、小出は「今日は調子良いですね。現場だと遠くを見ているか、フラフラしているか。じっとしているのが苦手って言っていたので」とニヤリ。小松自身は、「もじもじしちゃいます」と照れていた。

2つのドラマが連動

同作は、NHK総合にて放送される「赤の章　警視庁庶務係　ヒトミの事件簿」（2月22日22：25～／全4回／主演：小松）とBSプレミアムにて放送される「黒の章　弁護士　白井真之介の大災難」（2月26日22：00～／全4回／主演：山本）の2つの番組が連動する複眼エンターテインメント。

小松は、詐欺師の父親から受け継いだ豊富な犯罪の知識を利用して難事件を解決に導く警視庁会計課の中野瞳を演じる。（modelpress編集部）

情報：NHK