「砂の塔」弓子（松嶋菜々子）、涙の告白に感動の声「切ない」「かっこよすぎる」

菅野美穂主演ドラマ「砂の塔～知りすぎた隣人」

同作は、タワーマンションを舞台にした本格サスペンス。平凡だが幸せな主婦・高野亜紀（菅野）が家族で憧れのタワーマンションに引っ越した矢先に出会った不気味で恐ろしい隣人・弓子（松嶋）に、思いもよらない方法で追い詰められていくというストーリー。

このほか、子どもたちが通う体操教室のコーチで、亜紀の幼なじみ・生方航平役をEXILE兼三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの岩田剛典、亜紀の夫を田中直樹、亜紀の娘・高野そらを稲垣来泉、同じく息子・高野和樹を佐野勇斗が演じる。

最終話あらすじ　※ネタバレあり

実の母親でありながら、ストーカーから身を守るためとはいえ殺人を犯してしまったことで、和樹（佐野）の将来を思い、泣く泣く手放した弓子。「本当の母親のことを教えてあげる」と誘い、自分のもとに取り戻そうとしたが、和樹が選んだのは亜紀だった。

“ハーメルン事件”と呼ばれる連続児童誘拐事件の犯人に連れ去られ、火事になったマンション内に閉じ込められてしまった和樹も無事に助かり、抱き合って喜ぶ高野一家を弓子は遠くから見守る。

「安心して。もう二度と現れないから」と亜紀に告げて立ち去ろうとした時、和樹に呼び止められる。

そして、弓子は「雪が降ってたそうよ。あなたのお母さんがあなたを産んだ日、病院の窓から1本の立派な木が見えたんですって。大きな枝でのびのびして、たくましくて、寒さで震えてる人たちをあたたかく和ませてくれるような。それで君の名前を“和樹”にしたんだって」と涙をこらえつつ名前の由来を伝える。

和樹の「母に伝えてくれませんか？僕は今、すごく幸せだから、だから、僕を産んでくれてありがとうございましたって」という言葉に、涙を流しながら「わかった。伝えるわ」と最後まで自分が実の母であるとは明かさないまま、去っていった。

弓子（松嶋菜々子）の切ない最後に反響

高野家に近づき監視・盗撮など常軌を逸した行動も、全ては和樹を取り戻すためだったにもかかわらず、「今が幸せだ」と言った息子を思い、実の母であると名乗らずに去った弓子。

“母の愛”を感じさせる結末に、ネット上では「弓子さん最後までかっこよすぎる…！」「弓子さん、切ないよ。幸せになってほしい」「弓子さんがしたことは間違ってたと思うけど、でも責める気にはなれない」「弓子さんは本当に素敵なお母さんだった」など多くの反響が寄せられている。（modelpress編集部）