「砂の塔」お兄ちゃん(佐野勇斗)涙の告白「いつか言ってくれると…」どちらの母を選ぶのか?視聴者に衝撃走る
2016.12.03 13:02
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女優の菅野美穂が主演をつとめるTBS系ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」(毎週金曜よる10時)の第8話が2日、放送。主人公・高野亜紀(菅野)の息子・和樹(佐野勇斗)が秘めていた思いが明かされた。
菅野美穂主演ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」
同作は、タワーマンションを舞台にした本格サスペンス。平凡だが幸せな主婦・高野亜紀(菅野)が家族で憧れのタワーマンションに引っ越した矢先に出会った不気味で恐ろしい隣人・弓子(松嶋菜々子)に、思いもよらない方法で追い詰められていくというストーリー。このほか、子どもたちが通う体操教室のコーチで、亜紀の幼なじみ・生方航平役をEXILE兼三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEの岩田剛典、亜紀の夫を田中直樹、亜紀の娘・高野そらを稲垣来泉、同じく息子・高野和樹を佐野が演じる。
第8話 ※ネタバレあり
和樹の実の母親は弓子だった。亜紀は、弓子が和樹を取り戻すために、自分が実の母親だと告げるのではないかという不安に駆られる。一方、和樹はいじめから救ってくれた弓子に「なんでここまでしてくれるんですか?あなたは誰なんですか?」と尋ねるが、「あなたの本当のお母さんのこと、知りたくない?」と逆に問いかけられる。
実は、和樹はかなり前から自分が亜紀の実の子どもではないことに気づいていたのだ。弓子から真実を聞き出そうとした和樹は、「いつか言ってくれると思ってました。でもいつまで経っても言ってくれないから、あぁこの人達、俺を信用してないんだなぁ、やっぱ所詮、他人なんだなって…」と涙ながらに告白する。
そして、弓子は自分が実の母親であることは明かさず、「本当のお母さんのこと、話してあげてもいいわ。でもその代わり…今のお母さんを捨てる覚悟はある?」と和樹に迫った。
季節はクリスマスシーズン、毎年家族で訪れていたイルミネーションの点灯式の日がやってくる。一時は離婚も考えたがやはり家に戻りたいと気づいた亜紀は、クリスマスツリーの前で健一、そらと落ち合い、「これからも高野家のお母さんでいさせてください」と頭を下げ、やり直すことを約束する。
遠くからその光景を見ていた和樹は、血の繋がりのない自分に引け目を感じながらも、亜紀たちの元へ駆け寄ろうとしたが、弓子に「約束したわよね。本当のお母さんのことが知りたいから、今のお母さんを捨てるって。どうなの?」と引き止められる。弓子の方に向き直り、「はい」と返事をした和樹は、亜紀たちに背を向け去っていってしまう。
お兄ちゃん(佐野勇斗)の切ない演技に反響
真実を知りながら、良い息子でいようと健気に振る舞っていた和樹。ネット上では「お兄ちゃん気づいてたのか…。切ない」「お兄ちゃんが泣いてるの見て自分も涙腺崩壊」と反響。複雑な心境を表現した佐野の繊細な演技についても「お兄ちゃんに毎回惹き込まれる」といった絶賛の声が上がっている。弓子(松嶋菜々子)と健一(田中直樹)が犯した罪とは?
ツリーを見上げながら、健一は「ママ、全部話すよ。昔、弓子となにがあったか。彼女と俺が犯した罪のことも」と語るシーンでエンディングを迎え、次回予告では、弓子が和樹を連れ去り、かつての思い出の地を巡るようなシーンが登場。視聴者からは「弓子さんについていっちゃだめ!」「亜紀さんのこと捨てちゃうの?そらちゃんも悲しむよ」という声のほか、「ハーメルン事件の犯人とか弓子さんとパパが犯した罪とか、早く全部知りたいから来週早く!!」といった声が多く寄せられている。(modelpress編集部)
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