加藤シゲアキ、NEWS存続危機は「絶望したとは言わない」 沢尻エリカも女優人生を回顧
2016.08.22 04:00
NEWSの加藤シゲアキと女優の沢尻エリカが21日、都内で行われた24時間テレビドラマスペシャル「盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~」の完成披露試写会に出席。今作の内容にちなみ、これまでの人生で絶望を味わった出来事ついて問われると、加藤は「よく話していますが、NEWSもいろいろあって、存続の危機みたいなところがあったので、その時は僕も自分の将来や行く末がどうなっていくのかまったく想像がつかなくて、絶望したと思っていた」と話すも、「僕はあれを絶望したとは言いません!このドラマを見て、淑則先生の人生を知った上で絶望とはそういうことじゃないなって。もっともっと大変な経験をされてきた方なので、僕の絶望なんて虫けらみたいなものでした(笑)」と著者が歩んできた人生と比較し、感じたことを語った。
一方の沢尻も「生きているうちに、大変なことやつらいことはたくさんあった」としながら、「それが絶望なのか、比べられないくらいちっぽけなことではあると思う。でも、いろいろあったかもしれませんね(笑)」と過去を振り返った。
初の父親役を演じた加藤は「左手の薬指に指輪をしているっていうのがすごく新鮮だった。それで一人じゃないって感覚、夫婦だっていう感覚はありました」と撮影時の心境を回顧。3人の子どもたちとの撮影には苦労したようで、「盲導犬の方がよっぽど賢い(笑)。鼻くそほじってNGとか、『ポテトサラダ食べて』って言ったら『ポテトサラダ嫌い』って言って唐揚げ食べたりとか、まったく言うことを聞いてくれなかった。可愛い子たちだったけど、大変でした」と父親の偉大さを痛感。
沢尻は「橋爪(功)さんは『子どもは優しくすると調子にのるから優しくしない』って言って、現場で本当にむっと怖い顔をしていて、そしたら本当に子どもたちが大人しくなった」というエピソードを紹介して驚かせ、自身も「たまに厳しく、たまに優しく(笑)」と上手に子どもたちと接していたことを明かした。
この日は新井夫妻がサプライズで登場したが、新井氏は涙ながらに「よくやってくれました、本当に。ありがとうございました」と感想を明かし、「加藤くんは本当に賢い人。お話していて、本当によくわかりました。素晴らしい」としみじみ感謝していた。
今作は、8月27~28日に放送される日本テレビ系「24時間テレビ39 愛は地球を救う」内の、27日よる9時頃よりオンエア。(modelpress編集部)
初の“父”“母”役に挑戦「大変だった」
今作で加藤が演じるのは、「光を失って心が見えた 全盲先生のメッセージ」(金の星社)の著者であり、34歳で両目を失明した中学校教師の新井淑則氏。再び普通中学の教壇に立つまでの長い年月に渡る奮闘とそれを支えた家族、教え子、同僚の「愛」の物語を描く。初の父親役を演じた加藤は「左手の薬指に指輪をしているっていうのがすごく新鮮だった。それで一人じゃないって感覚、夫婦だっていう感覚はありました」と撮影時の心境を回顧。3人の子どもたちとの撮影には苦労したようで、「盲導犬の方がよっぽど賢い(笑)。鼻くそほじってNGとか、『ポテトサラダ食べて』って言ったら『ポテトサラダ嫌い』って言って唐揚げ食べたりとか、まったく言うことを聞いてくれなかった。可愛い子たちだったけど、大変でした」と父親の偉大さを痛感。
沢尻は「橋爪(功)さんは『子どもは優しくすると調子にのるから優しくしない』って言って、現場で本当にむっと怖い顔をしていて、そしたら本当に子どもたちが大人しくなった」というエピソードを紹介して驚かせ、自身も「たまに厳しく、たまに優しく(笑)」と上手に子どもたちと接していたことを明かした。
加藤シゲアキは「本当に賢い」著者が絶賛
今回、役を演じるにあたり事前に新井氏を伺いインタビューを実施した加藤は「お話しさせてもらった時に、『僕はダメ男なんです。だから周りの方がたくさん支えてくれたからここまでやってこれた』とおっしゃっていた。なのでとにかく周りの方のバックアップを一身に受け止めて進んでいく、という物語にしなければと思っていた。だから、ダメな部分は本当にダメになりました(笑)」と屍状態のシーンも真摯に演じたことを紹介。この日は新井夫妻がサプライズで登場したが、新井氏は涙ながらに「よくやってくれました、本当に。ありがとうございました」と感想を明かし、「加藤くんは本当に賢い人。お話していて、本当によくわかりました。素晴らしい」としみじみ感謝していた。
今作は、8月27~28日に放送される日本テレビ系「24時間テレビ39 愛は地球を救う」内の、27日よる9時頃よりオンエア。(modelpress編集部)
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