有村架純、朝ドラヒロイン起用の決め手は“馴染む”力 子役なしで「キラキラした」青春記描く
2016.06.29 20:19
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女優の有村架純が、平成29年度前期連続テレビ小説のヒロインに抜擢され、29日東京・渋谷の同局にて行われた会見に出席した。会見では、タイトルが「ひよっこ」に決定したこと、脚本家を岡田惠和氏が務めることも合わせて発表。現在放送中の高畑充希主演「とと姉ちゃん」、次回作の芳根京子主演「べっぴんさん」に続く、第96作目となる「ひよっこ」はオリジナル作品で、東京オリンピックが開催された1964年から始まる波乱万丈青春記となる。
有村が演じるヒロイン・谷田部みね子は、茨城県北西部のある大家族の農家に生まれた、おっとり、のんびりした少女。とくに大きな夢もなく、高校を卒業したら畑仕事を手伝って、いつかお嫁さんにと思っていたが、高校3年の冬、東京に出稼ぎに行った父が行方不明になってしまったことで、人生が動き始める。集団就職で上京したみね子は、町工場で働きながら父を捜すことに。慣れない都会での生活や突然のトラブルに巻き込まれながらも、“金の卵”の殻を自ら破って成長していく姿を描く。
有村は平成25年度前期「あまちゃん」で、主人公の母親の少女時代を演じブレイク。時代設定にとらわれない抜擢が続いている点については「親近感を持てる女優さん。すごくキュートで綺麗ですが、田舎にいて『こういう子いそうだな』と思わせてくれる。ピュアな感じがある」と、どこにでも“馴染む”ことのできる力が決め手になったことを明かした。
物語は「高校3年生からスタート予定」のため、幼少期を演じる子役の起用はなく、1話から最終話まで有村がみね子を演じることになるという。
なお同作は、2017年4月3日~9月30日放送予定(全156回)。(modelpress編集部)
「親近感」が決め手に “馴染む”力に注目
キャスティングでの決定は、平成26年度前期NHK連続テレビ小説「花子とアン」の吉高由里子以来。菓子浩チーフプロデューサーは「岡田さんの希望もあった」とした上で、「最近朝ドラは実在の人物をモチーフにしているが、オリジナルでやっていくので、力強いヒロインでなくてはならないと思った。また、色々な顔を作ってくれる方を、と早い段階から(有村を)検討していた」と起用に至るまでの経緯を説明。有村は平成25年度前期「あまちゃん」で、主人公の母親の少女時代を演じブレイク。時代設定にとらわれない抜擢が続いている点については「親近感を持てる女優さん。すごくキュートで綺麗ですが、田舎にいて『こういう子いそうだな』と思わせてくれる。ピュアな感じがある」と、どこにでも“馴染む”ことのできる力が決め手になったことを明かした。
「新しいチャレンジを」
また、「ひよっこ」は「新しいチャレンジをしませんか?」と言ってはじまったという菓子チーフプロデューサー。「岡田さんなら、一から作った方が膨らんで楽しいと思った」と企画が進んでいったそうで、「変わる可能性はありますが、一代記ではなく、18歳から28歳くらいのキラキラした時期を描く予定」とコメント。物語は「高校3年生からスタート予定」のため、幼少期を演じる子役の起用はなく、1話から最終話まで有村がみね子を演じることになるという。
なお同作は、2017年4月3日~9月30日放送予定(全156回)。(modelpress編集部)
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