有村架純、快進撃続き初の名誉「新しい自分を発見したい」

主演映画「ビリギャル」「ストロボ・エッジ」などでの演技が評価され、今回受賞した有村。今年も快進撃は続き、現在放送中のフジテレビ系月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」（毎週月曜よる9時）で主演をつとめるほか、「第39回日本アカデミー賞」では新人俳優賞と優秀主演女優賞を受賞する快挙も達成している。

初の授賞式に緊張「新しい自分を発見したい」

スピーチでは「このような授賞式に参加させていただくのは初めてで緊張しています」と自身を落ち着かせるかのようにゆっくりと挨拶し、「この賞をいただいたということを、家族や関係者の方に報告したら、周りのみなさん喜んでくれました。幸せな賞をいただたいなと感じています」と喜びを噛み締めた。

さらに、「様々な作品出会い、様々な役を演じさせていただきましたが、これからもたくさんの役に出会い新しい自分を発見できるように日々頑張っていきたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします」とさらなる飛躍を誓った。

「ビリギャル」伊藤淳史が駆けつける

また、プレゼンテーターとして「ビリギャル」で共演した俳優の伊藤淳史が登壇し、花束を贈呈。自身も10年前に同賞を受賞しており、「新人賞という一生に一度の賞だったので、身の引き締まる思いをしたことを覚えています」と回顧しながら、「また、有村さんの作る明るく楽しい現場でご一緒できることを楽しみにしています」とメッセージを送った。

「エランドール賞」

1956年にスタートした「エランドール賞」は優れた映画・テレビの作品、プロデューサー、俳優の顕彰制度（選考対象期間：2014年12月1日～2015年11月30日）。

「新人賞」は1年を通じて最も活躍した将来有望な新人俳優に贈られ有村のほか、柄本佑、菅田将暉、土屋太鳳、玉山鉄二、吉田羊の6人が受賞。「プロデューサー賞」は映画「ビリギャル」の那須田淳氏、ドラマ「マッサン」の櫻井賢氏、「プロデューサー奨励賞」は映画「百円の恋」の佐藤現氏、ドラマ「釣りバカ日誌～新入社員浜崎伝助～」（テレビ東京）の浅野太氏、齋藤寛之氏が受賞した。（modelpress編集部）

2016年 第40回エランドール賞

柄本佑
【映画】「赤い玉、」「GONINサーガ」「ピースオブケイク」
【テレビ】「雲霧仁左衛門2」「天皇の料理番」「あさが来た」

有村架純
【映画】「ストロボ・エッジ」「ビリギャル」
【テレビ】「ようこそ、わが家へ」「永遠のぼくら sea side blue」「海に降る」「世にも奇妙な物語　傑作復活編～昨日公園」

菅田将暉
【映画】「チョコリエッタ」「暗殺教室」「明鳥あけがらす」「ピースオブケイク」
【テレビ】「問題のあるレストラン」「二十歳と一匹」「翳りゆく夏」「ちゃんぽん食べたか」「民王」

土屋太鳳
【映画】「図書館戦争-THE LAST MISSION-」
【テレビ】「まれ」「図書館戦争 ブック・オブ・メモリーズ」「下町ロケット」

玉山鉄二
【テレビ】「マッサン」「私という名の変奏曲」「誤断」

吉田羊
【映画】「ビリギャル」「脳内ポイズンベリー」「HERO」
【テレビ】「ウロボロス～この愛こそ、正義。」「風の峠～銀漢の賦～」「ドS刑事」「3つの街の物語」「恋仲」「コウノドリ」

プロデューサー賞：田中友幸基金賞

プロデューサー賞：那須田淳「ビリギャル」／櫻井賢「マッサン」

プロデューサー奨励賞：佐藤現「百円の恋」／浅野太、齋藤寛之「釣りバカ日誌～新入社員浜崎伝助～」