AKB48島崎遥香、永尾まりや卒業コンサートで涙 デビュー初期の苦悩と絆<メッセージ全文>
2016.01.21 22:35
21日、東京ドームシティホールにて「高城亜樹・永尾まりや卒業コンサート」が開催され、AKB48を卒業する永尾まりやに同じく9期生としてデビュー時から苦楽を共にしてきた島崎遥香がメッセージを送った。
コンサートの中盤、「夢の河」をメンバーと歌唱後、島崎は「めっちゃ緊張して気持ち悪くて吐きそう。ここにいる会場の皆さんじゃなくて、まりやのためだけに読みます」と笑わせながらも、手紙を読みだした。
言葉に詰まる島崎にファンから大きく「頑張れー!」と声援を送られ、島崎は「疲れた時は、チョコレート。レッスンの時は毎回『今日こそは皆についていけますように』って『今日もチョコ持ってきた?』って会話から始まって、帰り道になると『いつ辞める?辞める時は一緒に辞めようね』っていう会話が『明日も一緒にレッスン頑張ろうね』の言葉と引き換えに毎晩毎晩つぶやきながら帰ったのをすごく覚えています」と続けた。
その後、デビューを果たし、チームが離れ離れになった2人だが「まりやはいつも私の隣にいて、私だけがひとりぼっちにならないように私だけが大人数の中で浮かないようにしてくれていた優しさに気づいた」と感謝。最後は「今日は『いつ辞める?辞める時は一緒だよ』って言葉ではなく、離れていても離れていてもどこか隣りにいて寄り添いながらこれから先も一緒にお仕事できますようにって言葉を送りたいと思います」と力強く、卒業を祝った。
永尾も涙を見せ、「ぱるるが辞めたら私辞めるからね、て言って、まりやが辞めたら私辞めるからねって約束したのを思い出した」と思い返し、「そういう約束したけどぱるるはこれからもAKBとして頑張って欲しいです」とエール。島崎は涙まじりに「頑張ります」と誓い、強い絆を見せた。
永尾は、横山由依、島崎ら同期の9期生を中心とする親交の深いメンバーと共に、劇場デビューした「RIVER」や旧チーム4の名曲「走れペンギン」、一番最初に島崎とダンスで挫折したという「そばかすのキス」など、思い出の楽曲を次々とパフォーマンス。MCでは、それぞれ永尾との思い出を披露。後輩の阿部マリアからも永尾へ手紙が読み上げられた。
アンコールでは、高城が水色のロングドレス、永尾が赤のミニドレスと華やかな衣装に身を包み、最後は登場メンバー全員で「アリガトウ」を歌唱し、幕を閉じた。(modelpress編集部)
まりやと出会って6年という月日が経ちましたね。私、まりやの第一印象をすごく覚えていて、事前にオーディションの時に制服を着て来ないで下さいと言われていたのに関わらず、一次審査も二次審査も最終審査もまりやはずっと制服を着ていました。なんであの子はルールを守らないのかなとずっと思ってました(笑)。
思い返せば私が同期の中で初めてお話をしたのがまりやだと思います。デビュー前のレッスンの時、レッスン場に行くまでの道で、「何歳ですか?」「同い年ですね。私、踊れなくて…」「私もです」みたいな会話をした記憶がうっすら残っています。
案の定、私達だけ、ダンスがとても下手で、毎日のように夜まで居残りさせられたよね。皆が休憩をしている時も、出来ない人は休んではいけないみたいな気がして、意識が朦朧としながら出来ないのに出来ない人同士で教え合いっ子したね、辛かったね。
疲れた時は、チョコレート。レッスンの時は毎回「今日こそは皆についていけますように」って「今日もチョコ持ってきた?」って会話から始まって、帰り道になると「いつ辞める?辞める時は一緒に辞めようね」っていう会話が「明日も一緒にレッスン頑張ろうね」の言葉と引き換えに毎晩毎晩つぶやきながら帰ったのをすごく覚えています。
そんな私達もデビューさせてもらえることが出来てチームが離れ離れになってしまってからは会う機会が減ったけど、6年前から今日まで気付いたら、まりやはいつも私の隣にいて、私だけがひとりぼっちにならないように私だけが大人数の中で浮かないようにしてくれていた優しさに気づき、離れ離れになると聞いてから今まで当たり前だったことが当たり前ではなくなると思って、私はまりやが卒業してしまったらどうしたらいいの?って心細いよ。
でも最近のまりやは前より充実しているように見えて強い意志がしっかりあってカッコいいです。だから私も強くなれるようにまだAKBで頑張りたいです。今日は「いつ辞める?辞める時は一緒だよ」って言葉ではなく、離れていても離れていてもどこか隣りにいて寄り添いながらこれから先も一緒にお仕事できますようにって言葉を送りたいと思います。今までありがとう。そして、これからもよろしくね。まりや、卒業おめでとう。島崎遥香より。
1.RIVER/永尾、島田、横山、中村、竹内、山内、大場
2.走れ!ペンギン/永尾、島田、島崎、横山、中村、竹内、山内、大場
3.そばかすのキス/永尾、島田、島崎、横山、中村、竹内、山内、大場
~高城コーナー
4.ハート型のウイルス/高城、北原、大家
5.Dear my teacher/高城、北原、大家、中田、鈴木ま、宮崎、島田、阿部、横山
~永尾コーナー
6.アボガドじゃねーし/永尾、北原、大場
7.恋よりも Dream/永尾、阿部、中村
8.ツンデレ/永尾、大島涼、武藤、相笠、加藤
9.ジッパー/永尾、中⻄、小笠原
10.君は僕だ/永尾、島崎
11.ミニスカートの妖精/島田、竹内、市川美
12.スキャンダラスに行こう/高城、永尾
~高城コーナー
13.遠距離ポスター/永尾、向井地、大和田、大島涼
14.If/中田、内田
15.渚のCherry/内田、高城、北原、大家
16.君のことが好きだから/高城、北原、大家、中田、鈴木ま、宮崎、島田、阿部、横山、向井地、大和田、大島涼、伊豆田、岡田彩、福岡、飯野、梅田、横島
~永尾コーナー
17.夢の河/島田、永尾、島崎、横山、中村、竹内、山内、大場、中西、小笠原、武藤、相笠、市川美、加藤
18.タンポポの決心/大島涼、阿部、島田、永尾、島崎、横山、中村、竹内、山内、大場、中西、小笠原、武藤、相笠、市川美、加藤
~高城コーナー
19.思い出のほとんど/高城、北原
20.向日葵/高城、大家、鈴木ま、伊豆田、岡田彩、福岡、飯野、梅田、横島、大和田、向井地、中田、宮崎、北原、大島涼、阿部、島田、横山、野中
21.桜色の空の下で/高城、大家、鈴木ま、伊豆田、岡田彩、福岡、飯野、梅田、横島、大和田、向井地、中田、宮崎、北原、大島涼、阿部、島田、横山、野中、内田
~アンコール
22.アリガトウ/ALL
落ちこぼれだったデビュー初期
デビュー時、ダンスの上達が他のメンバーよりも遅く、落ちこぼれだった2人。「毎日のように夜まで居残りさせられたよね。皆が休憩をしている時も、出来ない人は休んではいけないみたいな気がして、意識が朦朧としながら出来ないのに出来ない人同士で教え合いっ子したね、辛かったね」と当時を振り返り、思わず涙。言葉に詰まる島崎にファンから大きく「頑張れー!」と声援を送られ、島崎は「疲れた時は、チョコレート。レッスンの時は毎回『今日こそは皆についていけますように』って『今日もチョコ持ってきた?』って会話から始まって、帰り道になると『いつ辞める?辞める時は一緒に辞めようね』っていう会話が『明日も一緒にレッスン頑張ろうね』の言葉と引き換えに毎晩毎晩つぶやきながら帰ったのをすごく覚えています」と続けた。
その後、デビューを果たし、チームが離れ離れになった2人だが「まりやはいつも私の隣にいて、私だけがひとりぼっちにならないように私だけが大人数の中で浮かないようにしてくれていた優しさに気づいた」と感謝。最後は「今日は『いつ辞める?辞める時は一緒だよ』って言葉ではなく、離れていても離れていてもどこか隣りにいて寄り添いながらこれから先も一緒にお仕事できますようにって言葉を送りたいと思います」と力強く、卒業を祝った。
永尾も涙を見せ、「ぱるるが辞めたら私辞めるからね、て言って、まりやが辞めたら私辞めるからねって約束したのを思い出した」と思い返し、「そういう約束したけどぱるるはこれからもAKBとして頑張って欲しいです」とエール。島崎は涙まじりに「頑張ります」と誓い、強い絆を見せた。
思い出の楽曲を次々披露
同コンサートは、昨年12月に卒業を発表した6期生の高城と9期生の永尾の卒業を送り出すコンサート。永尾は、横山由依、島崎ら同期の9期生を中心とする親交の深いメンバーと共に、劇場デビューした「RIVER」や旧チーム4の名曲「走れペンギン」、一番最初に島崎とダンスで挫折したという「そばかすのキス」など、思い出の楽曲を次々とパフォーマンス。MCでは、それぞれ永尾との思い出を披露。後輩の阿部マリアからも永尾へ手紙が読み上げられた。
アンコールでは、高城が水色のロングドレス、永尾が赤のミニドレスと華やかな衣装に身を包み、最後は登場メンバー全員で「アリガトウ」を歌唱し、幕を閉じた。(modelpress編集部)
島崎遥香、永尾まりやへの手紙全文
まりやへまりやと出会って6年という月日が経ちましたね。私、まりやの第一印象をすごく覚えていて、事前にオーディションの時に制服を着て来ないで下さいと言われていたのに関わらず、一次審査も二次審査も最終審査もまりやはずっと制服を着ていました。なんであの子はルールを守らないのかなとずっと思ってました(笑)。
思い返せば私が同期の中で初めてお話をしたのがまりやだと思います。デビュー前のレッスンの時、レッスン場に行くまでの道で、「何歳ですか?」「同い年ですね。私、踊れなくて…」「私もです」みたいな会話をした記憶がうっすら残っています。
案の定、私達だけ、ダンスがとても下手で、毎日のように夜まで居残りさせられたよね。皆が休憩をしている時も、出来ない人は休んではいけないみたいな気がして、意識が朦朧としながら出来ないのに出来ない人同士で教え合いっ子したね、辛かったね。
疲れた時は、チョコレート。レッスンの時は毎回「今日こそは皆についていけますように」って「今日もチョコ持ってきた?」って会話から始まって、帰り道になると「いつ辞める?辞める時は一緒に辞めようね」っていう会話が「明日も一緒にレッスン頑張ろうね」の言葉と引き換えに毎晩毎晩つぶやきながら帰ったのをすごく覚えています。
そんな私達もデビューさせてもらえることが出来てチームが離れ離れになってしまってからは会う機会が減ったけど、6年前から今日まで気付いたら、まりやはいつも私の隣にいて、私だけがひとりぼっちにならないように私だけが大人数の中で浮かないようにしてくれていた優しさに気づき、離れ離れになると聞いてから今まで当たり前だったことが当たり前ではなくなると思って、私はまりやが卒業してしまったらどうしたらいいの?って心細いよ。
でも最近のまりやは前より充実しているように見えて強い意志がしっかりあってカッコいいです。だから私も強くなれるようにまだAKBで頑張りたいです。今日は「いつ辞める?辞める時は一緒だよ」って言葉ではなく、離れていても離れていてもどこか隣りにいて寄り添いながらこれから先も一緒にお仕事できますようにって言葉を送りたいと思います。今までありがとう。そして、これからもよろしくね。まりや、卒業おめでとう。島崎遥香より。
永尾まりや(ながお・まりや)プロフィール
1994年3月10日生まれ。神奈川県出身。身長158cm。AKB48、チームK所属。第9期メンバーとして、2009年11月より活動。2011年よりチーム4に所属し、2012年の再組閣でチームKへと異動した。“まりやぎ”の愛称で親しまれ、ファッション誌「LARME」でレギュラーモデルを務めるなどそのルックスとファッションセンスで女子からも多くの支持を集めていた。セットリスト
~永尾コーナー1.RIVER/永尾、島田、横山、中村、竹内、山内、大場
2.走れ!ペンギン/永尾、島田、島崎、横山、中村、竹内、山内、大場
3.そばかすのキス/永尾、島田、島崎、横山、中村、竹内、山内、大場
~高城コーナー
4.ハート型のウイルス/高城、北原、大家
5.Dear my teacher/高城、北原、大家、中田、鈴木ま、宮崎、島田、阿部、横山
~永尾コーナー
6.アボガドじゃねーし/永尾、北原、大場
7.恋よりも Dream/永尾、阿部、中村
8.ツンデレ/永尾、大島涼、武藤、相笠、加藤
9.ジッパー/永尾、中⻄、小笠原
10.君は僕だ/永尾、島崎
11.ミニスカートの妖精/島田、竹内、市川美
12.スキャンダラスに行こう/高城、永尾
~高城コーナー
13.遠距離ポスター/永尾、向井地、大和田、大島涼
14.If/中田、内田
15.渚のCherry/内田、高城、北原、大家
16.君のことが好きだから/高城、北原、大家、中田、鈴木ま、宮崎、島田、阿部、横山、向井地、大和田、大島涼、伊豆田、岡田彩、福岡、飯野、梅田、横島
~永尾コーナー
17.夢の河/島田、永尾、島崎、横山、中村、竹内、山内、大場、中西、小笠原、武藤、相笠、市川美、加藤
18.タンポポの決心/大島涼、阿部、島田、永尾、島崎、横山、中村、竹内、山内、大場、中西、小笠原、武藤、相笠、市川美、加藤
~高城コーナー
19.思い出のほとんど/高城、北原
20.向日葵/高城、大家、鈴木ま、伊豆田、岡田彩、福岡、飯野、梅田、横島、大和田、向井地、中田、宮崎、北原、大島涼、阿部、島田、横山、野中
21.桜色の空の下で/高城、大家、鈴木ま、伊豆田、岡田彩、福岡、飯野、梅田、横島、大和田、向井地、中田、宮崎、北原、大島涼、阿部、島田、横山、野中、内田
~アンコール
22.アリガトウ/ALL
【Not Sponsored 記事】