小室哲哉、tofubeats&神田沙也加(TRUSTRICK)と新ユニット結成 MV撮影現場に潜入
2015.10.26 10:35
デビュー20周年を迎えたglobeの小室哲哉が作曲、音楽プロデューサーのtofubeatsがサウンド、歌手の神田沙也加(TRUSTRICK)がボーカルを担当する新ユニット「TK feat. TK」が結成された。
JRA日本中央競馬会が立ち上げた競馬の魅力をSNSで広げていく競馬エンターテインメントサイト「Umabi」。同サイトの音楽プロデュースを担当した小室がテーマソング「#RUN(ハッシュラン)」を発表し、ミュージックビデオを制作。モデルプレスでは、小室とtofubeatsが行っていたミュージックビデオの撮影現場を訪ね、インタビューを敢行。さらに、小室は、後日、神田との対談も行った。
しかし、「競技の間、音楽はいらないと思うんですよ」という小室。「必要ないというか、邪魔だったりすると思うんですよね。ですが、試合前や試合後の高揚感や達成感、失望感とか、そういうとき音楽が非常に助かるんじゃないのかな。その現場と音の組み合わせによって、そういった感情が増幅されると印象的になって残るものだと思います。また、その後、その音楽が流れてくると、『あのときは…』という想いと映像も思い出してくるものになるんだと思います」。
一方tofubeatsは「やるからには、『TK feat. TK』でちゃんと馬を走らせていかないといけないというか、曲として駆動させて観客を興奮させたいと思っています」と決意。その言葉を聞いた小室は「カジュアルな曲なんだけど、ゴージャス感も出したくて。歴史や関わっている人のこと全部が見えてくるといいなと思っていて、歌詞を書くときもそういうことを描き、あらゆる人が『これ俺のことだ』『私のことだ』って思えるような歌詞になれたらと思っています。それをtofu君がまとめてくれたら」と返した。
神田も「小室さんが作られてきた曲を聞いて育ったので、今回共演するということで、すごくドキドキしていましたし、ワクワクしていました。今まで私が聞いてきた音楽のルーツの中に、小室さんがいたのでメロディーがすごく覚えやすくて不思議でした」と歓喜。「これまで他の方に楽曲を提供してもらったことはあったのですが、自分で歌詞を書かないということが今回初めてでした。ですが、小室さんの歌詞と音のマッチングが素晴らしく、とても気持ちよく、何も考えずに歌わせていただきました」と笑顔をみせた。
海外では競馬場を利用して、音楽フェスが開催されることもよくあるそう。「ロンドンに住んでいたとき、1回だけ行ったことがあるんですけど、社交場のような大人の遊び場のようでした。日本の方が開放的な場所で競馬をして楽しむというイメージが強いですね」とロンドンの競馬場の雰囲気を語った。
今回、ミュージックビデオでは360度撮影を敢行。小室は「自分がパドックに入っているのかなという思いになりました。その中でパフォーマンスしていることをイメージしました」と笑いながら回顧した。同ミュージックビデオは「Umabi」サイト上で公開され、今後もさまざまな企画で展開されていく予定。(modelpress編集部)[PR]提供元:JRA日本中央競馬会
「#RUN」に込めた想い
同楽曲について小室は、競馬ファンのみならず、競馬未経験の若者など幅広い世代に伝えたいメッセージを込めたそう。走りたくなるようなポップなメロディーが特徴的な「#RUN」を聞いたことによって、若者が競馬に興味を持ち、「競馬場という場所が、カジュアルな気分で行けるようになればいいのかなと思います」と想いを吐露。tofubeatsも「小室さんが持っている競馬に対するイメージと、僕が持っている経験を合わせて、いろんな人により伝わりやすくなったらいいなと思っています」と語った。しかし、「競技の間、音楽はいらないと思うんですよ」という小室。「必要ないというか、邪魔だったりすると思うんですよね。ですが、試合前や試合後の高揚感や達成感、失望感とか、そういうとき音楽が非常に助かるんじゃないのかな。その現場と音の組み合わせによって、そういった感情が増幅されると印象的になって残るものだと思います。また、その後、その音楽が流れてくると、『あのときは…』という想いと映像も思い出してくるものになるんだと思います」。
小室哲哉&tofubeatsで共同制作
今回は、小室とtofubeats、神田がタッグを組んだことにも注目。3人の頭文字を取ってユニット名「TK feat. TK」に。tofubeatsとともに共同制作したことについて小室は「(過去に)一緒にリリースした経験があるので、すごく信頼しているし、安定感のあるものを仕上げてくれるんじゃないかなと思っています」と期待を寄せ、「僕が最初から最後まで全部やってしまうとね、僕の色だけになってしまう。競馬場(の観客席)はすごい人で埋まるので、いろんな人に聞いてもらいたいので一色というよりかはカラフル(な楽曲)になってほしいなと思いました」と共同制作した理由を説明。「音やビート、歌、歌詞など、いろいろな面で楽しんでもらいたいですよね。そこに映像も当然付いてくると思うので、多面性から興味を持ってもらいたいです。ここ1ヶ月間くらい、ずっと頭の中には馬がいましたので(笑)」と呼びかけた。一方tofubeatsは「やるからには、『TK feat. TK』でちゃんと馬を走らせていかないといけないというか、曲として駆動させて観客を興奮させたいと思っています」と決意。その言葉を聞いた小室は「カジュアルな曲なんだけど、ゴージャス感も出したくて。歴史や関わっている人のこと全部が見えてくるといいなと思っていて、歌詞を書くときもそういうことを描き、あらゆる人が『これ俺のことだ』『私のことだ』って思えるような歌詞になれたらと思っています。それをtofu君がまとめてくれたら」と返した。
小室哲哉、神田沙也加と初共演で称賛
神田とは初共演となる小室。神田の歌声について「ハリがあって抜ける」と称賛。「これまで歌唱力の問題で、高いメロディーが出ず、仕方なくキーを下げたりしなくてはいけないこととかもあったのですが、彼女はそういう心配もせず、簡単にクリアしてくれました」と同楽曲の出来栄えに手応えを感じていた。神田も「小室さんが作られてきた曲を聞いて育ったので、今回共演するということで、すごくドキドキしていましたし、ワクワクしていました。今まで私が聞いてきた音楽のルーツの中に、小室さんがいたのでメロディーがすごく覚えやすくて不思議でした」と歓喜。「これまで他の方に楽曲を提供してもらったことはあったのですが、自分で歌詞を書かないということが今回初めてでした。ですが、小室さんの歌詞と音のマッチングが素晴らしく、とても気持ちよく、何も考えずに歌わせていただきました」と笑顔をみせた。
小室哲哉にとって“競馬場”とは
東京競馬場のある東京都府中市は小室の出身地。「小中学校は、府中の公立学校に通っていたので、競馬場には行きませんでしたが(笑)、周りはよく知っていました」としみじみ。東京競馬場は「びっくりするほど、広大な土地なんですよね。あれだけ緑があるのはすごいなと思いましたし、見学に行ったときも誰もいない競馬場はもったいないと思いました。何かに使えばいいのに…と思うくらい整地されていました」。海外では競馬場を利用して、音楽フェスが開催されることもよくあるそう。「ロンドンに住んでいたとき、1回だけ行ったことがあるんですけど、社交場のような大人の遊び場のようでした。日本の方が開放的な場所で競馬をして楽しむというイメージが強いですね」とロンドンの競馬場の雰囲気を語った。
今回、ミュージックビデオでは360度撮影を敢行。小室は「自分がパドックに入っているのかなという思いになりました。その中でパフォーマンスしていることをイメージしました」と笑いながら回顧した。同ミュージックビデオは「Umabi」サイト上で公開され、今後もさまざまな企画で展開されていく予定。(modelpress編集部)[PR]提供元:JRA日本中央競馬会