堤真一&戸田恵梨香ドラマ、追加キャスト発表
2015.06.10 10:00
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俳優の堤真一と女優の戸田恵梨香が初共演を果たす、7月8日スタートの新ドラマ『リスクの神様』(フジテレビ系/毎週水曜よる10時~ ※初回15分拡大)の新たなキャストが発表された。
同作は、偽装、隠ぺい、不正利益供与、粉飾決算、個人情報流出などの企業による不祥事や、痴漢冤罪、不倫騒動などの個人間のトラブルを扱う危機管理専門家の活躍を描いた物語。
これまで堤と戸田のほか、森田剛、古田新太、志賀廣太郎、山口紗弥加、満島真之介、吉田鋼太郎、小日向文世らドラマや映画はもちろん、舞台経験も豊富で演技力に定評のあるキャスト陣が発表されていたが、今回新たに田中泯が出演することが明らかになった。
NHKやWOWOWのドラマには出演しているものの、地上波民放ドラマ出演は今回が初めてとなる田中。主演の堤とは、映画「地下鉄に乗って」(2006年)以来の共演となるが、プライベートでも親交が深く、今回堤主演のドラマということが出演の決め手となったよう。これに対し堤は「ありがたいですね。泯さんは、無駄なことは喋らないですし、どこかで自分の父親に重ねている部分がありまして、共演させていただくにあたっては、いい意味で芝居を意識せずにできるのではと思っています。初めてお会いした時は正直、泯さんのことをよく知らなかったのですが、“ただ者ではない”と感じました。とにかく、他の方とは存在感が圧倒的に違いますし、お話をさせていただいても学ぶことだらけです。仕事でご一緒できることはなかなかないので、泯さんが選びに選んだ作品でご一緒できるのは光栄です」と喜びを明かした。
そんな田中が演じるのは、病を抱えた車いすの老人・関口孝雄(せきぐち・たかお)。謎に包まれたミステリアスな役どころだが、第1話のラストで、その人物背景の一端が明らかにされる。今回、演技派俳優のキャストが揃ったことについて田中は「他の方々がどういう演技をされるのかなぁというのは一応頭の中にありますけど、僕は本当に“ど素人”で、何ができるわけでもないので、むしろあまり想像しないようにしています。仕事の中で、どういうお付き合いができるか、ということが第一だと思いますので、まずは現場で知り合って、しゃべり合わずとも“演技の瞬間、瞬間”にどういうものを感じ合えるのか、そこが重要だと思っています」とコメント。また、ダンサーと役者の違いについては「ダンサーは“空っぽ”が原則で、そこにいろいろな人格が入り込んでくるというのがダンサーの質感で、“私は○○です”というように自己主張するようなダンスは駄目ですね。役者は基本的に“器”だと思っています。その“器”に役が入ってきて、声も顔も自分のものだけれど、その人になるというのが役者の使命だと思うので、表現の上でははっきりと差異はありますが、体の中に自分以外のものが入ってくるという意味では、ダンサーと役者は近いものがあるのではないかと思います」と語った。
田中のその圧倒的な存在感で、硬派な本格社会派ドラマ『リスクの神様』にどのようなアクセントを与えるのか、注目が集まる。(modelpress編集部)
これまで堤と戸田のほか、森田剛、古田新太、志賀廣太郎、山口紗弥加、満島真之介、吉田鋼太郎、小日向文世らドラマや映画はもちろん、舞台経験も豊富で演技力に定評のあるキャスト陣が発表されていたが、今回新たに田中泯が出演することが明らかになった。
出演の決め手は“堤主演”
田中は、1966年から数多くのモダン・ダンス公演に出演、1974年から独自の舞踊を求め活動し「舞踊批評家協会賞」(1979年、1995年、1998年、2003年)、「西独・ミュンヘン演劇祭・最優秀パフォーマンス賞」(1982年)など様々な受賞歴を誇る日本を代表するダンサー。映画「たそがれ清兵衛」(2002年)で、初めて映像作品に出演し、第48回キネマ旬報賞新人男優賞、第26回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞・新人俳優賞を受賞、その後も、映画では「メゾン・ド・ヒミコ」(2005年)、「外事警察 その男に騙されるな」(2012年)、「永遠の0」(2013年)、そしてドラマでは「ハゲタカ」(2007年)、現在放送中のNHK連続テレビ小説「まれ」などに出演し、その圧倒的な存在感で見るものを魅了し続けている。NHKやWOWOWのドラマには出演しているものの、地上波民放ドラマ出演は今回が初めてとなる田中。主演の堤とは、映画「地下鉄に乗って」(2006年)以来の共演となるが、プライベートでも親交が深く、今回堤主演のドラマということが出演の決め手となったよう。これに対し堤は「ありがたいですね。泯さんは、無駄なことは喋らないですし、どこかで自分の父親に重ねている部分がありまして、共演させていただくにあたっては、いい意味で芝居を意識せずにできるのではと思っています。初めてお会いした時は正直、泯さんのことをよく知らなかったのですが、“ただ者ではない”と感じました。とにかく、他の方とは存在感が圧倒的に違いますし、お話をさせていただいても学ぶことだらけです。仕事でご一緒できることはなかなかないので、泯さんが選びに選んだ作品でご一緒できるのは光栄です」と喜びを明かした。
そんな田中が演じるのは、病を抱えた車いすの老人・関口孝雄(せきぐち・たかお)。謎に包まれたミステリアスな役どころだが、第1話のラストで、その人物背景の一端が明らかにされる。今回、演技派俳優のキャストが揃ったことについて田中は「他の方々がどういう演技をされるのかなぁというのは一応頭の中にありますけど、僕は本当に“ど素人”で、何ができるわけでもないので、むしろあまり想像しないようにしています。仕事の中で、どういうお付き合いができるか、ということが第一だと思いますので、まずは現場で知り合って、しゃべり合わずとも“演技の瞬間、瞬間”にどういうものを感じ合えるのか、そこが重要だと思っています」とコメント。また、ダンサーと役者の違いについては「ダンサーは“空っぽ”が原則で、そこにいろいろな人格が入り込んでくるというのがダンサーの質感で、“私は○○です”というように自己主張するようなダンスは駄目ですね。役者は基本的に“器”だと思っています。その“器”に役が入ってきて、声も顔も自分のものだけれど、その人になるというのが役者の使命だと思うので、表現の上でははっきりと差異はありますが、体の中に自分以外のものが入ってくるという意味では、ダンサーと役者は近いものがあるのではないかと思います」と語った。
田中のその圧倒的な存在感で、硬派な本格社会派ドラマ『リスクの神様』にどのようなアクセントを与えるのか、注目が集まる。(modelpress編集部)
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