瀧本美織「自分の中で終わらせていた」 驚きの心境を告白

14日、都内にて行われた映画『天才バカヴォン～蘇るフランダースの犬～』の完成披露上映会に、FROGMAN監督らとともに出席。同作で悪の手先となって現代に蘇ったネロ役をつとめた瀧本は「『フランダースの犬』のネロとパトラッシュは、きれいな物語として自分の中で終わらせていたので、まさか復讐に帰ってくるなんて（笑）」と奇想天外な設定に驚いた様子。「でも、誰も思いつかない切り口がFROGMANさんならではで、さすがだなと思いました」と脚本も手がけたFROGMAN監督を絶賛した。

ネロに似ている？実写化にも意欲

また、共演者たちから「ネロに似ている」と言われることが多々あったことを明かし、「“声が似ているんですか？ありがとうございます”って言ったら、“顔が！”って」と照れ笑い。登壇者たちから実写版もできるのではと振られると、「できますかね！？じゃあぜひ実写版もやります！」と今後の展開に意欲を見せた。

同作はナンセンスギャグというジャンルを確立し、シュールな笑いで全国の少年少女の心を鷲掴みにした赤塚不二夫の代表作「天才バカボン」を初の長編アニメ映画化。感動の名作「フランダースの犬」からネロとパトラッシュが参戦する“新生バカボン”作品となっている。

最後に、瀧本は「私もこの映画を観て、“バカになるってなんて素晴らしいことなんだ！”って思ったので、この映画を観て皆さんもぜひ一緒にバカになりましょう！」と笑顔でメッセージを送った。

なお、イベントでは同作の主題歌を横山剣率いるクレイジーケンバンドがつとめることが発表され、横山がバカボンのパパとともにサプライズ登場。瀧本らのほか、犬山イヌコ、上島竜兵（ダチョウ倶楽部）、村井國夫が登壇した。映画『天才バカヴォン～蘇るフランダースの犬～』は5月23日より新宿バルト9ほか全国ロードショー。（modelpress編集部）