「Vine」チームが初来日 Vineスターに「Reika」を挙げる Twitter・Instagram動画との違いとは?
2015.02.24 20:48
views
米Twitter社が提供する6秒ループ動画アプリ「Vine(バイン)」の製作チームが初来日し、都内で24日、メディア向けの説明会を行った。
Vineは、作成・撮影した動画を6秒間でつなぎあわせ、再生・共有する動画アプリ。Twitterとも連携が可能。2013年1月にスタートした同サービスは、このたび2周年を迎えた。
また写真共有アプリ・Instagramでも動画機能があるが、こちらも「『ランチをしている』など、個人的な出来事を友人と共有するのが目的」と言い、それらは共存できると話した。
さらに「スターのたまごを見つけ、自身の力だけでは露出が少ない人をピックし、光を当てていく」と、Vine自身がスターを発掘していく意向も明らかにした。
今年1月には、幼児向けにVineキッズをスタートさせたVineだが、今後の方針については多くを語らなかった。(modelpress編集部)
Vine、他の動画共有サービスとの違い
Vineの特徴として「Fast」「Easy」「Fan」の3つを挙げ、エンターテインメント性を重視していると説明したが、実はTwitter本体でも今年1月より30秒の動画サービスがスタートしている。競合とならないのか。「目的が違うので共存が出来る。Twitterはリアルタイム性が重要で『私は今イベントに来ている』などがメイン」と、Twitterは状況説明のシーンで活用されるとし、一方で「Vineは自身のエンターテインメント作品を不特定多数に提供できる。物語性が重要」とその相違について説明した。また写真共有アプリ・Instagramでも動画機能があるが、こちらも「『ランチをしている』など、個人的な出来事を友人と共有するのが目的」と言い、それらは共存できると話した。
スターをサポートしていく意向も
また制作チームは、Vineを構成する要素として、同サービスから誕生した人気投稿者を重要視。彼らをVineスターと呼び、その一人として面白動画を日々アップする日本の女子高生「Reika Oozeki」を挙げた。そういったスターへVineからのサポートも考えてるというが、実情は模索中で「まだサポートした事例はない。何らかの方法でクリエイターがVineを活用し続けてもらえるようにしたい」と話した。さらに「スターのたまごを見つけ、自身の力だけでは露出が少ない人をピックし、光を当てていく」と、Vine自身がスターを発掘していく意向も明らかにした。
Vineのマネタイズは?
現在Vineは、世界で1日に15億ループ再生、ユニークユーザーは1億人に達しているという。日本でもここ3ヶ月でユーザーが3倍に増えているそうだ。マネタイズについては「今は素晴らしい製品を生み出すことに注力している。Twitterが寛容な場を用意してくれてる」と話すに留めた。今年1月には、幼児向けにVineキッズをスタートさせたVineだが、今後の方針については多くを語らなかった。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】