小松菜奈&菊地凛子、W主演で母娘 コメント到着
2015.02.18 06:00
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2人がW主演を務めるのはWOWOW「連続ドラマW 夢を与える」(5月放送予定 毎週土曜よる10時)で、原作は2004年に「蹴りたい背中」で第130回芥川賞を受賞した綿矢りさの同名小説。美しく健やかに育った主人公・夕子(小松)が、華やかな芸能界で成功しながらも、彼女に過剰な思い入れを持つ母親(菊地)、芸能プロダクション、CMクライアント、広告代理店、テレビ局の人々の欲望の渦に巻き込まれていくストーリー。友情、恋愛、裏切り、母娘の葛藤、現実社会をほうふつとさせるようなスキャンダルに巻き込まれながらも、強く成長していく夕子の姿をビビッドかつ繊細に描いていく。
小松は「不思議と私と夕子は『ちょっと考えが似ているかも』と思わされる部分があったりして、とても面白いお話だなと思いました。信じていた人達にどんどん裏切られていく中、夕子は最後まで1人で戦ってかっこいいなとも思いました。そんな夕子を演じられるのが嬉しいです」と喜びをあらわにし、「今回の役は14歳から18歳までの阿部夕子という1人の少女を演じさせてもらいます。周りの環境や、感情的にも微妙なものを抱えている年頃の子を、どう私なりに演じていくか、自分でも楽しみです。また新たな役を演じるのにわくわくしています!」と意気込んだ。
菊地は「夢を与えるという、肯定的なタイトルでありながら、夢を与えるとは一体何なのか…虚構の世界の中だけで、鈍く響く言葉のように感じ、また主人公がそれに翻弄されていくというのは、大変に見応えのある作品になるのではないかと思いました」と自らも期待し、「大きな子がいる母親役は今回初めてで、母性はありながらも、娘を自分の思いのままにしていこうとする役柄です。彼女の神経質な部分を楽しんで演じています」と撮影の様子を明かした。
お互いの印象について小松は「最初のイメージは、サバサバした人だろうなぁ~と思っていました。お会いしてお話すると、とても気さくで、サバサバとした所もありつつお茶目な可愛い方です」とコメントし、菊地は「真っ直ぐな、お人形のような瞳が印象的で、とても集中力のある方です」と称賛した。
また原作者の綿矢氏は「『起きたまま見る悪夢』というテーマで書いたのが本作でした。ドラマでは生身の人たちが演じて下さることで、悪夢では終わらないリアルさが生まれると思います。逆境にあってこそ発揮される、人間本来の強さに触れられるのでは。本作を書いていたとき、この芸能界のお話がテレビで放映されたらどうなるんだろうと、そら恐ろしい想像をしていたので、実現するとは夢のようです。犬童監督を始め製作陣の方々の手によって、物語が新たなアイデアの息を吹き込まれ、脈打ち、熱を帯びるのを期待しています」とコメントを寄せた。(modelpress編集部)
■ストーリー
13年前、とある郊外の自然に囲まれた街へ引っ越してきた阿部家。フランス人の父親・トーマ(ド・ランクザン望)と、日本人の母親・幹子(菊地)、そして2人の娘である美しい少女・夕子(谷花音)。それは完全無欠な家族のよう。幹子は幼い夕子をあるCMのオーディションに参加させる。広告代理店のクリエイティブディレクター・村野(オダギリジョー)に見いだされた夕子は芸能界入りする。数年後、大手芸能事務所に移籍した夕子(小松)は、母親の念願どおり、ついにブレイクする。雑誌の表紙、バラエティー番組、テレビドラマ…急速に人気が高まる中、夕子は世間に向けて作り出されたイメージと自分自身とのギャップに強い違和感を覚えていた。そんな最中、夕子は世間に媚びず生きているダンサー・正晃(真剣佑)と出会い、恋愛にのめり込んでいく。だがそれは、すべての歯車が狂いだす悪夢のはじまりだった。
小松は「不思議と私と夕子は『ちょっと考えが似ているかも』と思わされる部分があったりして、とても面白いお話だなと思いました。信じていた人達にどんどん裏切られていく中、夕子は最後まで1人で戦ってかっこいいなとも思いました。そんな夕子を演じられるのが嬉しいです」と喜びをあらわにし、「今回の役は14歳から18歳までの阿部夕子という1人の少女を演じさせてもらいます。周りの環境や、感情的にも微妙なものを抱えている年頃の子を、どう私なりに演じていくか、自分でも楽しみです。また新たな役を演じるのにわくわくしています!」と意気込んだ。
菊地は「夢を与えるという、肯定的なタイトルでありながら、夢を与えるとは一体何なのか…虚構の世界の中だけで、鈍く響く言葉のように感じ、また主人公がそれに翻弄されていくというのは、大変に見応えのある作品になるのではないかと思いました」と自らも期待し、「大きな子がいる母親役は今回初めてで、母性はありながらも、娘を自分の思いのままにしていこうとする役柄です。彼女の神経質な部分を楽しんで演じています」と撮影の様子を明かした。
お互いの印象について小松は「最初のイメージは、サバサバした人だろうなぁ~と思っていました。お会いしてお話すると、とても気さくで、サバサバとした所もありつつお茶目な可愛い方です」とコメントし、菊地は「真っ直ぐな、お人形のような瞳が印象的で、とても集中力のある方です」と称賛した。
犬童一心監督が“起きたまま見る悪夢”を映像化
監督を務めるのは、ギャラクシー賞2014年11月度月間賞を受賞した「連続ドラマW グーグーだって猫である」、映画「のぼうの城」を手がけた犬童一心監督。「夕子は生け贄だ。母が、父が、会った事もない人たちが、TVが、広告が、マスコミが、差し出した生け贄。何故、生け贄が生み出されるのか?それを探ってみたい。夕子は、埋められる寸前に何を言おうとするのか?そして、どうその運命に立ち向かおうとするのか? その姿を撮ってみたい。美しさを持った成長物語と、醜悪さが露になった社会派サスペンスをミックスして、TVドラマならではのグルーブ、興奮を作り出してみたい」と今作に対する想いを語った。また原作者の綿矢氏は「『起きたまま見る悪夢』というテーマで書いたのが本作でした。ドラマでは生身の人たちが演じて下さることで、悪夢では終わらないリアルさが生まれると思います。逆境にあってこそ発揮される、人間本来の強さに触れられるのでは。本作を書いていたとき、この芸能界のお話がテレビで放映されたらどうなるんだろうと、そら恐ろしい想像をしていたので、実現するとは夢のようです。犬童監督を始め製作陣の方々の手によって、物語が新たなアイデアの息を吹き込まれ、脈打ち、熱を帯びるのを期待しています」とコメントを寄せた。(modelpress編集部)
■ストーリー
13年前、とある郊外の自然に囲まれた街へ引っ越してきた阿部家。フランス人の父親・トーマ(ド・ランクザン望)と、日本人の母親・幹子(菊地)、そして2人の娘である美しい少女・夕子(谷花音)。それは完全無欠な家族のよう。幹子は幼い夕子をあるCMのオーディションに参加させる。広告代理店のクリエイティブディレクター・村野(オダギリジョー)に見いだされた夕子は芸能界入りする。数年後、大手芸能事務所に移籍した夕子(小松)は、母親の念願どおり、ついにブレイクする。雑誌の表紙、バラエティー番組、テレビドラマ…急速に人気が高まる中、夕子は世間に向けて作り出されたイメージと自分自身とのギャップに強い違和感を覚えていた。そんな最中、夕子は世間に媚びず生きているダンサー・正晃(真剣佑)と出会い、恋愛にのめり込んでいく。だがそれは、すべての歯車が狂いだす悪夢のはじまりだった。
【Not Sponsored 記事】