草なぎ剛、大島優子＆木村文乃と修羅場に　三角関係が急展開を迎える

同作は、韓国の人気コミックを元に草なぎ演じる元エリート証券マン・白石富生が、父親の借金を抱えたことによって人生が転落、金貸し業に足を踏み入れながらも、どん底から這い上がる姿を描いた痛快エンタテインメント。初回は2時間スペシャルにも関わらず、視聴率14.1％と好スタートを切り、その後も連続ドラマ三つ巴の激戦区である火曜10時枠で平均12.8％（6話までの関東地区平均）と好評を博している。

三角関係が急展開　本音と怒りを爆発

先週放送された6話のラストでは、富生が赤松金融の地下に大金が眠る“秘密の部屋”を発見。きょう（17日）放送の7話では、父親を自殺に追い込んだ赤松への復讐のため、数字の暗記能力を武器に、半ば無謀と思われる金庫破りに挑戦する。

しかし物語のみどころは、金に翻弄された富生の復讐劇だけではなく、富生をとりまく2人の女性との愛憎入り交じる複雑な恋愛模様も魅力のひとつだ。大島演じる恩師の娘・未央は、富生に多額の借金を肩代わりして助けられた事を機に、富生の優しさとその裏に潜む、危険な一面に触れれば触れるほど、惹かれてしまう。

一方、木村演じる令嬢・梢は、婚約者だったにも関わらず多額の借金を抱えた富生から一方的に突き放され、婚約破棄を余儀なくされてしまう。それゆえ、梢は富生の気を惹きたい気持ちと憎しみを持ち合わせた形で、富生の父親の会社・ホワイト化学の経営権を握り、仕事へと打ち込んでいく。

6話では、未央が「どうして（富生が）一番つらい時にそばにいてあげなかったの？」と梢に問うが、それに対して梢は「拒まれた私は何をしたら良かったの？…あんなプライドの塊みたいな男、大嫌いよ！」と言い放った。その言葉の裏に隠された梢の本音を読み取ってしまった未央もまた、複雑な心持ちになっていく。

そして7話の終盤では、ホワイト化学にまつわるある衝撃的な事実が発覚し、ついにこの3人が対面を果たす。このシーンで、富生は今まで語る事のなかった梢への本音を吐露するが、それ以上に富生の怒りが爆発。未だかつてない辛辣な言葉が梢に飛ぶ。そんな2人の様子を伺うことしか出来ない未央にとっては、元恋人同士であるからこその感情のぶつかり合いに、出る幕もない。辛辣な言葉を受けた梢の目には涙が溢れ、もはや修羅場と化した対決シーンからも目が離せない内容となっている。（modelpress編集部）