斎藤工、役者15年目で“神々しい”舞台へ「低空飛行を忘れずに」 エランドール賞新人賞
2015.02.05 19:57
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俳優の斎藤工が、日本映画テレビプロデューサー協会主催の「2015年 第39回エランドール賞」新人賞を受賞。5日、都内で行われた授賞式に出席した。
ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(フジテレビ系)で主演・上戸彩の不倫相手となる高校教師を演じ、その色気で世の女性を魅了した斎藤。授賞式には同作の脚本家・井上由美子氏が駆けつけ、花束を贈呈した。
斎藤は「役者を始めて15年目になりますが、その間こういう神々しい場所に自分が立つことは想像できず、今も違和感を感じております」と恐縮しつつ、これまでの共演者やスタッフに感謝。「私の演劇の師匠で、亡くなった伊藤正次先生が口癖のように『低空飛行』という言葉を残してくれました。高く飛ぶことよりも、低空でも落ちずに飛ぶことのほうがよっぽど難しいと教えてくださり、その言葉が非常に胸に染みこんでおります。現在、世の中ではいろんなことが起きていて、エンターテイメントの在り方がもう一度問われている時期だと思います。実際に起きていることにエンターテイメントの世界は叶わないと思いますが、それを切り離すのではなく、現在タイムリーに起きていることを我々が咀嚼し、それぞれ変換をして、これからも表現していくべきだと、いち俳優として強く思いました。これからも『低空飛行』を忘れずに精進して参ります」と力強い眼差しでスピーチをした。
井上氏は「初めてお見かけした時、土のにおいがする方だなと思いまして、(『昼顔』で)昆虫が大好きで、いつも土を触っている先生の役をしていただきました。ラブストーリーではなかなか難しい役でしたが、斎藤さんがとても素敵に演じてくださいました。今年以降もどうぞご活躍ください」と激励のメッセージを送った。
斎藤は「役者を始めて15年目になりますが、その間こういう神々しい場所に自分が立つことは想像できず、今も違和感を感じております」と恐縮しつつ、これまでの共演者やスタッフに感謝。「私の演劇の師匠で、亡くなった伊藤正次先生が口癖のように『低空飛行』という言葉を残してくれました。高く飛ぶことよりも、低空でも落ちずに飛ぶことのほうがよっぽど難しいと教えてくださり、その言葉が非常に胸に染みこんでおります。現在、世の中ではいろんなことが起きていて、エンターテイメントの在り方がもう一度問われている時期だと思います。実際に起きていることにエンターテイメントの世界は叶わないと思いますが、それを切り離すのではなく、現在タイムリーに起きていることを我々が咀嚼し、それぞれ変換をして、これからも表現していくべきだと、いち俳優として強く思いました。これからも『低空飛行』を忘れずに精進して参ります」と力強い眼差しでスピーチをした。
井上氏は「初めてお見かけした時、土のにおいがする方だなと思いまして、(『昼顔』で)昆虫が大好きで、いつも土を触っている先生の役をしていただきました。ラブストーリーではなかなか難しい役でしたが、斎藤さんがとても素敵に演じてくださいました。今年以降もどうぞご活躍ください」と激励のメッセージを送った。
エランドール賞
1956年にスタートした「エランドール賞」は優れた映画・テレビの作品、プロデューサー、俳優の顕彰制度(選考対象期間:2013年12月1日~2014年11月30日)。「新人賞」は1年を通じて最も活躍した将来有望な新人俳優に贈られ、斎藤のほか池松壮亮、北川景子、黒木華、鈴木亮平、二階堂ふみが受賞。「プロデューサー賞」は映画『永遠の0』の上田太地氏、筒井竜平氏、守屋圭一郎氏、ドラマ『花子とアン』(NHK)の加賀田透氏、「プロデューサー奨励賞」は映画『超高速!参勤交代』の矢島孝氏、秋田周平氏、ドラマ『三匹のおっさん~正義の味方、見参!!~』(テレビ東京系)の山鹿達也氏、井上竜太氏が受賞した。(modelpress編集部)
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