AKB48峯岸みなみ、丸刈り謝罪から大反響の“剛力ダンス”…激震の1年を振り返る
2013.12.27 22:25
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AKB48・峯岸みなみの2013年は、浮き沈みの激しい1年だった。モデルプレスは、お泊り愛が報じられた際の丸刈り謝罪、研究生降格処分、そしてキャプテンとしての復活劇、さらに“剛力ダンス”でのブレイクなど、U字を描いた峯岸の1年を振り返ってみた。
新年早々、峯岸にスキャンダル
1月31日、「週刊文春」にてダンスボーカルユニット・GENERATIONSのパフォーマーの白濱亜嵐との“お泊り愛”が報じられた。同日、YouTubeのAKB48公式チャンネルに、謝罪の意思を示す“丸刈り頭”で登場し、「たくさんのみなさまにご心配をおかけしまして本当に申し訳ありません」と頭を下げた。続けて、「甘い考えなのは分かっていますが、AKB48の峯岸みなみでいたいです」とグループに在籍したい想いを伝えた。降格処分
そして同日、AKB48劇場支配人の戸賀崎智信氏が「峯岸みなみを、2013年2月1日付でAKB48研究生に降格処分とする」と発表した。研究生に降格した2月1日付のブログに、AKB48のメンバー高橋みなみ、元メンバーの篠田麻里子、板野友美、前田敦子が駆けつけ笑顔で峯岸を囲む写真が公開された。大きな激励があったようで、あらためてメンバー間の絆の強さを感じさせた。
それから、研究生としてステージに出演。降格から1ヶ月たった3月には、「中学生だったとき、今思うと何でもないようなことで泣いたり怒ったりしてたなぁ。って、あのがむしゃらで必死な頃を思い出します」と語る。再スタートをきった新たなステージは、デビュー当時を思い出しながらの公演だったようだ。
賛否両論あった総選挙出馬
6月8日、賛否両論もある中で参加した選抜総選挙、峯岸は18位を獲得した。14位だった昨年と比べると順位を落とした結果になったが、それでもアンダーガールズ入り。研究生として努力する峯岸を、変わらずに支えようとするファンも数多くいることが、数字としてあらわれた瞬間だった。その結果を受けて、「大好きなAKB48に傷をつけてしまった私が、立候補することすら間違っているんじゃないかと何度も考えましたが、逃げてしまうことになると思い、このステージに立ちたいと強く思いました。これから、どんなにかっこ悪くても一から頑張って、またAKB48として認めてもらえるようにがむしゃらにやっていきたいと思います」と再び決意を改めた。
峯岸復活
8月24日に行われたAKB48のドームツアー公演では、峯岸を含む研究生16名の昇格がサプライズ発表され、その16名によって新たに「チーム4」が発足した。峯岸が同チームのキャプテンに抜擢、丸刈り謝罪から約半年での正規メンバー復帰を果たした。「私なんかでいいのだろうか。そんな風に今でも考えてしまいますが、支えてくれると、一緒に頑張りましょうと言ってくれたみんなと最高のチームを作ります」と宣言し、自身初のキャプテンという大役を担って、AKB48峯岸みなみが復活した。“剛力ダンス”でのイメージ一新
「チーム4」という新たな居場所で活躍していく一方で、バラエティ番組にも多く出演。11月16日に放送された「めちゃ2イケてるッ!!SP」(フジテレビ系)で、髪の毛が伸びてきた峯岸に対し、指原莉乃が「剛力彩芽」と形容した。すると峯岸は、剛力のデビューシングル「友達より大事な人」のサビ部分の振り付け“プロペラダンス(手を回すダンス)”を勢い良く踊りだした。そのコミカルな動作はネット上で大きな反響を呼び、同曲のMVの再生回数が1000万回の大台を突破。丸刈り謝罪の峯岸というイメージが払拭され、バラエティの峯岸というイメージが回復した。この大きな反響を活かして峯岸は、12月20日に行われた「AKB48紅白対抗歌合戦」で剛力に似せた衣装で登場し、完璧に仕上げた“プロペラダンス”を踊ってみせた。峯岸は、「反響が大きくて調子乗ってAKB48のイベントに持ち込みました」とコメント。自身の持つひとつの芸として確立させた。
峯岸みなみの2013年
2013年は、年明けてすぐに降格処分という厳しい状況でのスタートとなった峯岸。その際、「AKB48を辞めるのか」「復活は難しい」など数々の厳しい声があがっていたが、わずか半年で彼女は復活。そこには、AKB48創始メンバーとして周囲からの信頼の厚さ、AKB48随一の話術、いじられキャラとして、グループの中でも重宝されていた事実が見え隠れする。峯岸の半年での復活劇は、AKB48が彼女を必要としていた裏付けとも言える。期待通り、年暮近くにはバラエティ番組で再びブレイクを果たした。峯岸のこの1年は、AKB48とって欠かせない存在であることを、今一度確認できた年となった。(モデルプレス)
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