嵐・櫻井翔＆北川景子の登場で「迷宮ラブソング」大合唱

2011年本屋大賞第1位、同年の年間ベストセラー第1位に輝いた「謎解きはディナーのあとで」。2012年秋にドラマ化され、最高視聴率18.1％を記録し、8月3日には劇場版が公開される本作。映画の舞台は、シンガポール行きの超豪華客船。国境を超え、毒舌執事・影山（櫻井翔）と令嬢刑事・麗子（北川景子）のコンビが帰ってくる。

劇場版では、海外ロケや豪華客船といった舞台のみならず、キャスト陣もゴージャスに。ドラマ放送時に反響を呼んだ、影山の毒舌までもがスケールアップし、誰もが楽しめる王道ミステリーに仕上がっている。

櫻井翔＆北川景子、シンガポールに降臨

映画のロケ地でもあり海外配給が決定しているシンガポールにて実施されたプレミア上映会では、25日のシンガポールチャンギ国際空港に到着の際、一切一般には知らされていないにも関わらず、空港には熱狂的なファンが約500人が集結。櫻井ら謎解きメンバーを温かく熱く出迎えた。

翌26日には、3人でロケ地のマーライオン公園や、豪華客船スーパースター・ヴァーゴ号などを巡り、27日には名門ホテル・ラッフルズホテルにて影山（櫻井翔）から北川、椎名にハーブティーがふるまわれる一幕も。その後行われた、レッドカーペットイベントには、約2000人のファンが集結。会場にはBGMとして嵐が歌う映画主題歌「迷宮ラブソング」が流れ、自然とファンたちが音楽に合わせて曲を口ずさみ、大合唱の中で櫻井、北川、椎名、そして土方監督が乗るリムジンが到着。大合唱に包まれていた会場は一転、絶叫にも似た大歓声で4名を会場に出迎えた。

日本映画初の快挙

イベント終了後には、1500人収容できるザ・サンズシアターにて、日本映画初の上映会を実施。櫻井、北川、椎名、土方監督の4名が、客席後ろの扉から登場し、通路を抜けてステージに入ってくると、黄色い歓声で会場は埋め尽くされた。

冒頭の挨拶で櫻井は、英語にて、シンガポールの各ロケ地でお世話になったことに感謝。“シングリッシュ”と呼ばれるシンガポール独特のアクセントも織り交ぜ、結びにはマレー語で「テリマカシー（ありがとう）」と謝意を伝えると、満員のファンから大きな歓声が。北川は、シンガポールでの公開日が自身の誕生日に重なることに不思議な縁を感じているようで、「今、お客さんの前に立てること、映画公開できることに嬉しい気持ちで一杯」とコメント。また、椎名は劇中で演じる風祭警部のセリフ「ハイ！」を会場に向けて投げかけると、一斉に返してくれるファンに、「とても親しみを感じて感動しています」と述べた。

歓声鳴り止まぬ中、櫻井は「LOVE YOU ALL！！」と祝福に応えて会場を後にした。

「謎解きはディナーのあとで」は、日本では8月3日より全国東宝系にて、シンガポールでは8月22日より25スクリーンで公開開始。（モデルプレス）