江藤愛アナ『THE TIME,』当面欠席で心配の声 女子アナの休養が目立つ一方、変わっていた労働環境
TBSの江藤愛アナが、進行役を務める朝の情報番組『THE TIME,』(TBS系)を当面欠席することになった。安住紳一郎アナが9月24日の放送で「江藤愛アナウンサーはしばらくお休みです」と伝えると、SNSでは体調を気遣う声や、働きすぎを心配する声が上がった。
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だが、今回は体調不良による欠席ではないようだ。
江藤アナは同日、自身のSNSで「元気です笑 江藤愛は愛知にいます」と投稿。「アジア大会で愛知にいます お休みも、あります」と説明した。さらに友人からも体調を心配する連絡があったとして、「会社はアジア大会期間中も ちゃんと休みを作ってくれて 大事にしてくれているので 声を大にして 『TBSは良い会社ですよ!』と伝えておこう」とつづっている。
江藤アナは現在、愛知で開催されている「第20回アジア競技大会」の中継を担当しており、24日にも競泳や卓球男子団体などを伝える番組に出演。『THE TIME,』を休む一方、大会中継には出演しており、期間中にも休日が設けられていることを明かしている。
それでも「激務」を心配する声が上がった背景には、近年、人気女子アナの体調不良による番組欠席がたびたび報じられてきたことも影響している。
フジテレビの井上清華アナは2023年10月、体調不良のため『めざましテレビ』を7放送日連続で欠席。日本テレビの水卜麻美アナは同年9月、『ZIP!』を8放送日連続で休んだ。また、フジテレビの小室瑛莉子アナは同年10月、『めざまし8』『ぽかぽか』を合わせて7放送日連続で欠席した。
人気アナが立て続けに休養となれば、「テレビ局は働かせすぎなのでは」と感じる視聴者がいても不思議ではない。ただ、女子アナの休養が目立つことが、そのまま労働環境の悪化を意味するとは限らず、むしろアナウンサーの働き方は改善されているとの見方もある。テレビ東京で長く報道番組を担当した大江麻理子アナは2020年、以前のアナウンサーやキャスターの働き方について「体調がちょっと悪くても出演するような風潮があったかもしれません」と振り返った。その上で、コロナ禍を契機として「体調がよくない人は絶対に無理をせず早めに休むことが必要になった」と語った。
コロナ禍がきっかけになり、テレビ局は自局のアナウンサーが体調を崩したら早めに休養させるようになり、代役が立てやすい体制で番組制作を進めるようになった。また、視聴者側も人気アナが休養で欠席することに以前よりも慣れてきた。
だが、大江アナが証言したように以前は状況が違った。
2014年には、当時フジテレビの加藤綾子アナが『めざましテレビ』の生放送中に倒れ、そのまま途中退席。後に本人は、意識を失って倒れていたことを明かしている。当時は看板アナともなれば、無理をして出演することがあったのだろう。
現在、体調を崩したら早めに休ませるという風潮になったのはいいことだ。とはいえ、業務過多の問題がなくなったわけではない。
TBSの野村彩也子アナは2023年9月から体調不良で約1年間休養し、翌年9月に復帰したが、TBSは「体調不良となったのは業務過多によるものです」と原因を明言。「その兆候を早期に察知することができず、業務負担をコントロールできなかった」と反省し、再発防止に取り組むとした。また、2024年にはフジテレビ系『めざまし8』の生放送中に小室アナが貧血で倒れ、MCの谷原章介がとっさに支える事態となり、ネット上では過労を心配する声が上がった。
女子アナの仕事が今も大変であることは間違いない。一方で、昔に比べると人気アナでも体調を優先して休みやすい空気が広がったことも確かだ。
今回、江藤アナ自身が「お休みも、あります」「大事にしてくれている」と発信したのは、こうした労働環境の変化を示す一例ともいえる。休むことが異例ではなくなった今、大事なのは無理をして倒れるまで働く時代に戻さないこと。この流れをさらに発展させていくことが、テレビで陰に日向にと活躍するアナウンサーたちを守ることにつながりそうだ。
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