超特急、悲願の東京ドーム決定で歓喜の抱擁 涙で語った15年目の決意「やっててよかった」【「REAL?」レポート/セットリスト】
2026.02.22 09:10
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9人組メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急が2月21日、国立代々木競技場 第一体育館にて『BULLET TRAIN ARENA TOUR 2025-2026 REAL?』ファイナル公演を開催。6箇所12公演で11万人を動員した、圧巻のステージをレポートする。
超特急、ゲームの世界へ迷い込む圧倒的没入感
オープニング映像では、9人各々がゲーム機で遊ぶ姿が映し出される。ハルがゲーム画面の「START」を押すと、彼らはゲーム世界に引き込まれると同時に、ステージに姿を現した。しかしアバターのように動かず固まったまま。そこへ、ワールドクリエイターと名乗る者の天の声が響き渡る。「君たちは何を現実と呼ぶ?光を感じ、音を聞き、痛みを覚える。それだけで本物だと思えるのか?ここでは形も感情も記憶さえも、全てがデータとして再構成される。現実と虚構の境界は意味を失った。私はこの世界を設計したもの。ワールドクリエイターと呼ばれている存在だ。だが、今やこのシステムは自立し、私すらもその一部に取り込まれている。君たちはプレイヤーであり、観測者であり、この空間を動かす唯一の要素だ。REAL or FAKE。現実か虚構か」。目覚め、動き出す9人。世界観とリンクする楽曲「REAL」で幕をあけ、1曲目からボルテージを高める。再び映像へ切り替わると、異世界に入り込んだようなマップが展開。剣や弓矢、銃を持った勇者姿の9人が再登場し、「メタルなかよし」「AwA AwA」では敵と戦うストーリー仕立てのパフォーマンスで、観客をコミカルなゲームの世界へと誘った。
その後、2階席のトロッコから登場したメンバーは「ジュブナイラー」「Burn!」などのメドレーを披露。8号車(ファンの呼称)の掛け声もバッチリで、メンバーからも笑顔が溢れる。今回はステージ移動を自らセルカで撮影するなど、細部までファンを楽しませる。
「KNOCK U DOWN」でクールな表情を見せた後、演出は一変。マサヒロが柵の中に囚われると、リョウガがスポットライトに照らされた。「これは選ばれし者にしか抜けないという、伝説の剣!」と、マサヒロを救うために巨大な剣を引き抜く。ファンからの声援を受け、「精霊たちの声…!やるしかないようだ」と勇者になりきるリョウガ。剣を抜くと同時に感電する演出から「Believe×Believe」へ。リョウガの奮闘により柵は壊され、無事マサヒロを救出。見事ダンジョンをクリアした。
タカシ「みんなが笑ってくれたら、それでいい」
MCでは、リョウガが「超特急という神ゲーをプレイする準備はできてるのかー?攻略できるのかー?」と煽る。恒例の近況トークでは、タカシがバレンタインにメンバーに向けて手作りしたチョコプリンが話題に。「みんなが美味しそうに食べてくれて嬉しかったな〜」とタカシがと喜ぶと、お返しについてシューヤが「志村家では、毎年そうだったんですけど、もらった側が毎年ご飯に連れて行くんです」と説明し、「タカシを8人でご飯に連れて行く」と提案。欲しいものを聞かれたタカシが「ほんまにみんなが笑ってくれたら、それでいい」と率直な思いを明かすと、カイが「じゃあ、みんなでタカシに笑顔を見せよう!」と提案し、会場はほっこりとしたスマイルに包まれた。その後、恋愛シュミレーションゲームのキャラクターとなった制服姿のメンバーの映像が流れ、「Winter Show」でスイートなステージを届ける。「バッタマン」「ikki!!!!!i!!」「超えてアバンチュール」と勢いあるメドレーや、「スピカ」でのボーカル2人の圧倒的ハーモニーが会場を盛り上げる。ひときわ会場を驚きに包んだのが「JOKER FACE」。前ツアーの世界観を彷彿とさせる演出で、ハルがJOKERの仮面を口で引き裂く狂気的なパフォーマンスで魅了した。
そして、ワールドクリエイターの「シャットダウン」という声とともに、ゲームのエンドロールのようなテロップが流れ、本編ラスト「Big Ta-Da!」へ。最後は超特急らしさ全開で、笑顔で明るいステージを届けた。
悲願の東京ドーム決定 涙で語った15年目の決意
アンコールの声に応え、再びトロッコで登場したメンバー。その後のMCで、リョウガが静かに切り出した。「ここでなんですけれども、少しお話をさせてください」「僕たち超特急、2011年12月に結成して、気づけば15周年を迎えさせていただきます。それも8号車の皆さんのおかげです。本当にありがとう」と感謝を伝え、「15年間、本当に本当にいろいろなことがありましたが、今ここで発表させてください。東京ドーム決定しました!」と自身初となる東京ドーム公演を2026年11月25日に開催することを発表した。割れんばかりの歓声の中、メンバーは1人ずつ思いを言葉にする。ハルは「2桁の5人には『僕らの居場所を作ってくれてありがとう』これを言いたいです。ありがとうございます」、アロハは「1桁号車の5人の皆さん、僕を選んでくださって、本当にありがとうございます」とそれぞれが感謝を伝える。マサヒロは「この9人で立てるというのが僕は1番嬉しいです」と笑顔を見せ、シューヤは「タカシくんを支えるために入りたいと思った」と涙ながらに告白。タカシが駆け寄り肩を抱くと、シューヤは「この9人だったらドームを超えて、もっと先の未来、走っていけると俺は思っているので、一生俺らについてきてください。俺らが最高の歌、これからも届けます!」と宣言し、2人は熱いハグを交わした。
タカシは「僕たちが超特急を結成して間もない頃からずっと目標、夢として掲げていたあの場所にやっと立てるんだと思うと、こうやってすごく冷静に話してますけど、正直何を伝えればいいのかわからないぐらい気持ちがぐちゃぐちゃで。でもこれが正解なんだなって思います」と思いを吐露。「東京ドームは決してゴールではありません。東京ドームはあくまでもスタートなんです。15周年って、中堅レベルになってきましたが、初心を忘れずに、いろんな景色をみんなに見せていきたいなと思ってます」と意気込んだ。
「待たせたなー!」と叫んだユーキは、「僕はこの『REAL?』というツアーを作るにあたって、もう後悔置いてくねぇと思ったんですよ。だから『JOKER』でなかなか9人揃わなかったツアー、ふざけんじゃねえと思って無理やり詰め込みました『JOKER FACE』!12公演やってやったよ!」とセットリストに込めた執念を明かし、タクヤは「こうしてすごく大きなことが決まったにもかかわらず、今までで1番空っぽで真っ白なんですよね。でも何よりは無事に『REAL?』ツアーを終えようとしていることが嬉しいなと思います」と率直な思いを語った。
カイは「長かったぁ…」と涙し、「本当にいろんなことがあって、辛いことも楽しいこともしんどいこともいっぱいあって、もうやめたいなとか思うこともあったんです。でもすごくやっぱり楽しくて。みんなのことがすごく好きで、みんなに届けられる時間が大好きで」「僕の家族もそうだし、ずっとお世話になってるスタッフさんとか、友人もそうだし、いろんな人が喜んでくれて、みんなも喜んでくれて、本当にやっててよかったなと思います」としみじみ。涙が止まらず「みんな1回抱きしめて」とお願いすると、「ぎゅう〜〜!」っとメンバー全員でカイを囲い、温かな空気に包まれた。
最後のリョウガは、「一時期ね、超特急としては東京ドームを最終目標みたいな言葉で表していたりもしたんですけれども。言ってしまえばね、(東京ドームは)ラスボスみたいな立ち位置だと思うんですけれども、残念ですけれども、ラスボスを倒したからって、超特急というゲームを攻略できないんですよね」と未来を予感させ、「8号車の皆さんは…どうかこれからも…僕たち超特急と…僕の涙は東京ドームにお預けです!」と涙を流すことを試みるも失敗し、茶目っ気たっぷりに締めくくった。
ラスト「Party Maker」では、タカシが「超特急はダサい?オワコン?今のこの景色見てみろよ!お前ら最高にカッコいいぞ!」と力強く叫ぶ場面も。ステージを思っきり楽しむメンバーは、服を引きちぎったり、水掛けをしたりと、全力パフォーマンスでラストパートを駆け抜けた。超特急という名の列車は、次なる夢の舞台・東京ドームへとさらにスピードを上げて走り出した。
セットリスト
M1. REALM2.メタルなかよし
M3.AwA AwA
M4. NINE LIVES
M5.メドレー
One/O Signal
Drive on week
ジュブナイラー
Burn!
One/O Signal
M6. KNOCK U DOWN
M7. Believe×Believe
MC
M8.Winter Show
M9.メドレー
バッタマン
ikki!!!!!i!!
超えてアバンチュール
M10. You Don't Care
M11.スピカ
M12.Star Gear
M13.ウインクキラー
M14.Steal a Kiss
M15.JOKER FACE
M16.Ready?
M17. Beautiful Chaser
M18. Countdown
M19. Big Ta-Da!
-ENCORE-
En1.Clap Our Hands!
MC
En2.Drawイッパツ!
En3.Party Maker
【Not Sponsored 記事】
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