

ME:I・MOMONA「頑張った自分を抱き締めて」過酷な準決勝を終えた出場者に涙のエール 決勝進出者が決定<ミスタートロット ジャパン>

サバイバルオーディション番組「ミスタートロット ジャパン」の第9回が、4月16日にLeminoで配信された。第9回は残り4組の準決勝「ライバルデュエットメドレー」審査が行われ、観客投票の結果を受けて決勝戦に駒を進める5人の挑戦者が決まった。(以下、ネタバレを含みます)
“最強10代ペア”が抜群のコンビネーションを披露
「ミスター・トロット」シリーズは、2020年に韓国で放送されるや社会現象を巻き起こした人気番組。挑戦者たちは韓国の音楽ジャンルの一つである「トロット」を歌い上げ、トップの座を目指す。日本版では、昭和から平成にかけて大ヒットした日本の歌謡曲をテーマに選び抜かれた精鋭たちが、初代Mr.TROT(ミスタートロット)の座を懸けてハイレベルな争いを繰り広げている。
第9回は、引き続き準決勝の「ライバルデュエットメドレー」審査が行われた。まずは両者共に低音ボイスを武器にここまで勝ち残ってきた“最強10代ペア”藤崎伊織と橋詰昌慧から。チーム「スチューデント」、チーム「ティーンズ」で切磋琢磨し、友情を築いてきた2人は「ラブソング」をテーマに選び、山崎まさよしの「One More Time,One More Chance」と井上陽水・安全地帯の「夏の終りのハーモニー」を選曲。練習のために橋詰が藤崎の暮らす福岡を訪れ、多くの時間を過ごしてデュエットとしての絆を深めていった。
本番でも抜群のコンビネーションで歌唱。マスター/審査員は悩みながらも投票し、6対5で橋詰が勝利した。Crystal Kayは「『One More Time,One More Chance』ってソロ曲だから男性2人で歌うってかなり難しいし、簡単につまらなくなると思うんですよ。でもそれを最後まで(ハートを)つかんでくれたし、パートのアレンジやハーモニーがすごく考えられていた。2人の歌心を感じることができた」と、評した。
年齢も背景も異なる2人が最高のパートナーに
続いて“舞語り歌手”風水ノ里恒彦と現役高校生の島憂樹という、年齢も背景も異なるペアが登場。2人は「日本」をテーマに、坂本冬美の「夜桜お七」と美空ひばりの「川の流れのように」を選曲し、風水ノ里の芸風に合わせるべく島は初めて日本舞踊に挑戦した。デュエットの練習では、日本舞踊の「男踊り」を習うため、日本舞踊の名取であり、彼らと共に戦ってきたしいたか。に指導を依頼して猛特訓。
本番直前も緊張しいの島を風水ノ里がそばでフォローし、年齢差やライバルであることは関係なく最高のパートナーとしてステージに上がり、安定感のあるパフォーマンスを披露した。歌唱後も、感極まり抱擁する2人の姿に審査員席のメンバーたちはもらい泣き。しかしあくまで勝負であり、投票結果は、7対4で島が勝利した。細川たかしは「歌としてとった場合、(風水ノ里は)素晴らしいよね。特にハイトーンが。近年になく歌がうまいと思っています」と敗れた風水ノ里の歌唱力を絶賛しつつ、2人をねぎらった。
ペアを信じて歌い、勝者と敗者に分けられる過酷な準決勝
「ライバルデュエットメドレー」3組目は、チーム“ダーリン”出身の飯田俊樹と音楽専門学生の具島勇心のペア。
準々決勝のデスマッチでは1対1のバトルを繰り広げた2人が、今回はデュエットとしてステージを作り上げることに。「家族」をテーマに、DREAMS COME TRUEの「晴れたらいいね」と竹内まりやの「いのちの歌」を選曲。歌割りを決める際のオンラインミーティングでは、当初親子と言ってもおかしくないくらい年の差がある飯田に対し、自分の意見を伝えられなかった具島だったが、後悔したくないと思い直し、後日しっかりと本音をぶつける。
それぞれ歌にかける強い思いがあり、意見がぶつかり合ってしまう場面もあったが、最後はお互い納得した上で具島の歌割り案でパフォーマンスを披露。ステージ上では、本音をぶつけ合ったからこそのチームワークが存分に発揮され、6対5の大接戦で飯田が勝利した。
今までの対決で一番迷ったという霜降り明星・せいやは「低音の安定感は飯田さんで、隙間に垣間見えるハイトーンボイスに具島くんらしさがあって、心が揺らいだ。ちょっとワクワクした具島くんに(票を)入れさせていただきました」とコメントした。
最後の1組はチーム「リベンジャーズ」出身の牛島隆太と甘い歌声で魅了する現役大学生・藤井大翔のペア。2人は「応援歌」をテーマに、kokuaの「Progress」、Superflyの「タマシイレボリューション」を選曲し、これまで対決してきた“仲間”たちの思いも胸に練習を進めた。
本番ではド迫力のパフォーマンスで会場を大いに盛り上げ、投票の結果、牛島が9対2で勝利。高橋洋子は「どっちがいいって決められない瞬間にスイッチを押すときって、それでも自分の中に残っている何かを探すことしかできなくて。それがちょっとの差ですけど(牛島に)あったんだと思います」と、苦渋の決断で投票したことを伝えた。
観客投票の結果、決勝進出の5人が決定
準決勝進出5組全ての審査員による審査が終わり、観客投票が行われた。観客はボールに書かれた順位をそれぞれのチームに投票。ボールに書かれた順位に応じて点数が異なっており、1位が5点、2位が4点、3位が3点、4位が2点、5位が1点。この合計点でランキングが決まり、1位のペアはどちらも決勝進出が確定し、第5位のペアはそろって落選となる。
観客の投票結果が3位から発表されジュノ&高野航大ペア、4位が牛島&藤井ペア、5位が飯田&具島ペアの結果に。5位の飯田&具島は両者落選となった。続いて1位と2位が同時に発表され、1位が風水ノ里&島ペア、2位が橋詰&藤崎ペアという結果で、審査員投票では敗れた風水ノ里も島と共に決勝進出を決めた。
惜しくも2位でペアそろっての決勝進出を逃してしまった藤崎は「この番組に出ていなかったら本当に歌をやめていたと思います。ここまで仲良くなれて信頼できる人も今までいなくて、大きな収穫だった。まっさー(橋詰)に託します!」と語った。
彼らの姿を見守ったサブMCのME:I・MOMONAは「どんな結果になっても、大事な人生の分岐点となる瞬間で、これまでの過程も宝物となってこれからの道筋に生きていくと思うので、頑張った自分自身を何より抱き締めてほしいです」と、涙ながらにエールを送った。
「ミスタートロット ジャパン」決勝戦は、5月3日(土)昼1時からLeminoほかで生配信される。11人の審査員らの点数に加え、これまで実施してきた応援投票、そしてリアルタイムでの視聴者投票が加算され初代Mr.TROTが決定する。
◆文=suzuki
※出場者の藤崎伊織の「崎」はタツサキ、高野航大の「高」はハシゴダカが正式表記
※記事内、kokuaの「o」はマクロン付きの「o」が正式表記
関連記事
-
新垣結衣が語りに!“伝説の家政婦”タサン志麻さん夫婦に密着「たくさんの人の心にスッとしみこむはず…」<ふたりのディスタンス>WEBザテレビジョン
-
東京03の超絶サクセスストーリー 全国ツアーだけで「1年食えるくらいはもらえる」WEBザテレビジョン
-
<BLACKPINK>「あつまれ どうぶつの森」内に“BLACKPINK島”がオープン!MVのセットやステージを再現WEBザテレビジョン
-
松井玲奈、大粒の涙…新型コロナ感染中の思い吐露「人生の中では一番苦しいぐらいの数日間」WEBザテレビジョン
-
ジャニーズWEST中間淳太 “探偵”イメージの細身スーツで「小説現代」表紙に!推しミステリから自身の創作活動まで明かすWEBザテレビジョン
-
瀬戸朝香、“なかなか良い感じ”7歳長女によるメイクSHOTに反響「優しくて自然な感じすごくいい」「娘さんお上手!」WEBザテレビジョン
「音楽」カテゴリーの最新記事
-
島谷ひとみ率いる『Yashinoki』がグランベリーパークでデビューライブ開催WWS channel
-
5月5日放送「CDTV」出演アーティスト&SP企画発表 超特急・とき宣・櫻坂46ら出演決定モデルプレス
-
YOSHIKIプロデュース「美麗-Bi-ray-」ドジャースタジアムで米国国歌斉唱が決定!世界デビューへ向け本格始動開始。WWS channel
-
「NexTone Award 2025」受賞作&アーティスト発表!Vaundy、こっちのけんと、SKY-HIらコメント到着!WWS channel
-
Mrs. GREEN APPLE「ラブシャ」9年ぶり出演決定 第2弾出演アーティスト&日割り発表モデルプレス
-
白い美しすぎる女神、河北彩伽 4月26日に生誕祭を開催しファンを魅了。WWS channel
-
NiziU、初の香港公演決定 約1年4ヶ月ぶり海外コンサート開催モデルプレス
-
すとぷりら“STPRファミリー”の魅力を詰め込んだ「STPR Family Festival!!」の舞台裏映像をLeminoで独占配信WEBザテレビジョン
-
INI、JO1、DXTEEN、ME:I、IS:SUEらLAPONEグループ所属アーティストのオリジナル番組総集編をLeminoで独占配信WEBザテレビジョン